シラバス Syllabus

授業名 Pre ADVANCED JAPANESE A
Course Title Pre ADVANCED JAPANESE A
担当教員 Instructor Name 栗木 久美(Kumi Kuriki)
コード Couse Code NUC045_N23B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2023 UG Nisshin Term3

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

このコースでは、日本語や日本についての知識を得るだけでなく、常に自国の情報を発信し、学習者同士で比較することで世界的な視野を身につけ、ビジネス界や社会の発展に寄与できる力を養います。
In this course, students will not only gain knowledge of the Japanese language and Japan, but also develop a global perspective by constantly communicating information about their own country and comparing it with other learners, thereby developing the ability to contribute to the development of the business world and society.

授業の目的(意義) / Importance of this course

このコースは、既に初級の語彙や文法を習得した中級レベルの日本語学習者を対象とした授業です。
中級レベルの文法、語彙を身につけることを目指します。
This course is designed for intermediate level Japanese language learners who have already mastered beginner level vocabulary and grammar.
The course aims to help students acquire intermediate level grammar and vocabulary.

到達目標 / Achievement Goal

学生は、中級レベルの文法、語彙を使い、話し言葉、書き言葉の両方において、日常コミュニケーションを円滑に行えるようになります。

Students will be able to communicate effectively in daily life, both spoken and written, using intermediate-level grammar and vocabulary.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG4 Effective Communication

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

CEFRのB1レベル、JLPTのN3レベルの日本語能力養成を目指します。

As a result of studying Japanese in this course, students are expected to acquire Japanese proficiency which is equivalent to B1 (intermediate independent user) in CEFR scale or N3 in JLPT scale.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 60 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 10 %
フィールドメソッド Field Method 30 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

・教科書を必ず購入すること。
・予習として新しい言葉・漢字の理解(毎週3時間程度)、および復習として授業で学んだ内容の練習と例の作成(毎週3時間程度)。
・毎回の小テストは授業中に対応する。
・中級レベルの日本語において、具体的な課題を通した文章表現能力の向上を目指す。
・ペアワークやディスカッションなどアクティビティの時間を多く設け、活動的な授業を行う。
・予習・復習の際に積極的に大学図書館を活用すること。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

・アカデミックオリエンテーション(授業概要・課題・評価の説明・目標の共有)
・プレイスメントテスト(授業レベルとの適性をはかります)
・トピック1 スポーツの試合①

第2日(Day2)

・小テスト
・トピック1 スポーツの試合②
・トピック2 家をさがす①

第3日(Day3)

・小テスト
・トピック2 家をさがす②
・トピック3 ほっとする食べ物①
・ケース①


●使用するケース
「CASE8 家賃は教えてくれないのですか」(『ケース学習で学ぼうビジネスコミュニケーション』)

第4日(Day4)

・小テスト
・トピック3 ほっとする食べ物②

第5日(Day5)

・小テスト
・トピック4 訪問①
・ケース②

●使用するケース
「CASE1 せっかく日本語を勉強したのに」(『ケース学習で学ぼうビジネスコミュニケーション』)

第6日(Day6)

・小テスト
・トピック4 訪問②
・トピック5 旅行中のトラブル①

第7日(Day7)

・小テスト
・トピック5 旅行中のトラブル②
・ケース③

●使用するケース
「05 期待はずれのホームステイ」(『留学生のためのケースで学ぶ日本語』)

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 30 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 30 %
予習レポート Preparation Report 0 %
小テスト Quizzes / Tests 30 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 40 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

宿題の提出は小テストに含む。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 独立行政法人国際交流基金「まるごと 日本のことばと文化 初中級 A2/B1」三修社(2015)978-4-384-05758-4

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

・友松悦子・和栗雅子(2004)『短期集中初級日本語文法総まとめポイント20』、スリーエーネットワーク、ISBN:978-4-88319-328-8
・平井悦子・三輪さち子(2004)『中級へ行こう 日本語の文型と表現59』、スリーエーネットワーク、ISBN:978-4-88319-327-1
・佐々木仁子・松本紀子(2010)『日本語総まとめN3文法(日本語能力試験対策)』、アスク、ISBN:978-4872177329
・赤木浩文・古市由美子・内田紀子(2010)『毎日練習!リズムで身につく日本語の発音』、スリーエーネットワーク、ISBN:978-4-88319-552-7
・宮﨑七湖(編著)(2016)『留学生のためのケースで学ぶ日本語』、ココ出版、ISBN:978-4-904595-77-0

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

初年度担当科目

担当教員のプロフィール About the Instructor 

■学位と取得大学
博士(文学) 名古屋大学
修士(文学) 名古屋大学

■研究分野
日本語学(認知意味論)


Doctor of Letters: Ph. D., Nagoya University, Nagoya
Master of Letters: M. A., Nagoya University, Nagoya

Japanese Linguistics(Cognitive Semantics)

(実務経験 Work experience)

2016.04~2018.07 名古屋経済大学 非常勤講師
2019.04~      名古屋大学 非常勤講師
2021.04~2021.07  名城大学 非常勤講師

2016.04~2018.07 Nagoya University of Economics  Part‐time instructor
2019.04~      Nagoya University  Part‐time instructor
2021.04~2021.07  Meijo University  Part‐time instructor






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