授業名 | INTRODUCTORY CHINESE(初級) |
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Course Title | INTRODUCTORY CHINESE |
担当教員 Instructor Name | 趙 貴花(Guihua Zhao) |
コード Couse Code | NUC039_N24B |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
授業形式 Class Format | On Campus |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
科目区分 Course Category | 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100 |
学位 Degree | BSc |
開講情報 Terms / Location | 2024 UG Nisshin Term3 |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
本授業は、本学の建学の精神である「フロンティア・スピリット」を有する人材育成を目指し、グローバル社会で活躍するために必要な語学力、異文化理解力、コミュニケーション力を身につけることを目標としています。
This course aims to develop students’ "frontier spirit", the mission of our university, and aims to acquire the basic language skills, cross-cultural understanding, and communication skills.
授業の目的(意義) / Importance of this course
今日、グローバリゼーションの進展とともに、グローバル・ステージで活躍するためのコミュニケーションの手段としての語学力がますますその重要性を増しています。特に、近年中国の経済が急速に発展するとともに、外国企業の中国進出や中国の人々の国際移動が活発に行われています。したがって、ビジネスだけでなく、さまざまな領域における中国語の需要が高まっています。
As globalization advances, linguistic ability as the means of communication plays an important more and more today. Especially, in recent years the Chinese economy develops rapidly, and the advancement of foreign companies into China and the international migration of Chinese people are performed lively. In this meaning, the demand for Chinese increases further not only in business but also in other fields.
到達目標 / Achievement Goal
この授業では、初めて中国語に接する受講生を対象にして、中国語の基礎力を身につけることを目的とします。まず、中国語に興味を持ち、次に、中国語の発音と語彙を覚え、基本的な文型を学ぶことで、最後に、身近な日常会話ができることを目指します。
The purpose of this course is to learn basic skills of Chinese for the students who learn Chinese for the first time. In this course, we begin with being interested in Chinese and then proceed to learn pronunciation, vocabulary, and basic sentence patterns of Chinese, and finally, become familiar with daily conversation.
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication
LG7 International Perspectives (BA)
LG4 Effective Communication
LG7 International Perspectives (BA)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
中国語の基礎を身につけることができる。
To make a short conversation using Chinese after learning Hanyu Pinyin, Chinese phonetic alphabet, Chinese characters, and some Chinese words.
To communicate with others and make a brief introduction about oneself in social situations.
To communicate with others and make a brief introduction about oneself in social situations.
SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals
Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
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インプット型 Traditional | 50 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 25 % |
フィールドメソッド Field Method | 25 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
授業中は文字を声に出して発音し、積極的に会話の練習に参加することが求められます。
また、テストを適宜実施するので、その準備を兼ねて事前の予習と事後の復習を勧めます。
また、テストを適宜実施するので、その準備を兼ねて事前の予習と事後の復習を勧めます。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
