授業名 | アカデミックライティング |
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Course Title | Academic Writing |
担当教員 Instructor Name | 梅木 陽子(Yoko Umeki) |
コード Couse Code | NUC065_N24A |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
授業形式 Class Format | On Campus |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
科目区分 Course Category | 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100 |
学位 Degree | BSc |
開講情報 Terms / Location | 2024 UG Nisshin Spring Intensive |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
この講義は、日本語で「書く」能力の基礎を固めることを目指す。受講生一人一人がイノベーティブで倫理観あるリーダーとして成長し、ビジネス界や社会の発展をもたらす知識の創出の過程で、わかりやすい文章が書けることは大きな武器になると考えられる。
This course aims to establish the foundation of writing skills in Japanese. It is believed that the ability of craft clear and coherent sentences will be a significant asset for each student‘s development as an innovative and ethically minded leader, contributing to the creation of knowledge that drives progress of the business world and society.
授業の目的(意義) / Importance of this course
学生は文章を書く前の考え方や、簡潔な文章を書くコツを学ぶ。実践練習を通じて、大学生に必要な文章作成力の基礎を身につける。
Students will learn how to plan before writing and where they should pay attention to when writing. Through practical exercises, students will gain basic academic writing skills necessary for university students.
到達目標 / Achievement Goal
この講義を受けると、次のことができるようになる
<知識領域>
・わかりやすい文の構造について説明できる。
<態度・習慣領域>
・諸活動を通じて、クラスメイトと協調することができる。
<技能領域>
・読み手を想定して、文体を選択することができる。
・書き言葉で統一した文章が書ける。
・全体を三部分に分けた文章を構成できる。
・段落に中心文と支持文を盛り込んだ文章を作成できる。
<汎用的能力>
・文章を読む能力も向上する。
<知識領域>
・わかりやすい文の構造について説明できる。
<態度・習慣領域>
・諸活動を通じて、クラスメイトと協調することができる。
<技能領域>
・読み手を想定して、文体を選択することができる。
・書き言葉で統一した文章が書ける。
・全体を三部分に分けた文章を構成できる。
・段落に中心文と支持文を盛り込んだ文章を作成できる。
<汎用的能力>
・文章を読む能力も向上する。
Through taking this course, students are expected to be able to;
- Explain the structure of clear and understandable sentences.
-Collaborate with classmates through various activities.
- Choose the appropriate writing style considering the reader.
- Write coherent and unified passages.
- Structure passages into three parts.
- Create paragraphs with a main idea and supporting details.
<General Competence>
-Be a better reader by improving writing skills.
- Explain the structure of clear and understandable sentences.
-Collaborate with classmates through various activities.
- Choose the appropriate writing style considering the reader.
- Write coherent and unified passages.
- Structure passages into three parts.
- Create paragraphs with a main idea and supporting details.
<General Competence>
-Be a better reader by improving writing skills.
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
本講義を受講後、学生は論理的かつ明瞭に内容を伝え、記述することができる。(LG4)
At the end of the course, students will gain the ability to convey and describe contents logically and clearly.(LG4)
SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals
Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
---|---|---|
インプット型 Traditional | 60 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 40 % |
フィールドメソッド Field Method | 0 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
●事前学習:以下のいずれかを事前学習とする。時間の目安は各回100分とする。1)指示されたケースを読み、問題の答えを予習レポートとしてまとめる。2)ケース以外に、講義で与えられた課題作文に取り組む。
●事後学習:以下のいずれかを事後学習とする。時間の目安は各回100分とする。1)添削された課題を受け取り、修正点を推敲する。2)ケースに関連のある参考資料を探したり、参考文献を読む。
