シラバス Syllabus

授業名 セミナー 4
Course Title SEMINAR 4
担当教員 Instructor Name 松尾 信之(Nobuyuki Matsuo)
コード Couse Code NUC061_N22B
授業形態 Class Type 演習 Practicum
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門教育科目300系 / Specialized Subject 300
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2022 UG Nisshin Fall

授業の概要 Course Overview

「新時代のアジアと世界をつなぐ能力を有している」(mission statement 末尾)とはすなわち、こちら側(アジア)をあちら側(世界)に紹介し、理解してもらったうえで、相互の主張をすり合わせることだと考えます。本科目ではそのために、我々自身の「アジア理解」を深めます。
A. 本科目の意義、背景、内容、重要性

 意義、背景は以下の2点です。


1. アジアの様々な事例の研究を通じて、批判的思考力を養うこと。そして各人なりにアジアを理解し、各人なりのアジア認識を持つこと。
2. 学習のスキルを身につけること。


 内容、重要性は下記です。


 夏休みの課題として学年末論文の草稿を執筆し、今学期第1週に提出します。松尾が添削して返却します。

 セミナーの時間には、各人が自分の論文草稿を発表します。発表者以外は必ず積極的に質問・意見を 尾辺、また規定の質問・感想用紙に記入してください。

 こうした作業を通じて、各人は自分の論文草稿に補足・修正を加えて論文を作成します。

B. 卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連について


 「ディプロマポリシー」の根幹である「建学の精神」に「国際主義」とあり、学生の「広い視野と深い洞察力」を要求しています。本科目はそれらの養成を目的としています。
我々自身の「アジア理解」を深め、アジアの中の日本、世界の中の日本、という認識をより深めること。

Students are required to learn basic knowledge about Asian history to introduce Asia to the world. Students are supposed to learn asia from ancient to present times, from middle east to far east.
A . Students are required to learn basic knowledge about Asia and to have their own point of view on it. Students are supposed to learn at first Asia totally, then to study their own specific theme about Asia.
B. This course intends to foster students' international point of view.
Students learn basic knowledge about Asia and have international point of view.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

1. アジアに関する基礎知識と各人なりのアジア認識。
2. 批判的思考力と学習のスキル。

basic knowledge about Asia and students' own point of view on it

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 16 平和と公正をすべての人に(Peace and Justice Strong Institutions)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 0 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 100 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

 学修方法 「百聞は一見に如かず」。

 私は21歳の時にベトナム史を志し、その後数年間、ずっと文献でベトナムを研究していました。ようやく26歳になって初めて実際に行くことができました。その時のショックは、目から鱗が落ちるどころではありませんでした。その時はしばらくの間、「自分がいかにベトナムを知らなかったか」と、毎日のように反省させられました。以後周辺諸国に行った際も、いつも「見ると聞くとは大違い」を実感します。 要するに異文化理解には書物から研究するだけでは、あまりに不十分です。各人には学生時代、せめて1度はアジアに実際に行って、自分で見、聞き、嗅ぎ、触り、食べることを期待します。 また普段からありとあらゆる方法でアジアと接するように心がけて下さい。たとえば興味のある地域の言語を勉強したり、その地域の料理を食べたり、作ったり、音楽を聴いたり、その演奏を習ったり・・・。 セミナーの時間にもせめて映像的イメージ(テレビ、映画、写真など)にふれる機会を出来るだけ作りたいと考えています。

・準備学習:教科書の、各週講義に該当する部分を読んでおく(約1時間)。

・レポートについて:進度に応じ、適宜(学期に2、3回程度)レポートを科します。詳細は第1講にて説明します。採点して返却します。

・中央情報センターの活用について:教科書、参考書はすべて情報センターに置いてあります。その他の関連する資料も含め、積極的に利用してください。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

第1週 研究方法論:研究方法や、その成果の発表方法のガイダンス

●使用するケース
発表1 石田(知)、工藤。「発見された白骨]

第2日(Day2)

発表2 川崎、野村。「ガーダの結婚、そして出産」

●使用するケース
発表3 小形、尾崎。「アウトカーストに生きる」

第3日(Day3)

発表4 古川、千代谷。「老いて大地に生きる」

●使用するケース
発表5 西條、立松。「パレスチナ」

第4日(Day4)

発表6 塚田、山口。「国境を越える韓国コテグリ船」

●使用するケース
発表7 石田(憂)、佐藤。「インドネシアの山火事」

第5日(Day5)

発表8 柳川、伴。「北京ロック」

●使用するケース
発表9 小坂、笹沼。「カンボジア内戦」

第6日(Day6)