(1)イントロダクション 授業の概要説明(2)中国語の単母音と子音を学ぶ(発音と練習)。
(3)中国語の複合母音を学ぶ(発音と練習)。
(4)練習問題。復習。
第2日(Day2)
(1)プレゼン。(2)1週目の内容の復習。
(3)第1課“你是中国人吗?”(あなたは中国人ですか)を学ぶ。
(4)練習問題。復習。
第3日(Day3)
(1)プレゼン。(2)2週目の内容の復習。
(3)第2課 “这是什么?”(これは何ですか)を学ぶ。
(4)第3課 “你去哪儿?”(どこに行きますか)を学ぶ。
(5)テキストの練習問題と会話の練習。
宿題:授業で習った第2課と第3課の内容を復習すること。
●使用するケース
「多音字与多义字」第4日(Day4)
(1)中間テスト。(2)第3週目の内容の復習。
(3)第4課“这个包多少钱?”(このかばんはいくらですか)を学ぶ。
(4)会話の練習とテキストの練習問題。
第5日(Day5)
(1)プレゼン。(2)第5課 “你晚上有事吗?”(今晩用事がありますか)を学ぶ。
(3)第6課 “你吃饭了吗?”(お食事をしましたか)を学ぶ。
(4)会話の練習とテキストの練習問題
●使用するケース
「外国人学中文」第6日(Day6)
(1)リスニングテスト。(2)5週目の内容の復習。
(3)第7課 “你家有几口人?”(何人ご家族ですか)を学ぶ。
(4) 第8課 “你从几点开始打工?”(あなたは何時からアルバイトをしますか)を学ぶ。
(5)会話の練習とテキストの練習問題。
第7日(Day7)
(1)プレゼン。(2)第9課 “你去过美国吗?”(あなたはアメリカに行ったことがありますか)を学ぶ。
(3)会話の練習とテキストの練習問題
(4)授業のまとめ。
●使用するケース
「对数字的喜好」成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 0 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 30 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 30 % |
予習レポート Preparation Report | 10 % |
小テスト Quizzes / Tests | 10 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 0 % |
期末試験 Final Exam | 40 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 10 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
教科書 Textbook
- 尹景春・竹島金吾・竹島毅「《最新2訂版》中国語はじめの一歩」白水社(2012)978-4560069257
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
[1]岩井伸子・胡興智「できる・つたわるコミュニケーション中国語」白水社(2015)978-4560069356
[2]趙暁霞/郭雲輝/張紀南/田禾/小林さつき:『中国語 Communication―ビジネス会話はじめの一歩―』アイ・ケイコーポレーション 2005 ISBN 978-4874922248
[3]本間史/孟広学:『中国語ポイント55』白水社 2007 ISBN 978-4560069172
[2]趙暁霞/郭雲輝/張紀南/田禾/小林さつき:『中国語 Communication―ビジネス会話はじめの一歩―』アイ・ケイコーポレーション 2005 ISBN 978-4874922248
[3]本間史/孟広学:『中国語ポイント55』白水社 2007 ISBN 978-4560069172
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
授業調査の結果を受けとめ、よりよい授業を目指します。
担当教員のプロフィール About the Instructor
・学位と取得大学
修士(教育学)東京大学
博士(教育学)東京大学
・研究分野
教育人類学、アジア研究、移民研究
・主な著書
『移動する人びとの教育と言語:中国朝鮮族のエスノグラフィー』2016、趙貴花、三元社
・主な論文
「元日本留学生の朝鮮族の国際移動と子どもの教育:転校をめぐる教育戦略と葛藤」『東アジア教育研究』第7巻、
2019年1月
「高学歴中国朝鮮族の移動:先を見つめる子育てとハイブリッド・アイデンティティ」日本国際文化学会編『イン
ターカルチュラル11』、2013年3月
修士(教育学)東京大学
博士(教育学)東京大学
・研究分野
教育人類学、アジア研究、移民研究
・主な著書
『移動する人びとの教育と言語:中国朝鮮族のエスノグラフィー』2016、趙貴花、三元社
・主な論文
「元日本留学生の朝鮮族の国際移動と子どもの教育:転校をめぐる教育戦略と葛藤」『東アジア教育研究』第7巻、
2019年1月
「高学歴中国朝鮮族の移動:先を見つめる子育てとハイブリッド・アイデンティティ」日本国際文化学会編『イン
ターカルチュラル11』、2013年3月
Refereed Articles
- (2023) Bilingual education in a globalized age: An ecological perspective on two Chosonjuk schools in China. International Journal of Bilingual Education and Bilingualism (Online first):
- (2021) Migrants and Their Languages in East Asia. Annual Review of the Japan Society for Intercultural Studies 19 978-4-86258-119-8
- (2019) International Migration of Ex- International Students of the Korean Chinese parents and Their Children Education: Educational Strategies and Conflicts on Transfer. The Journal of East Asian Educational Research 7
- (2013) Education and Language of Migrants: An Ethnography of Korean Chinese. The University of Tokyo