シラバス Syllabus

授業名 セミナー 6
Course Title SEMINAR 6
担当教員 Instructor Name 亀倉 正彦(Masahiko Kamekura)
コード Couse Code NUC029_N20B
授業形態 Class Type 演習 Practicum
授業形式 Class Format
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2020 UG Nisshin Fall

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

授業の目的(意義) / Importance of this course

◇セミナー科目の意義は、「高度な学問性と実践性を育成し、高度な学びを実現すること」です。自らが選択する卒論テーマとの関わりで「フロンティア・スピリット」を発揚します。多角的な視点を包摂してグローバル人材としての素養を醸成します。
◇このセミナーの目的は「地域づくり」に関する学びや活動を通じて、「地域活性化のマーケター」になるための能力や態度資質を涵養することです.
◇具体的な到達目標は,挨拶や提出物管理などがしっかりできること,地域づくりとそのマネジメントに関する知識を吸収するとともにそれを具体的な事例において適用できること,そして大学の外へ踏み出して自身の枠を広げるようなリアルで高度なコミュニケーションを実践できるようになることです.
◇科目の内容は、セミナー3年間にわたり企業経営の基礎に関する知識を習得・理解したうえで、卒業論文を完成させることです。 そうして「基礎から専門へ」スムーズにレベルアップさせることです。
◇この科目は、セミナーの講義だけでなく、大学での全体的な学習方法や履修などの面もバックアップし、大学のしくみに早く慣れるよう側面支援します。3年を共に過ごすメンバーと親しくなることで、セミナーの雰囲気を楽しいものにするつもりです。
- The Meaning of this course is plainly focus on "High Academism and Excellent Pragmatism". Frontier Spirits can appear with one's graduate thesis whose theme you yourself have chosen. From diversified standpoints this course will develop the global perspectives.
- In this seminar students will study and practice on "Area Development" and are expected to be trained as an "Area Development Marketer".
- In this course students learn the basics of management and write the graduate thesis.
- This course are going to support whole student's study and life. Familiarity with colleagues enforce study environment.

到達目標 / Achievement Goal


本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

◇ 変化する環境の中で、理論的かつ実践的なマネジメントができるような活動をして能力資質を磨くことを大切にする。
◇価値観の違いに気づき、目的実現へ前向きに積極的に他者と協働協業関係を築く能力(友人と仲良くすることではない)。

- Cultivate such abilities and attitudes as to make activities by theoritical and practical learnings in the changing environment.
- Abilities to aware the difference of each other's values and to eagerly construct relationships of cooperation with each other.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 30 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 30 %
フィールドメソッド Field Method 40 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

●学習方法
セミナーオリエンテーションで各自の問題意識と研究計画を発表してもらいます。十分に準備して臨むようにしてください。また、経済紙、産業紙をよく読んでください。社会の動きがよく分かるでしょう。自分でその時々の課題をきめて、レポートをまとめてみるとよいです。
●レポートや授業内小テストやフィードバック
定期試験はありません。状況を見ながら、教科書の内容の理解度を確認する小テストを随時、実施することがあります。 各回の採点はしますが、自ら振り返りを行い、自分の成長につなげるための努力を積み重ねることが大切です。
●中央情報センター(図書館)の活用
情報センターには、有用な情報が詰まっています。積極的に活用してください。
(1)授業中に登場した専門用語を詳しく調べたいとき
(2)レポートや卒業論文を作成するとき
(3)その他
※情報センター所蔵の図書検索は http://www.nucba.ac.jp/university/library/service/ へ

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

week01 Orientation オリエンテーション
 「後期セミナー開始にあたっての注意事項」についてお話します。セミナーのスケジュール、方針、教科書、学習上の注意事項、そして進路選択に向けての留意事項やアドバイスなどをおこないます。

week02 Graduate Thesis1
 「卒業論文1」を実施します。各回4人ずつプレゼンを実施します。研究課題(RQ)に基づいて、どのような章立てと研究方法でそのテーマに取り組んできたかを発表します。オンライン上に掲載された当該の学生の卒業論文データに事前に目を通してくることが求められます。指定文字数は揃っていることが前提になっており、主に論文全体の組み立てと、研究課題から結論に至るプロセスが適合的であるかどうかを確認する作業になります。メンバーからコメントを書いてもらうとともに、教員から指導を受け、首尾一貫した納得のいく論文を書くための指導を受けます。

