シラバス Syllabus

授業名 商業科教育法
Course Title Educational regulations in commercial high schools
担当教員 Instructor Name 高塚 勲(Isao Takatsuka)
コード Couse Code NUC103_N22B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 4
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教職課程科目 / Teacher Training
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2022 UG Nisshin Fall

授業の概要 Course Overview

 高等学校の商業の教員免許を取得するための必修科目である。教職を目指すには、強い目的意識と意欲、Frontier・Spirit 必要である。未来社会を担う高校生を教育する知識・技術と豊かな発想力を持つ優秀な商業科教員の育成が国民から求められている。
 高等学校の商業教育の現状、ビジネス教育としての今後の在り方、商業教育の教鞭を執るために必要な教育内容や方法を学修する。商業に関する専門科目は20科目であるが、基本科目の指導方法、学校現場での具体的な事例、キャリア教育の範囲まで幅広く学び、教員として教壇に立つ実践力を養う。
 授業は法令、学習指導要領や現場の実態、体験に基づいた解説とともに、模擬授業・演習・ケースを用いたアクティブラーニング等を行うことにより、自ら切り拓く積極性を身につけることを目的とする。
 本学の「Frontier・Spirit」の中の「基盤力」及び「実践的思考力」、「主体的行動力」の育成が主な学修到達目標である。

This is a compulsory subject to obtain a high school commercial teacher's license. Aiming for a teaching profession requires a strong sense of purpose and a motivated frontier spirit. The people are demanding the development of excellent commercial teachers with knowledge skills and abundant creativity to educate high school students who will lead the future society.
Students will learn the current state of commercial education in high schools, the future of business education, and the educational content and methods necessary to teach commercial education. There are 20 specialized subjects related to commerce, but you will learn a wide range of subjects, including teaching methods for basic subjects, specific examples at school, and the scope of career education, and cultivate practical skills as a teacher.
The purpose of the lessons is to acquire the aggression to develop by oneself by conducting active learning using simulated lesson practice cases, as well as explanations based on laws and regulations, the course of study, the actual situation of the site, and experiences.
The main goal of learning is to develop the basic ability, practical thinking ability, and independent action ability in the "Frontier spirit" of our university.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG6 Managerial Perspectives (BBA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

 到達目標とあわせて、批判的思考、多様性への意識、効果的なコミュニケーションを身につけることを目指す。
 具体的には、教育における様々な法令の基礎を説明することができる。高等学校での教育実習の際、主に授業を行うための資質・技術等を身につけることができる。高等学校の現状を知ることにより、今後の在り方等の検討に積極的に参加し、倫理的思考を基に発言できる。幅広い視点から教育をみることのできるリーダーシップが身につく。などである。

Aim to acquire critical thinking, awareness of diversity, and effective communication along with the goals to be achieved.
Specifically, it can explain the basics of various laws and regulations in education. During practical training in high school, you can acquire the qualities and skills mainly for teaching. By knowing the current situation of high school, you can actively participate in the examination of future ideals and speak based on ethical thinking. Acquire leadership that allows you to see education from a wide range of perspectives. And so on.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 20 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 40 %
フィールドメソッド Field Method 40 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

(1) 準備学修
  ケースを活用した討論に備えるための予修及び模擬授業のための学習指導案の作成、指導方法等の準備学修を課
す。
(2) 課題
  ケースメソッドにおけるグループ討議のための事前課題及びテーマに基づくレポートの提出、フィードバックに
よる修正等の課題を課す。
(3) 中央情報センターの活用
Summaryの作成を求めるので、中央情報センターを利用して研究に励み、商業教育の学びを深める。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

※ 2週分を「授業スケジュール」の一枠に記載
〇 Guidance(シラバスに基づく授業の概要等)
〇 Approach(教育に関する法令)


●使用するケース
・ 4年次における教育実習に対する抱負と不安について

第2日(Day2)

〇 商業教育の歩みと社会的役割(商業の変遷と学校教育の役割)
〇 商業の概念、商業教育の必要性と意義(ビジネス教育としての商業教育と不易の商業教育)

