シラバス Syllabus

授業名 セミナー 2
Course Title SEMINAR 2
担当教員 Instructor Name 伊藤 博(Hiroshi Ito)
コード Couse Code NUC105_N24B
授業形態 Class Type 演習 Practicum
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 共通専門教育科目300系 / Specialized Subject 300
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2024 UG Nisshin Fall

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

本学では「フロンティア・スピリット」と国際的な視野を重視しており、これを軸にビジネス界で活躍できる人材を育成することを目指している。この理念に基づき、本セミナーは、学生たちがビジネスの世界で求められる高度な知識と戦略的思考能力を身につける機会となる。プレゼンテーション技術の向上や卒業論文の作成プロセスを通じて、実践的なビジネススキルを磨くことができる。
This seminar intends to acquire and/or develop knowledge and strategic thinking skills that business people need through doing presentations and writing theses in an attempt to achieve our mission: to create individuals with frontier spirits and diversity awareness that can contribute to the business world.
This seminar intends to help students improve generic skills, such as critical thinking skills and problem-solving skills (LG-1), and communication skills (LG-4) through writing theses, doing presentations, and having discussions.

授業の目的(意義) / Importance of this course

主にセミナー活動や卒論の執筆や発表や議論への積極的な参加を通じて、自ら考える能力、問題を発見し解決する能力、コミュニケーション能力の向上を目指す。これらの能力や卒論の執筆だけでなく社会に出てからのレポートやプロジェクトプロポーザルの作成に重要である。
Through doing presentations and writing theses, we attempt to help create individuals with frontier spirits and diversity awareness that can contribute to the business world. These skills are important not only for writing a bachelor's thesis but also for writing reports and project proposals after entering the workforce.

到達目標 / Achievement Goal

本セミナーでは主にセミナー活動や卒論の執筆や発表や議論への積極的な参加を通じて、学生が以下のジェネリックスキルを獲得できるようにする。それらのジェネリックスキルはクリティカルシンキング(LG-1)、多様性への意識(LG-2)、倫理的意思決定(LG-3)、コミュニケーション(LG-4)といったジェネリックスキルおよびビジネスの視点からの問題解決力(LG-5)である。

Through doing presentations and writing theses, students will be able to acquire and develop the following generic skills and attributes: critical thinking (LG-1), diversity awareness (LG-2), ethical decision making (LG-3), oral and written communication (LG-4) as well as problem-solving abilities from business perspectives (LG-5).

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

本セミナーでは主にセミナー活動や卒論の執筆や発表や議論への積極的な参加を通じて、学生のクリティカルシンキング(LG-1)、多様性への意識(LG-2)、倫理的意思決定(LG-3)、コミュニケーション(LG-4)といったジェネリックスキルおよびビジネスの視点からの問題解決力(LG-5)の育成を目指す。

Through doing presentations and writing theses, this seminar intends to enable students to acquire and develop the following generic skills and attributes: critical thinking (LG-1), diversity awareness (LG-2), ethical decision making (LG-3), oral and written communication (LG-4) as well as problem-solving abilities from business perspectives (LG-5).

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 60 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 40 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

このセミナーの1番の目的は、学生が構成と内容がしっかりした卒業論文を完成させることにあります。卒業論文の進行状況とその成果の発表は、学生の評価の重要な基準となる。このプロセスを通じて、学生は研究テーマの選定からデータ収集、分析、そして論文の執筆に至るまで、一連の研究手法を学ぶ。また、批判的思考能力と問題解決スキルを養い、自らのアイデアを明確に伝える能力を高めることができる。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

第1~2週:データ分析
目的: 収集したデータを分析し、研究仮説を検証する。
活動内容: データ分析ワークショップ、統計ソフトウェアの使用方法に関するセミナー、分析結果のグループディスカッション。
期待される成果: 参加者はデータを効果的に分析し、研究結果を解釈するスキルを習得する。

第2日(Day2)

第3〜4週:研究結果の整理と論文草稿の作成
目的: 分析結果を整理し、論文の初稿を作成する。
活動内容: 研究結果の報告会、論文執筆に関するワークショップ、初稿のピアレビュー。
期待される成果: 参加者は研究結果を体系的に報告し、論文の初稿を完成させる。

第3日(Day3)

第5~6週:論文の最終化とプレゼンテーション準備
目的: 論文を最終形に仕上げ、成果発表の準備をする。
活動内容: 論文の最終レビュー、プレゼンテーション技術に関するセミナー、プレゼンテーションのリハーサル。
期待される成果: 参加者は卒業論文を完成させ、プレゼンテーションを通じて研究成果を効果的に伝える能力を獲得する。

