シラバス Syllabus

授業名 INTERMEDIATE CHINESE(中級)
Course Title INTERMEDIATE CHINESE
担当教員 Instructor Name 趙 貴花(Guihua Zhao)
コード Couse Code NUC032_N24A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100
専門教育科目300系 / Specialized Subject 300
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2024 UG Nisshin Term2

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

本授業は、本学の建学の精神である「フロンティア・スピリット」を有する人材育成を目指し、グローバル社会で活躍するために必要な語学力、異文化理解力、コミュニケーション力を身につけることを目標としています。
This course aims to develop students’ "frontier spirit", the mission of our university, and aims to acquire intermediate language skills, cross-cultural understanding, and communication skills.

授業の目的(意義) / Importance of this course

今日、グローバリゼーションの進展とともに、グローバル・ステージで活躍するためのコミュニケーションの手段としての語学力がますますその重要性を増しています。特に、近年中国の経済が急速に発展するとともに、外国企業の中国進出や中国の人々の国際移動が活発に行われています。したがって、ビジネスだけでなく、さまざまな領域における中国語の需要が高まっています。
As globalization advances, linguistic ability as the means of communication plays an important more and more today. Especially, in recent years the Chinese economy develops rapidly, and the advancement of foreign companies into China and the international migration of Chinese people are performed lively. In this meaning, the demand for Chinese increases further not only in business but also in other fields.

到達目標 / Achievement Goal

この授業では、日常で使う頻度の高い語彙・表現を習い、覚えやすい短いセンテンスをたくさん覚えることで、会話力を高めることを目的とします。また、多様な補語の使い方を学ぶことで、中国語の独特な表現を理解し、話すこともできるようにします。さらに、授業では最近の中国の話題を取り入れることで、中国語をもっと身近に感じ、自然に話せることを目指します。


The purpose of this course is to develop speaking ability by learning vocabulary and expressions used in daily life and to master short sentences that are easy to learn. In addition, we aim to understand the unique expression of Chinese by learning a variety of expressions and to be able to talk in Chinese. In this course, students will learn Chinese in an enjoyable way with familiar topics of China.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication
LG7 International Perspectives (BA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

中国語の基本文型を覚え、日常会話で使える中国語の語彙が増えることで、文章の読解力と表現力が向上する。

After learning, students can express their ideas using words and grammar; students can communicate with others using Chinese in real life.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 25 %
フィールドメソッド Field Method 25 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

この授業は初級中国語を履修した(あるいはそのレベルに達した)受講生を対象にします。但し、中国の学校に3年以上通った学生は対象外になります。
授業中には、すでに習った語彙や文法を活用して会話練習に参加し、ご自身の興味のある話題について中国語で話す努力が求められます。授業時間外では、なるべく日常会話で使える中国語の単語やフレーズを増やしていくことが望ましいです。またテストを適宜実施しますので、事前の予習と事後の復習が求められます。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

(1)イントロダクション 授業の概要説明
(2)初級の基本文型の復習
(3)自己紹介を行う。


第2日(Day2)

(1)学生のプレゼン。
(2)補語を学ぶ。
(3)会話とグループディスカッション。


第3日(Day3)

(1)学生のプレゼン。
(2)読解。テキストの文章を読んで内容を理解し、中国語で感想を述べる。
(3)会話。



第4日(Day4)

(1)学生の個人発表。
(2)読解。テキストの文章を読んで内容を理解し、中国語で感想を述べる。
(3)中間テスト。


第5日(Day5)

(1)学生のプレゼン。
(2)よく使う文型を学ぶ。
(3)会話。


●使用するケース
「多音字与多义字」

第6日(Day6)

(1)学生のプレゼン。
(2)読解。テキストの文章を読んで内容を理解し、中国語で感想を述べる。
(3)グループワーク。



第7日(Day7)

(1)学生のプレゼン。
(2)よく使う文型や構文を学ぶ。
(3)グループワーク。
(4)授業のまとめ。


●使用するケース
「大学生的集体生活」

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 30 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 30 %
予習レポート Preparation Report 20 %
小テスト Quizzes / Tests 10 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 40 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • .「授業内で資料を配布」.(.)

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

[1]及川淳子「2年めの伝える中国語:自分のこと日本のこと」白水社(2019)978-4-560-06939-4
[2]劉頴/柴森/小澤正人:『2冊めの中国語《購読クラス》』白水社 2012
[3]吉田泰謙/相原里美/葛婧:『知っておきたい中国事情(改定版)』白水社 2017
[4]尹景春/竹島毅/竹島金吾:『中国語さらなる一歩』白水社 2002 ISBN 978-4560069059
[5]荒川清秀/周閲:『中国見たり聞いたり15章―美紀の北京再訪―』光生館 2003 ISBN 978-4332811220

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

授業調査の結果を受けとめ、よりよい授業を目指します。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

・学位と取得大学
修士(教育学)東京大学
博士(教育学)東京大学
・研究分野
教育人類学、アジア研究、移民研究
・主な著書
『移動する人びとの教育と言語:中国朝鮮族のエスノグラフィー』2016、趙貴花、三元社
・主な論文
「元日本留学生の朝鮮族の国際移動と子どもの教育:転校をめぐる教育戦略と葛藤」『東アジア教育研究』第7巻、
 2019年1月
「高学歴中国朝鮮族の移動:先を見つめる子育てとハイブリッド・アイデンティティ」日本国際文化学会編『イン
ターカルチュラル11』、2013年3月





Refereed Articles

  • (2023) Bilingual education in a globalized age: An ecological perspective on two Chosonjuk schools in China. International Journal of Bilingual Education and Bilingualism (Online first):
  • (2021) Migrants and Their Languages in East Asia. Annual Review of the Japan Society for Intercultural Studies 19 978-4-86258-119-8
  • (2019) International Migration of Ex- International Students of the Korean Chinese parents and Their Children Education: Educational Strategies and Conflicts on Transfer. The Journal of East Asian Educational Research 7
  • (2013) Education and Language of Migrants: An Ethnography of Korean Chinese. The University of Tokyo






ページ上部へ戻る