シラバス Syllabus

授業名 コンピュータと情報化社会
Course Title Computer & Information Society
担当教員 Instructor Name 安藤 正純(Masazumi Ando)
コード Couse Code NUC047_N21A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format Live Virtual
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門専門科目200系 / Specialized Subject 200
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Spring Intensive

授業の概要 Course Overview

このClassは、「幅広い視点から最先端のITについての理解と経験を深めること」により、本学のMission Statementにある ① 世界的視野でビジネスに取り組むために不可欠な素養を構築支援すること、及び ② ビジネス界に広く貢献できる能力と視座を持った先導者と起業家を育成すること、を目標とするものです。
 「情報化社会」とは、情報がヒト・モノ・カネなどの経営資源と同等の価値を持ち、情報を中心として機能する社会のことです。 そこでは、IT(情報通信技術)の爆発的な進展とともに、ビジネスを取り巻く環境が、時々刻々と変化し続けています。 企業を取り巻く外部環境のそのような急激な変化の下で、経営者が、その専門性を生かしつつ、リーダーシップを発揮して、組織の活動を取り纏め、所定の成果を達成する為には、最先端のITに関する知見・経験が不可欠です。このため、このClassでは、受講生が「情報活用の実践力」「情報の科学的な理解」「情報社会に経営者として参加するための最低限の素養」を獲得できるように支援します。
この講義の目標は、受講生の皆さんが、将来、企業経営者となった際に、最先端の技術革新の成果を他に先駆けて取り入れて、その恩恵を効果的に享受・活用することにより、他との差別化を図り、競争優位性を確立することができるように、受講生の皆さんがICTに関する基礎的知識と経験を獲得し、習熟することを可能にすることにあります。
このClassの目標は、受講生の皆さんが、将来、企業経営者となった際に、最先端の技術革新の成果を他社に先駆けて取り入れ、その恩恵を効果的に享受・活用することにより、他社との差別化を図り、競争優位性を確立することができるようにすることにあります。 そのため、このClassでは、受講生の皆さんが、「ITに関する基礎的知識と経験」を獲得し、習熟することができるように支援します。

このClassで学ぶことにより、受講生の皆さんは、「情報を活用する能力」を獲得することができます。即ち、必要に応じてITを活用して、問題を定量的に分析し、理想の姿を具体化することできる力やDataを重視する力を獲得することができるようになります。特に重要なのは、「情報の科学的な理解力」です。具体的には、いかなる状況においても課題を解決するために、「何故?、どうして?」と考え、定量的な分析を通して,Goalの姿を的確に捉えて行く力です

This class will accomplish the ultimate objectives mentioned in the University's Mission Statement such as to
(1) help building the ingredients indispensable to work on the business with global prospects and also (2) educate the innovative and ethical leaders with a Frontier Spirit through the endeavors to allow students to explore the expertise and experience in the most advanced IT with broader perspecitve
“Information Society" means such a society that information has an equivalent value as other management resources such as manpower, goods and capital and also that it functions as a main driving force. Along with the explosive development of ICT (information and communication technology), a business environment surrounding business keeps evolving, moment by moment. Business managers are required to master the expertise and experience in the most advanced ICT so that they could apply leadership, manage business activities and thereby accomplish the business objectives. The objectives of this class are set to have future business managers to acquire the basic expertise and experience required to enable them to utilize the result and benefits of the most advanced ICT so that they could differentiate themselves with others and accomplish the competitive advantage over them.
The objectives of this class are set so that all of students in the class could obtain the capability of utilizing the most advanced IT ahead of competitors and of benefitting the effect of IT in order to differentiate from other and accomplish the competitive advantage over others in the future when they make business managers. For this objectives this class will help students in their obtaining and mastering the basic expertise and experience in IT.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

このClassを受講した後に得られる具体的なSkillは、①「Digital Transformation力」【ITの進展に合わせて、旧来のBusiness Modelを変革するとともに、新規のBusiness Modelを創出するのを可能にする力】 及び ② 「Digital Governance力」【現場におけるITの活用の現況をしっかり把握して、必要な経営判断を下すのを可能にする力】です。