第4日(Day4)

第7~8週:最終プレゼンテーションとフィードバック
目的: 研究成果を発表し、フィードバックを受ける。
活動内容: 最終プレゼンテーション、質疑応答、教員と同僚学生からのフィードバックセッション。

第5日(Day5)

第11〜12週:最終プレゼンテーションとフィードバック
目的: 研究成果を発表し、フィードバックを受ける。
活動内容: 最終プレゼンテーション、質疑応答、教員と同僚学生からのフィードバックセッション。

第6日(Day6)

第11〜12週:最終プレゼンテーションとフィードバック
目的: 研究成果を発表し、フィードバックを受ける。
活動内容: 最終プレゼンテーション、質疑応答、教員と同僚学生からのフィードバックセッション。

第7日(Day7)

第13〜14週:最終プレゼンテーションとフィードバック
目的: 研究成果を発表し、フィードバックを受ける。
活動内容: 最終プレゼンテーション、質疑応答、教員と同僚学生からのフィードバックセッション。

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 30 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 30 %
予習レポート Preparation Report 0 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 70 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 白井利明・高橋一郎「よく分かる卒論の書き方」ミネルヴァ書房(2013)4623065723

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

「社会調査法の基礎」小野利勝著、プレアデス出版、2009年、ISBN: 9784903814254
「はじめて学ぶマーケティング基礎編」、薄井和夫著、2003年、ISBN: 4272140485

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

このセミナーでは、課題の期日厳守と授業中の積極的な参加を重視し、これらを共通の約束事と定めている。学生には、指定された期日までに課題を提出し、授業中には積極的に意見や質問を発言することが求められる。これらの約束事は、学生がセミナーから最大限の学びを得るため、また、自律的な学習態度と責任感を育むために不可欠である。

約束事を守れなかった場合、その評価はFとなる。この厳しい方針は、学生に対する期待の表れであり、高い学習意欲と責任感を促すためのものである。期日を守れない場合や授業への参加が難しい特別な事情がある学生は、事前に教員に相談することが求められる。このような対話を通じて、柔軟な対応が可能な場合もあるが、基本的にはルールは全員に平等に適用される。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

学歴:
コロンビア大学(教育学修士号)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(教育学博士号)
パリ第一大学パンテオン・ソルボンヌ校(経営学修士号)
名古屋大学(環境学博士号)

研究分野:教育方法・評価、環境政策、NPOマーケティング

Education:
Columbia University (MA in Education)
University of California, Los Angeles (Ph. D. in Education)
Universite de Paris I Pantheon-Sorbonne (MBA)
Nagoya University (Ph. D. in Environmental Studies)

Research areas: Pedagogy and assessment, Environmental policy, NPO marketing

(実務経験 Work experience)

職歴:

国連教育科学文化機関(アソシエートエキスパート)
国連児童基金(教育オフィサー)
青年海外協力隊(村落開発普及員)
プラネットエイドグアテマラ(プロジェクトコーディネーター)
教育サービス会社(インストラクター)

Working Experiences:

United Nations Educational, Scientific, and Cultural Organization (Associate Expert)
United Nations Children's Fund (Education Officer)
Japan International Cooperation Agency (Community Development Officer)
Planet Aid Guatemala (Project Coordinator)
Hinoki Educational Services USA (Instructor)


Refereed Articles

  • (2024) Transforming a Day- Laborer’s Quarter into a Service Hub: An Analysis of the Case of Kotobuki in Yokohama, Japan, Using Public Choice and Neo-Hegelian Theories. Urban Affairs Review
  • (2024) Impact of AACSB Accreditation on Education Quality: Perceptions of Faculty in an Accredited School in Japan. International Journal of Educational Management
  • (2023) Examining transportation-mode changes during COVID-19 in Toyama, Japan. Regional Studies, Regional Science 2168-1376
  • (2023) Regional Sustainable Development Using a Quadruple Helix Approach in Japan. Regional Studies, Regional Science
  • (2022) Promoting urban light rail transit in a compact city context: The case of Toyama City, Japan. Regional Studies, Regional Science

Refereed Proceedings

  • (2020). Cognitive Neuroscientific Explanations of Active Learning: A Conceptual Review. IAFOR Journal of Education .The Southeast Asian Conference on Education. 1. 2. Singapore






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