シラバス Syllabus

授業名 ADVANCED JAPANESE A
Course Title ADVANCED JAPANESE A
担当教員 Instructor Name 栗木 久美(Kumi Kuriki)
コード Couse Code NUC007_N24A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language EN
科目区分 Course Category 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100
教養教育科目 / Liberal Arts
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2024 UG Nisshin Term1

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

【Mission Statementとの関係性】
このコースでは、日本語や日本についての知識を得るだけでなく、常に自国の情報を発信し、学習者同士で比較することで世界的な視野を身につけ、「新アジアと世界の架け橋となる能力」を養います。
In this course, students will not only gain knowledge of the Japanese language and Japan, but also develop a global perspective by consistently sharing information about their own country and comparing it with that of other students. This will help cultivate "the ability to bridge the gap between New Asia and the rest of the world".

授業の目的(意義) / Importance of this course

【授業の目的】
このコースは、上級レベルの日本語学習者を対象とした授業です。中級レベルの文法、語彙を復習することにより、確実に身につけることを目指します。
This course is designed for advanced level Japanese language learners. Students will review intermediate level grammar and vocabulary to ensure that they have mastered the language.

到達目標 / Achievement Goal


【到達目標】
中級までの文法の未習箇所を補いつつ、類義表現が使い分けられるようになることを目指します。
This course is designed for students who have not yet mastered grammar up to the intermediate level, and who want to be able to use synonymous expressions.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG4 Effective Communication
LG7 International Perspectives (BA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes


CEFRのB2レベル、JLPTのN2レベルの日本語能力養成を目指します。
As a result of studying Japanese in this course, students are expected to acquire Japanese proficiency which is equivalent to B2 (independent user) in CEFR scale or N2 in JLPT scale.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 60 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 10 %
フィールドメソッド Field Method 30 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

・予習として各ユニットにある「ポイント」の理解と「スタートテスト」の解答(毎週3時間程度)、および復習として授業で学んだ各ユニットの「まとめ」の練習(毎週3時間程度)。
・毎回の小テスト、中間テストは授業中に対応する。
・中級レベルの日本語において、具体的な課題を通した文章表現能力の向上を目指す。
・予習・復習の際に積極的に大学図書館を活用すること。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

・アカデミックオリエンテーション(授業概要・課題・評価の説明、目標の共有)
・プレイスメントテスト(授業レベルとの適正をはかります)
・第1課 いろいろな働きをする助詞
・第2課 話題の取り立て①

第2日(Day2)

・小テスト
・第2課 話題の取り立て②
・第3課 助詞の働きをする言葉1


第3日(Day3)

・小テスト
・第4課 助詞の働きをする言葉2
・第5課 助詞の働きをする言葉3①
・ケース①

●使用するケース
「CASE9 私のことを不幸だなんて」(『ケース学習で学ぼうビジネスコミュニケーション』)

第4日(Day4)

・中間テスト(第1課~第4課)
・第5課 助詞の働きをする言葉3②
・第6課 名詞化の方法「こと」と「の」

第5日(Day5)

・小テスト
・第7課 複文構造―複文の中の「は」と「が」・時制
・第8課 名詞修飾①
・ケース②

●使用するケース
「32 年齢はそんなに重要?」(『留学生のためのケースで学ぶ日本語』)

第6日(Day6)

・小テスト
・第8課 名詞修飾②
・第9課 複文を作る言葉1-時間―
・ケース②


第7日(Day7)

・小テスト
・10課 複文を作る言葉2-仮定の言い方・逆接の言い方―
・ケース③

●使用するケース
「11 同国人との付き合い」(『留学生のためのケースで学ぶ日本語』)

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 30 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 30 %
予習レポート Preparation Report 0 %
小テスト Quizzes / Tests 40 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 30 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

宿題提出は小テストに含みます。
中間テストは期末テストに含みます。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 友松悦子・和栗雅子「中級日本語文法要点整理ポイント20」スリーエーネットワーク(2007)

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

・友松悦子・和栗雅子(2004)『短期集中初級日本語文法総まとめポイント20』、スリーエーネットワーク、ISBN:978-4-88319-328-8
・平井悦子・三輪さち子(2004)『中級へ行こう 日本語の文型と表現59』、スリーエーネットワーク、ISBN:978-4-88319-327-1
・佐々木仁子・松本紀子(2010)『日本語総まとめN3文法(日本語能力試験対策)』アスク、ISBN:978-4872177329
・佐々木仁子・松本紀子(2010)『日本語総まとめN2文法(日本語能力試験対策)』アスク、ISBN:978-4872177299
・赤木浩文・古市由美子・内田紀子(2010)『毎日練習!リズムで身につく日本語の発音』スリーエーネットワーク ISBN:978-4883195527

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

これまで同様、学生が積極的に授業参加し、日本語文法の力を高められるよう努めます。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

■学位と取得大学
博士(文学) 名古屋大学
修士(文学) 名古屋大学

■研究分野
日本語学(認知意味論)


Doctor of Letters: Ph. D., Nagoya University, Nagoya
Master of Letters: M. A., Nagoya University, Nagoya

Japanese Linguistics(Cognitive Semantics)

(実務経験 Work experience)

2016.04~2018.07 名古屋経済大学 非常勤講師
2019.04~      名古屋大学 非常勤講師
2021.04~2021.07  名城大学 非常勤講師

2016.04~2018.07 Nagoya University of Economics  Part‐time instructor
2019.04~      Nagoya University  Part‐time instructor
2021.04~2021.07  Meijo University  Part‐time instructor






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