●使用するケース
・ 我が国における商業教育の「不易と流行」について

第3日(Day3)

〇 商業高等学校の経営と現状 Ⅰ (『学校経営案』の解説)
〇 商業高等学校の経営と現状 Ⅱ (『学校経営案』の解説)

●使用するケース
・ 県立商業高等学校の『学校経営案』を基に、高等学校の在り方について考える。

第4日(Day4)

〇 『高等学校学習指導要領』 Ⅰ (総則の解説)
〇 『高等学校学習指導要領』 Ⅱ (教科商業の解説)

●使用するケース
・ 文部科学省告示『高等学校学習指導要領』を基に、新学習指導要領の改定経緯とねらいについて考える。 

第5日(Day5)

〇 教育課程の編成(教科商業の目標と『教育課程編成表』の作成)
〇 『学習指導案』の作成と学習評価について(『学習指導案』の実際と学習評価の観点等)

●使用するケース
・ 教壇場面実技 Ⅰ

第6日(Day6)

〇 科目「簿記」の指導方法 Ⅰ (指導方法の実際と討議)
〇 科目「簿記」の指導方法 Ⅱ (指導方法の実際と討議)

〇 科目「ビジネス基礎」の指導方法 Ⅰ (指導方法の実際と討議)
〇 科目「ビジネス基礎」の指導方法 Ⅱ(指導方法の実際と討議)

●使用するケース
・ 4年生からの教育実習体験談

第7日(Day7)

〇 科目「情報処理」の指導方法 Ⅰ (指導方法の実際と討議)
〇 科目「情報処理」の指導方法 Ⅱ (指導方法の実際と討議)

〇 優秀な商業科教員について(期待される商業科教員の在り方について考察)
〇 今後の商業教育について(商業教育の課題と今後の在り方について考察)

●使用するケース
・ 教壇場面実技 Ⅱ

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 10 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 10 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 20 %
予習レポート Preparation Report 5 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 20 %
ケース試験 Case Exam 20 %
最終レポート Final Report 5 %
期末試験 Final Exam 20 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 10 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

 ケース試験及びシミュレーション成績は、主に模擬授業で評価する。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 文部科学省「高等学校学習指導要領(平成三十年告示)解説 商業編」実教出版(2019)978-4-407-34863-7
  • 安藤英義・粕谷和生ほか「新簿記」実教出版(2022)978-4-407-20499-5
  • 青島矢一・粕谷和生ほか「ビジネス基礎」実教出版(2022)978-4-407-20497-1
  • 並木通男ほか「最新 情報処理」実教出版(2022)978-4-407-20502-2

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

(1) 文部科学省「高等学校学習指導要領(平成三十年告示)」、東山書房(978-4-8278-1567-2)
(2) 番場博之「職業教育と商業高校」、大月書店(978-4-272-41214-9)
(3) 全国商業高等学校長協会「商業教育130周年記念誌」
(4) 産業教育振興中央会「月刊 産業と教育」、実教出版(978-4-407-90225-9)
(5) 日本商業教育学会編「21世紀の商業教育を創造する」、実教出版(978-4-407-34457-8)
(6) 笠木秀樹編著「商業科教育法」、東京法令出版(978-4-8090-6404-3)
(7) 高校教育研究会編著「月刊 高校教育」、学事出版(雑誌 03414-7)
(8) 日本商業教育学会「商業教育論集」、文星堂ほか
(9) 上山 勝著「人権教育講話集」、学事出版(4-761-90344-9)
(10) 東海林 明著「高校教師入門」、学事出版(978-4-761-91811-8)

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

 授業調査結果は、全ての項目において平均を大きく上回った。受講者は決して多くはないが、教育実習のための準備を含めて、高等学校の教員として備えるべき自覚と目的意識をしっかり持って受講してくれた賜物である。

担当教員のプロフィール About the Instructor 


(実務経験 Work experience)

・2014年3月 愛知県立高等学校長退職
・2016年4月~名古屋商科大学非常勤講師
・2018年4月~岡崎女子短期大学特任教授







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