●レポート・課題に対するフィードバック:フィードバックは以下のいずれかの方法で行う。1)Google Classroomに提出された課題について評点、またはコメントを付けて返却する。2)課題のポイントを整理した上でのピアフィードバック。3)課題のポイントを整理した上でのセルフチェック。
●中央情報センターの活用:参考資料の検索、及び関連図書の貸し出しを推奨する。
●事後学習:以下のいずれかを事後学習とする。時間の目安は各回100分とする。1)添削された課題を受け取り、修正点を推敲する。2)ケースに関連のある参考資料を探したり、参考文献を読む。
●レポート・課題に対するフィードバック:フィードバックは以下のいずれかの方法で行う。1)Google Classroomに提出された課題について評点、またはコメントを付けて返却する。2)課題のポイントを整理した上でのピアフィードバック。3)課題のポイントを整理した上でのセルフチェック。
●中央情報センターの活用:参考資料の検索、及び関連図書の貸し出しを推奨する。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
・講義の目的の共有。・読み手を想定して書くことの重要性を考える。
・日本語の特徴と書き言葉の歴史を振り返る。
・わかりやすい文章の条件を確認する。
・日本語の語彙力を強化するための練習問題に取り組む。
・オンラインクイズ①
●使用するケース
「方言がなかったら?」(自作ケース)第2日(Day2)
・「語」「文」「段落/パラグラフ」「文章」の違いを理解する。・中心文と指示文を意識して、「段落/パラグラフ」が書けるように練習する。
・文末と接続詞の重要性を理解する。
・二つの文章の型(「階段型」と「逆三角形型」)の違いを理解する。
・事実と意見を区別することの重要性を知る。
・オンラインクイズ②
●使用するケース
「もどかしい気持ち」(自作ケース)第3日(Day3)
・5W3H(when, where, who, what, why, how, how much, how many)を含めた要約のやり方を学ぶ。・行間の読み取りの練習も合わせて行う。
・現代の日本語に関する諸問題について意見文をまとめる。
・オンラインクイズ③
●使用するケース
「ギャル式ブレストは効果ある?」(自作ケース)第4日(Day4)
・意見文を補強するための、資料の引用について学ぶ。・なぜ引用について学ぶか、どのような点に注意して引用するかを具体的に学ぶ。
成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
・講義の中で「佳作」として文章を紹介された場合、クラスへの貢献として挙手・発言に加点する。
・小テストにはオンラインクイズ、および課題作文の評価を含む。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 0 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 20 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 20 % |
予習レポート Preparation Report | 20 % |
小テスト Quizzes / Tests | 30 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 0 % |
期末試験 Final Exam | 30 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
・授業内での挙手・発言の評価は回数と内容の両面を勘案する。・講義の中で「佳作」として文章を紹介された場合、クラスへの貢献として挙手・発言に加点する。
・小テストにはオンラインクイズ、および課題作文の評価を含む。
教科書 Textbook
- 自主教材を配付する「「<特定の教科書を使用しない>」」*(*)
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
阿部紘久(2009)『文章力の基本~簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック~』日本実業出版社
後藤芳文・伊藤史織・登本洋子(2014)『学びの技(YOUNG ADULT ACADEMIC SERIES)』玉川大学出版部
川辺秀美(2010)『22歳からの国語力』講談社
中野徹(2021)『考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法』講談社
山﨑康司(2009)『入門 考える技術・書く技術~日本人のロジカルシンキング実践法~』ダイヤモンド社
後藤芳文・伊藤史織・登本洋子(2014)『学びの技(YOUNG ADULT ACADEMIC SERIES)』玉川大学出版部
川辺秀美(2010)『22歳からの国語力』講談社
中野徹(2021)『考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法』講談社
山﨑康司(2009)『入門 考える技術・書く技術~日本人のロジカルシンキング実践法~』ダイヤモンド社
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
残暑厳しい中で、集中講義に参加した学生達は学ぶ意欲が強かった。教材の選定や、個人作業とグループ作業の割合など飽きずに学生が取り組めるような工夫を重ねたい。
担当教員のプロフィール About the Instructor
南山大学大学院 修士(日本語教育)
MA in Japanese Language Education, Nanzan University
Refereed Articles
- (2024) An Attempt to Support Students Autonomy in Constrained Extensive-Reading Course. Language and Culture (49): ISSN 1345-1642
- (2022) Changes in reading strategies and learners' attitudes toward reading through extensive reading. "Language and Culture: Bulleting of Institute for Language Education" 73(46): 1345-1642
- (2019) Gender stereotypes in business Japanese Textbooks---Apprearance, emotions and activities----. "Language and Culture: Bulleting of Institute for Language Education" 68(41): 1345-1642
- (2008) Setting the Class Goal for Students' Future. Japanese Language Teaching in Asia- Pacific Region 1
- (2008) The Past, The Present and The Future of Female Language in Japanese. Japanese Language Teaching in Asia- Pacific Region 1