●使用するケース
必要に応じて地域事例をケース教材として提供します。

第2日(Day2)

week03 Graduate Thesis2
 「卒業論文2」を実施します。各回4人ずつプレゼンを実施します。研究課題(RQ)に基づいて、どのような章立てと研究方法でそのテーマに取り組んできたかを発表します。オンライン上に掲載された当該の学生の卒業論文データに事前に目を通してくることが求められます。指定文字数は揃っていることが前提になっており、主に論文全体の組み立てと、研究課題から結論に至るプロセスが適合的であるかどうかを確認する作業になります。メンバーからコメントを書いてもらうとともに、教員から指導を受け、首尾一貫した納得のいく論文を書くための指導を受けます。

week04 Graduate Thesis3
 「卒業論文3」を実施します。各回4人ずつプレゼンを実施します。研究課題(RQ)に基づいて、どのような章立てと研究方法でそのテーマに取り組んできたかを発表します。オンライン上に掲載された当該の学生の卒業論文データに事前に目を通してくることが求められます。指定文字数は揃っていることが前提になっており、主に論文全体の組み立てと、研究課題から結論に至るプロセスが適合的であるかどうかを確認する作業になります。メンバーからコメントを書いてもらうとともに、教員から指導を受け、首尾一貫した納得のいく論文を書くための指導を受けます。

●使用するケース
必要に応じて地域事例をケース教材として提供します。

第3日(Day3)

week05 Graduate Thesis4
 「卒業論文4」を実施します。各回4人ずつプレゼンを実施します。研究課題(RQ)に基づいて、どのような章立てと研究方法でそのテーマに取り組んできたかを発表します。オンライン上に掲載された当該の学生の卒業論文データに事前に目を通してくることが求められます。指定文字数は揃っていることが前提になっており、主に論文全体の組み立てと、研究課題から結論に至るプロセスが適合的であるかどうかを確認する作業になります。メンバーからコメントを書いてもらうとともに、教員から指導を受け、首尾一貫した納得のいく論文を書くための指導を受けます。

week06 Graduate Thesis5
 「卒業論文5」を実施します。各回4人ずつプレゼンを実施します。研究課題(RQ)に基づいて、どのような章立てと研究方法でそのテーマに取り組んできたかを発表します。オンライン上に掲載された当該の学生の卒業論文データに事前に目を通してくることが求められます。指定文字数は揃っていることが前提になっており、主に論文全体の組み立てと、研究課題から結論に至るプロセスが適合的であるかどうかを確認する作業になります。メンバーからコメントを書いてもらうとともに、教員から指導を受け、首尾一貫した納得のいく論文を書くための指導を受けます。

●使用するケース
必要に応じて地域事例をケース教材として提供します。

第4日(Day4)

week07 Graduate Thesis6
 「卒業論文6」を実施します。各回4人ずつプレゼンを実施します。研究課題(RQ)に基づいて、どのような章立てと研究方法でそのテーマに取り組んできたかを発表します。オンライン上に掲載された当該の学生の卒業論文データに事前に目を通してくることが求められます。指定文字数は揃っていることが前提になっており、主に論文全体の組み立てと、研究課題から結論に至るプロセスが適合的であるかどうかを確認する作業になります。メンバーからコメントを書いてもらうとともに、教員から指導を受け、首尾一貫した納得のいく論文を書くための指導を受けます。

week08 The Last Oral Examination1
 「最終口頭試問1」を実施します。各回4人ずつ口述試験を実施します。自身が作成し提出した卒業論文について、学生仲間ならびに教員からの審査を受けます。卒業後の社会で卒論のことが話題になっても恥ずかしくないように口頭で伝えられるようになることが狙いです。

●使用するケース
必要に応じて地域事例をケース教材として提供します。

第5日(Day5)

week09 The Last Oral Examination2
 「最終口頭試問2」を実施します。各回4人ずつ口述試験を実施します。自身が作成し提出した卒業論文について、学生仲間ならびに教員からの審査を受けます。卒業後の社会で卒論のことが話題になっても恥ずかしくないように口頭で伝えられるようになることが狙いです。

week10 The Last Oral Examination3
 「最終口頭試問3」を実施します。各回4人ずつ口述試験を実施します。自身が作成し提出した卒業論文について、学生仲間ならびに教員からの審査を受けます。卒業後の社会で卒論のことが話題になっても恥ずかしくないように口頭で伝えられるようになることが狙いです。

●使用するケース
必要に応じて地域事例をケース教材として提供します。

第6日(Day6)

week11 The Last Oral Examination4
 「最終口頭試問4」を実施します。各回4人ずつ口述試験を実施します。自身が作成し提出した卒業論文について、学生仲間ならびに教員からの審査を受けます。卒業後の社会で卒論のことが話題になっても恥ずかしくないように口頭で伝えられるようになることが狙いです。

week12 The Last Oral Examination5
 「最終口頭試問5」を実施します。各回4人ずつ口述試験を実施します。自身が作成し提出した卒業論文について、学生仲間ならびに教員からの審査を受けます。卒業後の社会で卒論のことが話題になっても恥ずかしくないように口頭で伝えられるようになることが狙いです。