The learning outcomes of this class would be 1) Digital Transformation Capability and 2) Digital Governance Capabilities to be acquired by the students
.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 9 産業と技術革新の基盤をつくろう(Industry, Innovation and Infrastructure)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 40 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 60 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

・準備学習:
このClassでは、① 事前に提示する「Case Discussionの事前課題」や「その他の課題」への回答の作成 と ② 前回授業の復習 とを確実に実施した上で、授業に臨むことを期待しています。毎回の授業において、事前の準備学習を実施してきたかどうかを確認し、評価に反映します。 事前の準備学習に必要な時間は、約2時間です。
・ Reportに対するFeedback方法:
提出されたReportに対するFeedbackは、必要に応じて、Office Hourに研究室で個別に指導します。 又、全てのReportについて、GoogleClassroomでCommentを付して返却します。
・中央情報センター(図書館)の利用について:
このClassでは、Businessの現場で求められるのと同様に、広範な範囲の課題にSpeed感をもって取り組んでいきますので、受講生の皆さんは、各人の知識・経験・専門分野・指向性・将来方向などに基づいて、中央情報センターを効果的に活用し、講義内容の理解度を更に高めることを期待します。
・ 「Mini Test」: 
毎回の講義の開始時に「Mini Test」を実施します。「Mini Test」は、「前回の講義の基本的事項の理解度を検証し、再確認すること」が目的です。 
・ 「Case Discussionの事前課題」: 
このClassでは、「講義内容の理解を深化させること」 及び 「 自分自身で考える力を付け、論理的に議論を展開する力を育成すること」を目的として、Case Discussionを実施します。 その準備のため、「Case Discussionの事前課題」を事前に提示しますので、受講生は、「事前課題」への回答を作成提出した上で、授業に臨まなければなりません。 受講生には、Class内で積極的に挙手発言し、議論に参加することを期待しています。 
・ 定期試験に対する学習方法: 
定期試験では、①  基礎的事項についての理解度の検証 と ② 論理力・構想力・独創力・表現力の検証 を実施するための問題を出題します。受講生は、「Mini Test」並びに、「Case Discussion」の内容をReviewして、試験に備えるようにしてください。「自分で考える力」(実践的思考力)を評価の中心とします。
・自学自習方法: このClassでは、関連する幅広い分野の課題を取り扱います。 受講生は、このClassに直接関連する分野の知見を深めるだけでなく、ITの全般についての関心を高めることを期待します。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

①「Introduction」 ( 本講義の目的と進め方の概要説明)
②「ComputerとNetworkの基礎」 ( Computerが今日まで発達してきた経緯を検証し、Computerの作動の仕組み、並びに、情報Networkの利用・活用の手法に関する理解を深める)
③「Cloud Computing」(「Cloud Computing」についての理解を深め、企業経営者としてどのように「Cloud Computing」の利活用を進めるかの方向性を検証する。)
④  「Case Discussion ①」 (Case Materialは、事前に配布します。)



●使用するケース
「オンラインの覇者(A):バーンズ・アンド・ノーブル対アマゾン・ドット・コム」HBS 9-705-J05

第2日(Day2)

① 「IoT」( 「Internet of Things」(IoT、モ ノのInternet)の仕組みを理解し、その活用の目的や手法についての理解を深める。)
② 「Big Data」(どのようなDataが「Big Data」と呼ばれ、どのように活用されているか? などの Big Dataの利用・活用に必要となる基本的事項についての理解を深める。)
③ 「AI」 (「AI(人口知能)」が開発されてきた経緯を検証し、最近のDeep Learningの仕組みの理解を深めた上で、「人工知能」の今後の利用・活用の方向性を探る。)
④  「Case Discussion ②」(Case Materialは、事前に配布します。)