発表10 南、三谷。「アフガン内戦の行方」

●使用するケース
発表11 佐久間、金子。「アフガニスタン・バーミヤン遺跡」

第7日(Day7)

発表12 和泉、大吉。「ヘブロン・ほど遠い平和」

●使用するケース
まとめ:1年間のセミナーのまとめ

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 10 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 10 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 20 %
予習レポート Preparation Report 0 %
小テスト Quizzes / Tests 20 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 60 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 安田 峰俊 「現代中国の秘密結社」中公新書ラクレ 716(2021)978-4121507167

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

木下是雄「理科系の作文技術」中公新書、1981

浜田麻里ほか著『大学生と留学生のための論文ワークブック』くろしお出版、1997,4-87424-127-1

学習技術研究会編著『知へのステップ』くろしお出版、2002,4-87424-247-2

中村武久・中須賀常雄「マングローブ入門」めこん、1998,4-8396-0117-8

アジアプレス・インターナショナル編「アジアの傷 アジアの癒し」4-8331-1055-5

森枝卓士「アジア菜食紀行」講談社現代新書、1998,4-06-149421-x

巌谷国士「アジアの不思議な町」

野村進『アジアの歩き方』講談社現代新書、2001,4-06-149576-3

中村茂樹など「アジアの水辺空間」鹿島出版会、19994-306-07223-1

酒井亨「はー(「口」へんに「合」)日族(ハーリーズー)」光文社、2004,4-334-03248-6

亜洲奈 みづほ『「アジアン」の世紀』中公新書ラクレ, 2004

奥野卓司『日本発イット革命』岩波書店, 2004、4-00-024233-4

アジア太平洋資料センター『徹底解剖100円ショップ』コモンズ, 2004、4-906640-74-5

江上剛『戦いに終わりなし―最新アジアビジネス熱風録』文藝春秋, 2008/04, 4163701001

大塚茂『アジアをめざす飽食ニッポン』家の光協会, 2005/06, 4259546767

大泉啓一郎「老いてゆくアジア」 (中公新書 1914) (2007/09) ISBN-10: 4121019148

宮崎正勝「 グローバル時代の世界史の読み方」(吉川弘文館 歴史文化ライブラリー183) (2004/11) ISBN-10: 4642055835

マーヴィン・> ハリス『食と文化の謎』岩波現代文庫, 2001/10, ISBN-10: 4006030469

小泉武夫『 発酵は力なり―食と人類の知恵』 日本放送出版協会 NHKライブラリー, 2004/05, ISBN-10: 4140841834

佐藤洋一郎『 稲の日本史』 角川書店 角川選書, 2002/06, ISBN-10: 4047033375

石弘之『地球・環境・人間(2)』  岩波科学ライブラリー, 2008/02, ISBN-10: 4000074814

佐藤 洋一郎 , 渡邉 紹裕 「塩の文明誌―人と環境をめぐる5000年」 NHKブックス 2009


田中 優子 グローバリゼーションの中の江戸 (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ) 新書 – 2012/6/21 ISBN-13: 978-4005007172

村上 隆 金・銀・銅の日本史 (岩波新書) 新書 – 2007/7/20 ISBN-13: 978-4004310853

水野 和夫
「100年デフレ―21世紀はバブル多発型物価下落の時代」
日経ビジネス人文庫 2009

フェリペ フェルナンデス=アルメスト (小田切勝子 訳)
「食べる人類誌―火の発見からファーストフードの蔓延まで」
ハヤカワ・ノンフィクション文庫 201



食と農の未来―ユーラシア一万年の旅 (地球研叢書) 単行本 – 2012/4 佐藤 洋一郎 ISBN-13: 978-4812211762



松島 大輔 (著) 空洞化のウソ――日本企業の「現地化」戦略 (講談社現代新書) 新書 – 2012/7/18 ISBN-13: 978-4062881630

カビール セガール 貨幣の「新」世界史――ハンムラビ法典からビットコインまで 2016/4/22 早川書房415209611X

•野地 秩嘉 「アジアで働くいまはその時だ」(2014)日経BP社

駒形哲也 「東アジアものづくりのダイナミクス」明徳出版社(2017)978-4896197235

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

平均前後だったので、今後はより良い結果を得られるよう励みます。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

文学修士 東京大学

研究分野:アジア史、東南アジア社会

M.A. University of Tokyo

Asian history, Society in Southeast Asia

Refereed Articles

  • (2016) Vietnamese History Seen from the Mountain Areas. Grants-in-Aid for Scientific Research - JSPS






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