●使用するケース
必要に応じて地域事例をケース教材として提供します。

第7日(Day7)

week13 The Last Oral Examination6
 「最終口頭試問6」を実施します。各回4人ずつ口述試験を実施します。自身が作成し提出した卒業論文について、学生仲間ならびに教員からの審査を受けます。卒業後の社会で卒論のことが話題になっても恥ずかしくないように口頭で伝えられるようになることが狙いです。

week14 The Next Stage
 「後期・3年間の総まとめ」を行います。この半期間そして3年間で何を学んだのかを振り返りつつ、卒業後の社会人としてのステージに向けてそれがどのように展開していくのかをイメージします。充実した春休みを過ごすための準備も兼ねます。

●使用するケース
必要に応じて地域事例をケース教材として提供します。

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 50 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 50 %
予習レポート Preparation Report 20 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 30 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

授業14回の各回テーマとの関わりでは、大きく以下のように成績の配分をする予定です。詳細は授業の時にご説明します。
A. Graduate Thesis (40%)
B. The Last Oral Examination (50%)
C. Others (10%)

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 渡辺知明 (著) 「文章添削の教科書」芸術新聞社(2015)978-4875864776

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

[1] 佐藤 望 (著), 湯川 武 (著), 横山 千晶 (著), 近藤 明彦 (著) 『アカデミック・スキルズ(第2版)――大学生のための知的技法入門』慶應義塾大学出版会, 2012年, ISBN-13: 978-4766419603
[2] 西山 敏樹 (著), 常盤 拓司 (著), 鈴木 亮子 (著), 慶應義塾大学教養研究センター (監修) 『実地調査入門:社会調査の第一歩 (アカデミック・スキルズ)』慶應義塾大学出版会, 2015年, ISBN-13: 978-4766422566
[3] 西村幸夫『都市から学んだ10のこと: まちづくりの若き仲間たちへ』学芸出版社, 2019年, ISBN-13: 978-4761527037
[4]山崎亮『コミュニティデザインの時代 - 自分たちで「まち」をつくる (中公新書)』中央公論新社, 2012年, ISBN-13: 978-4121021847
[5] 佐々木雅幸『創造都市への挑戦――産業と文化の息づく街へ (岩波現代文庫)』岩波書店, 2012年, ISBN-13: 978-4006032425
[6]筧裕介『ソーシャルデザイン実践ガイド――地域の課題を解決する7つのステップ』英治出版, 2013年, ISBN-13: 978-4862761491

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

学生の要望を汲み上げつつより良いセミナーづくりを目指します。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

慶応義塾大学大学院商学研究科博士課程 単位取得
慶応義塾大学大学院商学研究科修士課程 修了 修士(商学)
慶応義塾大学商学部商学科 修了 学士(商学)

専門テーマ: 経営学、経営資源論、地域活性化、アクティブラーニング

(Doctoral course credit earned completely): Keio University: Graduate School of Business and Commerce
M. A. in Business and Commerce: Keio University: Graduate School of Business and Commerce
B. A. in Business and Commerce: Keio University: Faculty of Business and Commerce

Specialized in management administration, Resource-Based View of the Firm, regional revitalization, and active learning in education

(実務経験 Work experience)

2018- にっしん観光まちづくり協会 相談役
2019- 瀬戸信用金庫地域振興協力基金 理事

2018- Nisshin City Tourism Association, Senior Advisor
2019- Seto Shinkin Bank Foundation for Local Development, Director

Refereed Articles

  • (2022) Utilizing the Intellectual Heritage of General Education --Internship Programs as Liberal Education--. Journal of Japan Association for College and University Education 44(2):
  • (2020) In Search of the New Model of Commercial High School Education. The Journal of Business Education 30 2434-6470
  • (2019) Application of allotted analytic Hierarchy process (aAHP) in group decision making problem. Journal of Global Business Society 5 2186-2117
  • (2018) Utilizing the intellectual heritage of the General Education (10). Journal of Japan Association for College and University Education 40(2): ISSN 1344-2449
  • (2018) A Case study on the evaluation of entrepreneurial ability of Participants at Nisshin Tourist Town Development event through Analytic Hierarchy Process. Journal of Global Business Society 4(1): 2186-2117

Refereed Proceedings

  • (2019). Managing Conflicting / Concurrent Values in Interorganizational Relations. Transactions of the Academic Association for Organizational Science, Vol.8, No.1, p.240-246 .The Academic Association for Organizational Science. 1. 3. Komazawa University
  • (2018). A Case study on the evaluation of entrepreneurial ability of Participants at Nisshin Tourist Town Development event through Analytic Hierarchy Process. Global Business Society .Global Business Society 9th Symposium . 1. 3. Osaka city University
  • (2018). Utilizing Intellectual Heritage of General Education (#10). Monograph of Japan Association for College and University Education 40th Annual Conference .Japan Association for College and University Education. 1. 3. Tsukuba University






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