●使用するケース
「フリーマーク・アビー・ワイナリー」 Harvard Business School CCJB-HBS-12108-03

第3日(Day3)

① 「IT Innovation」 (IT分野におけるInnovationがどのようになされてきたかを理解する。)
② 「5G」(次世代の移動体通信技術である「5G」についての理解を深め、その適用・活用の方向性を展望する。)
③ 「SNS」(「SNS」の本質を理解した上で、Riskについての理解を深め、対応方法の検討を進める。)
④ 「Case Discussion ③」( Case Materialは、事前に配布します。)

●使用するケース
「Xiameter:破壊的Innovationの過去と未来」IMD-5-0702-JP 

第4日(Day4)

① 「情報化社会の課題: 個人情報保護」(「情報化社会」の重要課題である「個人情報保護」について、これまでの経緯と今後の展望についての理解を深め、経営者として適切な対応をとるための基盤の構築を図る)
② 「Case Discussion ④」(Case Materialは、事前に配布します。)



●使用するケース
「アップル 2012年」Harvard Business School CCJB-HBS-13028-01

第5日(Day5)

N/A

●使用するケース
N/A

第6日(Day6)

N/A

●使用するケース
N/A

第7日(Day7)

N/A

●使用するケース
N/A

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 30 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 40 %
ケース試験 Case Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 20 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 10 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

■ 配点: 「定期試験」:10%、「Mini Test・その他の小Test」: 20%、「Case事前課題の回答・Short Case Test」:30% 「平常点」(講義内での挙手発言、 Cold Call, 受講態度、等):40%、で成績を評価します。
■  このClassには、「中間Report」「追試験」「再試験」「重点強化クラブReport」は、ありません。
■ 提出物は、以下の5段階で評価します。
① Outstanding      90点
② Excellent        80点
③ Very Good       70点
④ Good          60点
⑤ Poor          30点
⑥ Unacceptable・未提出  0点

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 斎藤 昌義「「最新ITトレンド」[新装改訂3版] 」」技術評論社(2020)978-4297111458
  • チャールズ・A. オライリー (著), & 3 その他「「両利きの経営」 」東洋経済新報社(2019) 978-4492534083
  • 松尾 豊「「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」   」角川EPUB選書( (20)978-4040800202

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

〔1〕梅田望夫 『ウェブ進化論』  筑摩書房 2006年 4480062858

〔2〕伊達康博 『IT社会における情報社会論』学文社 2010年 4762021113

〔3〕大嶋淳俊 『 情報活用学入門』学文社 2012年 4762023116

〔4〕情報処理推進機構 『情報セキュリティ読本 -  IT時代の危機管理入門』  実教出版 2012年 4407330767

〔5〕野村恒夫 『情報化社会の近未来像』  明石書店 2013年 4750338397

〔6〕小林 雅一 『クラウドからAIへ』(Kindle版)  朝日新聞出版 2013年 B00DZC0S14

〔7〕渋沢健太郎、山口翔 他 『情報化社会と人間』時 潮社 2013年 4788806835

〔8〕株式会社NTTデータ、河村雅人 『絵で見てわかるIoT/センサの仕組みと活用』  翔泳社 2015年 4798140627

〔9〕トラヴィス・ソーチック、 桑田 健 『ビッグデータ・ベースボール 20年連続 負け越し球団ピッツバーグ・パイレーツを甦らせた数学の魔法』  角川書店 2016年 40401041023

〔10〕 日経ビッグデータ 『人工知能&IoTビジネス』日経BP社 2016年 4822236560

〔11〕EYアドバイザリー『 世界トップ企業のAI戦略』 日経BP社 2016年 4822271978

〔12〕文部科学省 『科学技術白書(平成28年版)』  日経印刷 2016年 4865790446

〔13〕福原正大  『人工知能Xビッグデータが「人事」を変える』  朝日新聞出版 2016年 4023314552

〔14〕朝日新聞 『ディープラーニング ビッグデータが切り開く、新世代の人口知能』  朝日新聞社 2014年B00M3U6H9I

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation


本講義では、講義内容の進展に合わせて、受講生の皆さんの理解度を都度確認し、皆さんの理解を一層高めるために、 配布資料・Presentationの内容を工夫して行きます。 受講生からのComment や要望にできる限り対応するための整・改善努力を継続的に実施していきます。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

