シラバス Syllabus

授業名 セミナー 1
Course Title SEMINAR 1
担当教員 Instructor Name 関根 豪政(Takemasa Sekine)
コード Couse Code NUC060_N21A
授業形態 Class Type 演習 Practicum
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 共通専門教育科目300系 / Specialized Subject 300
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Spring

授業の概要 Course Overview

本講義は「イノベーティブで倫理観あるリーダーの育成」に貢献すると思われる。学生は、絶えず革新的なアイディアの創出を求められ、また、法的な問題の議論を通じて「倫理観」を養うことができる。
 セミナー1では、大きく2つのことを目指す。まずは、コミュニケーション能力や、プレゼンテーション能力など、通常の講義では習得が難しい能力の向上に努める。最初は比較的簡単なテーマの議論から始め、徐々に、思考力が求められるようなテーマで議論がきちんとできる能力を磨く。第2に、自分が卒論で取り扱う専門的なテーマを見つける上で必要とされる基礎知識の習熟に努める。まずは、広く関連知識を学ぶことで、自らの関心事項を発見するようにする。
講義の概要に記載したように、コミュニケーション能力の向上が最も期待される。シミュレーションゲームを多く導入する予定のため、学生は楽しくコミュニケーションすることができると思われる。また、貿易問題や環境問題など、セミナーで取り扱う基礎テーマについてプレゼンテーションを通じて勉強するため、基礎知識とアウトプット能力の双方が同時に向上できる。

This course may contribute to the development of "education of innovative and ethical leaders" as the seminar requires students to create innovative ideas and think about ethics through the examination of legal issues.
The aim of Seminar 1 is twofold: First, it will engage in activities that may contribute to develop abilities necessary for communication and presentation. Beginning from simple topics, the seminar will gradually embrace more complicated topics that may require the ability to think. Second, it will seek to learn knowledge that would form the base for students' further researches. Students are required to find a topic for their graduation thesis in this period.
Through the various simulations that would be introduced in the seminar, students may enhance communication ability. In addition, as the course require students to make presentation regarding global issues such as trade and environment, attendants can enrich both basic knowledge as well as output ability.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

学生にはコミュニケーション能力の向上が期待される。

Students may develop the ability for proper communication.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 20 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 80 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

セミナー生には、プレゼンテーションとレポートの双方に取り組んでもらうことになる。前者については、その場でコメントを行う時間を設けることで、より優れたプレゼンができるようにトレーニングする予定である。後者については、レポート・論文の書き方を事前に指導すると同時に、個別のレポートや論文をチェックして個別指導も行っていく予定である。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

第1回 イントロダクション
 まずは、セミナーのメンバー間を知るために、自己紹介の時間や、初歩的な共同作業の時間をとる。また、初回はセミナーの進め方について説明し、必要に応じて、学生と相談しながら決めていく。
第2回 家賃交渉ゲーム
 コミュニケーション能力や判断力などを養うために、まずは簡単なゲームを通じてトレーニングを行う。ここでは、家賃ゲームなるものを利用する。

●使用するケース
家賃交渉シミュレーション(自作ケース)

第2日(Day2)

第3回 価格設定ゲーム
 引き続き、コミュニケーション能力などを養うための基礎トレーニングを行う。今回は、グループワークとクループ間の作業を通じて、それらの能力の向上に努める。
第4回 トラブル解決ゲーム
 よりビジネスライクなシミュレーションゲームを行う。利害関係が対立している状況で、相手を説得することを目指す交渉ゲームである。ビジネスの場で意思決定を行うことの難しさを学んでもらいたい。

●使用するケース
価格設定シミュレーション(自作ケース)
トラブル解決シミュレーション(自作ケース)

第3日(Day3)

第5回 景品表示法ゲーム
 今度は、より知識ベースのゲームに取り組むことで、知識とコミュニケーション能力の双方の向上に努めたい。景品表示法は、ビジネスをしていくうえで、関係性の強い法律のため、これを学ぶことはメリットが多い。
第6回 論文・レポートの書き方講座
 徐々に、セミナーの活動に慣れてきたと思われる時期に入るので、徐々に論文やレポートの書き方について勉強する。ここでは、論文の構成に必要な知識や、注釈の利用方法などの技術的な指導も行う。

●使用するケース
景品表示法シミュレーション(自作ケース)

第4日(Day4)

