シラバス Syllabus

授業名 アクティブラーニング入門 1
Course Title Active Learning Seminar 1
担当教員 Instructor Name 関口 了祐(Ryosuke Sekiguchi)
コード Couse Code NUC030_N20A
授業形態 Class Type 演習 Practicum
授業形式 Class Format
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2020 UG Nisshin Spring

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

授業の目的(意義) / Importance of this course

A.本学の Mission Statement との関係性
 アクティブラーニング入門は本学の建学の精神の一つである「師弟同行」に基づき、セミナー形式で行ないます。本セミナーは、本学の教育的使命である「フロンティア・スピリット」と世界的な視野、そしてビジネス界に貢献できる能力を持った先導者と起業家を育成するうえで不可欠な実践的な思考力、主体的行動力、ならびに発展的コミュニケーション力をアクティブラーニングに基づいて修得することを目標としています。

B.講義の意義、背景、内容、重要性
 本セミナーの意義は、大学での4年間の勉強を始めるにあたり、まず自らの将来設計を立て、そのために大学生活で何をなすべきか考えるところにあります。近年、就職は一層厳しさを増しており、1年次のセミナーで将来を見据えて行動計画を立て、充実した学生時代を送ることが極めて重要になってきています。本セミナーの内容としては、まず本学の教育方針や特色ある教育手法に対する理解を深めること、次にレポートの書き方の基本を学ぶこと、さらにグループワークのやり方の基本を学ぶことが挙げられます。本セミナーの重要性は、自らが主体的に体験しながら学ぶことができる能力を養うことにあります。
 1年次は、今後の学生生活を送る上で大変重要な時期です。今後どのような専門的な学習を行うにしても、学生としての基礎力を付けていかなければなりません。本セミナーはその基礎力を付けるためのものです。特に本学が推進するアクティブラーニング講義に備えることが最も目指されます。アクティブラーニングとは、一方向的な授業で知識を詰め込むインプット型の学修ではなく、グループ学修やディスカッションを活用したアウトプット型の学修スタイルを指します。様々な教材をもとに学生は課題にどう対応すべきかを議論することで、一人では思いつかなかった視点や考え方に気づくなど有意義な学修体験が可能となります。本セミナーではアクティブラーニング講義において主体的に授業に参加するために必要な予習やレポートの書き方、グループディスカッション、プレゼンテーションの基本を学んでいきます。

C.卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)との関連
 本セミナーは、初年次教育として位置付けられています。また、全学部全学科の学生を対象としたセミナーとしても位置付けられています。

到達目標 / Achievement Goal


本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

・本学の教育方針や特色ある教育手法(アクティブラーニング)に対する理解
・レポートの書き方の基本
・プレゼンテーションの仕方の基本
・グループワークの仕方の基本
・自らが主体的に体験しながら学ぶことができる能力

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 30 %
フィールドメソッド Field Method 20 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

A.準備学習(予習・復習等)の具体的な内容およびそれに必要な時間
 本セミナーでは課題としてレポートを提出したり、プレゼンテーションの準備やグループディスカッションのための事前調査など、授業時間以外にも準備学習が必要です。準備学習には1週あたり3時間以上(約200分)の時間が必要です。

B.課題(レポート等)に対するフィードバック方法
毎回のセミナーで小テストを行います。毎回採点し返却します。間違えた問題を復習し、直したものを再度提出してもらいます。

C.中央情報センター(図書館)の活用について
 いずれかの週で中央情報センターの利用法を学びます。毎日の予習・復習において十分に活用してください。レポート等の課題の作成には中央情報センターが所蔵する資料の活用が不可欠です。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

第1週:オリエンテーション
第2週:セミナー生の自己紹介

第2日(Day2)

第3週:大学の勉強の仕方について1(予習の仕方、ノートの取り方、図書館の利用)
第4週:オリエンテーションの再説明・SSE申請

第3日(Day3)

第5週:大学の勉強の仕方について2(レポートの書き方)
第6週:講演会(税理士)

第4日(Day4)

第7週:講演会(税理士)の内容紹介(プレゼンテーション)とそれを題材とするグループディスカッション
第8週:講演会(国税専門官)

第5日(Day5)

第9週:講演会(国税専門会)の内容紹介(プレゼンテーション)とそれを題材とするグループディスカッション
第10週:大学の勉強の仕方について3(試験勉強の仕方)

第6日(Day6)

第11週:講演会(公認会計士)
第12週:講演会(国税専門会)の内容紹介(プレゼンテーション)とそれを題材とするグループディスカッション

第7日(Day7)

第13週:学習ポートフォリオの発表
第14週:期末試験

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 30 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 30 %
予習レポート Preparation Report 10 %
小テスト Quizzes / Tests 30 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 20 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 10 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

成績の評価は日々、サボることなく勉強をしているかに重点を置いている。したがって、(システムの都合上)上記の成績評価方法で明示されていないが、資格対策講座への出席、勉強会への出席は成績評価にあたってかなりの割合を占める。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 世界思想社編集部「大学生 学びのハンドブック[4訂版]」世界思想社(2018)9784790717072

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

中央情報センターには本セミナーの参考になる文献が所蔵されています。下記のリンク先を参照してください(キャンパス掲示板へのログインが必要です)。
大学で学ぶための参考図書(毎日の学修やレポート執筆に)

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

毎年厳しい評価である。鋭意改善する所存である。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

○学位と取得大学
 修士(商学)、慶應大学
○研究分野
 財務会計

○ Degree
 Master(Commerce), Keio University
○ Field of Study
 Financial Accounting

(実務経験 Work experience)

1995年〜1998年 待山会計事務所

1995〜1998 Machiyama Accounting Firm (part-time)

Refereed Articles

  • (2018) Debt swaps for financing education: Exploration of new funding resources. Cogent Economics & Finance 6(2): 2332-2039
  • (2016) Common Information versus Disclosure in a Vertically Related Market. Accounting Progress 17






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