・ 学部: 東京大学工学部電子工学科卒。工学士 在学中は、猪瀬博/斎藤忠夫研究室で、首都高速のSystem設計, 等のSystem設計Project 及び 各種BPR Projectに参画。Summer Time Research:KDD中央研究所【人工衛星の軌道計算Systemの研究】 卒業論文: 人間DockのSystem改善提案の研究(Multi-Stage Queuing System Innovation Research)

・ 大学院(修士課程): Massachusetts Institute of Technology, Sloan School of Management修了、MBA取得、主専攻:IT Management、副専攻:Finance。 CISR(Center for Information System Research:システム研究所)のSenior Fellow、研究分野:DSS(Decision Support System)、EIS (Executive Information System)、Expert System, AI (Artificial Intelligence)

Graduated from University of Tokyo, majoring in Electronic Engineering. Joined Dr.Hiroshi Inose laboratory of UOT, getting involved in a number of Business Process Reengineering Projects, System Design Projects and so forth. Upon graduation from UOT, joined Mitsui and took responsibilities of managing power station construction projects domestic and abroad, covering a variety of project management, project finance, global sourcing, and so forth. As the Mitsui's business school trainee, sent to Sloan School of Management,Massachusetts Institute of Technology (MIT) and obtained MBA. At MIT, joined the research activities at CISR (Center for Information System Research) as Senior Fellow. Having finished the 2-year MBA program, moved to Mitsui-USA head office in New York, taking responsibilities of business innovation projects in IT area. Having completed the several year assignment in New York, transferred to Mitsui's head office in Tokyo, assuming the managerial positions in the corporate planning, CIO office, IT business innovations and others. Now, in the position of professor at NUCB.

(実務経験 Work experience)

・ 大学卒業後、三井物産に入社。 同社退社後、名古屋商科大学経営学部教授に就任。

・ 三井物産勤務中に、以下の業務に従事。
① 内外の発電Plant建設Project(EPC:Engineering、Procurement、Construction)(原子力、火力、水力、地熱発電) 地域:北中南米、豪州
② Business School研修員(Massachusetts Institute of Technology、Sloan School of Management、MBA取得、Major:IT for Management, Second Major:Finance、Center for Information System Research Senior Fellow、Research Area: DSS、EIS、Expert System, AI)
③ IT分野のBusiness Creation(Venture投資、Venture Capital経営、M&A、IT子会社の設立・事業経営、Alliance Arrangement)
④ CIO Office(全社経営計画の企画立案推進、IT戦略、SOX 404 Taskforce, EC Taskforce、経団連情報通信委員会委員、ASEM(Asia Europe Meeting)情報通信委員会委員、GBDe(Global Business Dialogue on Electronic Commerce)Sherpa, など)
・米国(14年)、豪州(3年)、欧州(3年)など、20年以上の海外勤務を経験。

- Soon after the graduation from University of Tokyo, Joined Mitsui.
- Involved in the following activities during working for Mitsui
1. Power Plant Construction Projects Abroad and Domesic, Thermal, Hydroric, Nuclear and Geothermal Power Generation Plants
2. Business School Trainee (Massachuetts Institute of Technology, Sloan School of Management, MBA)
3. Business Creation in IT Area (Venture Buinsess, Venture Capital, M&A, Alliance Arrangement, Management of Subsidiaries, etc.)
4. CIO Office (Corporate Strategy, IT Strategy, ASEM Committee Member, GBDe Sherpa, KEIDAN Committee Member, etc.)
- Experienced in more-than-20-year Working Abroad: US (14years),Australia(3years),Europe(3years)







ページ上部へ戻る