第7回 基礎知識①:貿易について
 本セミナーで扱う大きなテーマの1つである貿易問題について基礎知識を養う。セミナー生は、この時期に開催される基礎知識に関する講義を通じて、自らの興味があるテーマを見つけ、卒論などにつなげてもらう予定である。
第8回 基礎知識②:環境問題について
 前回と同様、基礎知識を習得するための講義や討論を行う。今回扱うテーマは地球環境問題であり、温暖化問題、廃棄物の越境的移動、オゾン層の破壊、原子力発電などの問題を取り上げる。

第5日(Day5)

第9回 基礎知識③:経済関係の法律について
 今回は経済関係の法律を取り上げて、基礎知識の習得に努める。具体的な法律としては、独占禁止法、景品表示法、下請法などを取り上げる予定であるが、学生の興味に応じて別の法律も取り上げてみたいと考える。
第10回 プレゼン①:興味のあるトピックの報告①
 第6回から第8回にかけて開催された基礎知識の習得のためのセッションを経て、学生が個別に興味を持ったテーマについての基礎的な内容をプレゼンする。学問的なプレゼンの手法についても学ぶことになる。

第6日(Day6)

第11回 プレゼン②:興味のあるトピックの報告②
 一度にすべてのセミナー生のプレゼンを実施することは難しいので、3回に分けて実施する予定である。極力、似たテーマの学生のプレゼンを連続させることによって、内容の比較を容易にすることも試みたい。
第12回 プレゼン③:興味のあるトピックの報告③
 一連のプレゼン期間の最終回。プレゼンを終わらせた学生については、他の学生のプレゼンに対して適切な質問を行うこともトレーニングする。

第7日(Day7)

第13回 ディスカッション
 より多くの学生の発言機会を確保するため、ディスカッションセッションは2回に分けて細分化されたグループで実施する。これにより、学生には発言をしない言い訳を作らせない。
第14回 まとめ
 1学期の間の取り組みを振り返り、自分が伸ばせた能力、苦戦した取り組みなどを整理する。それにより、今後、自分が何を重視してセミナー活動に取り組んでいくべきか、理解することを目指す。

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 0 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 70 %
ケース試験 Case Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
最終レポート Final Report 30 %
期末試験 Final Exam 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

最終レポートは本講義では卒業論文を意味する

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 指定なし「指定なし」指定なし(指定なし)

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

学生の関心・卒論に選ぶテーマに応じて適宜個別に指定・指導する予定。

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

卒論のための資料収集の方法などについては、学生がすぐ忘れるので、しつこく指導するように頑張ります。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

慶応義塾大学法学研究科博士課程、慶応義塾大学法学研究科助教(有期・研究奨励)、日本学術振興会・特別研究員(PD)、学習院大学や大宮法科大学院大学等の非常勤講師を経て、現職。 現在、内閣府・政府調達苦情検討委員会の委員も務める。主な研究分野としては、国際経済法の領域でも特に、「貿易と環境」、「対抗措置と比例性」、「WTOと自由貿易協定(FTA)の関係」等といったテーマの研究に取り組んでいる。

Takemasa SEKINE is an Associate Professor at Nagoya University of Commerce & Business (NUCB) in Japan. He received his legal education at Keio University, Japan (Ph.D. and LL.M) and was later engaged as a post-doctoral research fellow at the Japan Society for Promotion of Science (JSPS). He is currently a board member of the Government Procurement Review Board in Japan, and also joining research projects hosted by Japanese governmental institutions, such as the Ministry of Foreign Affairs of Japan and the Research Institute of Economy, Trade and Industry (RIETI).

Refereed Articles

  • (2019) The Possibility of Enhancing Subsidy Disciplines: The EU's Attempts through the Free Trade Agreements. Financial Review 140
  • (2019) The US–Japan trade deal: small agreement, broad implications. East Asia Forum
  • (2018) Enhanced Third Party Rights under the WTO Dispute Settlement System. Manchester Journal of International Economic Law 15(3): 1742-3945
  • (2016) Competition Related Provisions in East Asian FTAs: Their Trends and the Possible Impact of Mega FTAs. Chinese (Taiwan) Yearbook of International Law and Affairs 32 9789004316546
  • (2015) Financial Compensation in Trade Dispute Settlements: Can the Free Trade Agreement Experiment Be Successful?. ASIAN JOURNAL OF WTO & INTERNATIONAL HEALTH LAW AND POLICY 10(2): 1819-5164






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