授業名 | Marketing Communication |
---|---|
Course Title | Marketing Communication |
担当教員 Instructor Name | 及川 直彦(Naohiko Oikawa) |
コード Couse Code | GMP203_G20N |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
学位 Degree | EMBA |
開講情報 Terms / Location | 2020 GSM Nagoya Fall |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
授業の目的(意義) / Importance of this course
※2020/9/8更新
マーケティングを構成する要素の一つであるマーケティング・コミュニケーションについて、その戦略を策定する能力を養う。具体的には、マーケティング・コミュニケーションの戦略においてしばしば使われる鍵となる概念群を紹介しながらも、既存の概念群の適用だけでは対応できない現実の戦略の策定の現場を疑似体験する機会を提供する。
マーケティングを構成する要素の一つであるマーケティング・コミュニケーションについて、その戦略を策定する能力を養う。具体的には、マーケティング・コミュニケーションの戦略においてしばしば使われる鍵となる概念群を紹介しながらも、既存の概念群の適用だけでは対応できない現実の戦略の策定の現場を疑似体験する機会を提供する。
This program targets to develop the capability of designing Marketing Communication strategy. The program introduces key concepts which are frequently used in the strategy, and at the same time, provides a simulated experience of areal design of the strategy which can’t be feasible by a simple application of existing concepts.
到達目標 / Achievement Goal
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Executive Leadership (EMBA)
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Executive Leadership (EMBA)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
本講義受講後、得られるスキルや知識:
1. 顧客と直接的に関わることによりバリュー・デリバリー・システムを効果的に構築・運用するメカニズムの理解
2. 多様な顧客が存在する市場のセグメンテーションとターゲット・セグメントの設定、設定したターゲット・セグメントにおけるポジショニング(STP)についての理解
3. ポジショニングを具現化するためのマーケティング・コミュニケーションについての理解
4. 上記の理解に基づくマーケティング戦略の立案能力
1. 顧客と直接的に関わることによりバリュー・デリバリー・システムを効果的に構築・運用するメカニズムの理解
2. 多様な顧客が存在する市場のセグメンテーションとターゲット・セグメントの設定、設定したターゲット・セグメントにおけるポジショニング(STP)についての理解
3. ポジショニングを具現化するためのマーケティング・コミュニケーションについての理解
4. 上記の理解に基づくマーケティング戦略の立案能力
By the end of the course, you will be able to :
1. Understand how to develop and manage Value Delivery System by directly interacting with customers.
2. Understand how to segment the market consists of various customers and how to define target segments and how to envision positioning toward target segments (STP.)
3. Understand how to deploy Marketing Communications which make the positioning happen.
4. Leverage the understanding above to design Marketing strategy.
1. Understand how to develop and manage Value Delivery System by directly interacting with customers.
2. Understand how to segment the market consists of various customers and how to define target segments and how to envision positioning toward target segments (STP.)
3. Understand how to deploy Marketing Communications which make the positioning happen.
4. Leverage the understanding above to design Marketing strategy.
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
---|---|---|
インプット型 Traditional | 0 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 100 % |
フィールドメソッド Field Method | 0 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
1. 学習方法
授業に臨む際には、登場人物がどのような課題に直面し、それをどのようなアプローチによって解決しようと考え、その考えに基づいて何を判断し、いかに実行を推進したかを明快に説明できる程度にまで内容を理解いただき、授業においては、その理解を前提に参加者どうしで討議できるようにしてください。
ケースの長さにもよりますが、標準的なケースの場合、アサインメントを参考にしながら3時間程度かけて読み込むような予習をすることが一般的だと想定しております。
2. レポート
課題について、提出方法、留意事項を熟読の上レポートを提出してください。提出方法、留意事項について守られていない場合、評価対象外となりますのでご注意ください。
課 題:
もしあなたが今日の時計市場で事業を展開し、その中で新たな価値を選択して事業を展開しようとするならば、どのような価値を選択・提供〔創造〕し、それをどのように伝達するか?
ターゲット・セグメントを設定し、彼ら・彼女らの未充足の価値を洞察し、その価値を提供する商品を企画し、その商品を伝達するためのマーケティング・コミュニケーションのキャンペーンを企画してください。
提出方法:
A4用紙横10枚以内の概要説明用スライド(Microsoft PowerPointもしくはpdfのファイル)にて企画の概要をまとめ、それを補足する資料を適宜添付してください。
概要説明用スライドおよび補足資料のファイルを、「202010_学籍番号_氏名」のファイル名にて10月29日(木曜日)23:59までにGoogle Classroomにて送付してください。
留意事項:
・本課題は、ケース:「スウォッチ」のケースメソッドの理解を受講者各自が深めるための個人ワークです。グループワーク(例: 複数の受講者が連名の同一のレポートの作成・提出)は認めません。
・レポートは、上記で指定した提出方法以外の提出は受け付けないのでご注意ください。
・2日目の授業において、数名の発表者を選別し、当該授業時に指名します。発表者は、レポートの評価の高さとともに、クラスの討議の運営の観点(例: できるだけ多様な議論ができるようにする)も加味して講師が選定いたします。
・発表者の発表内容に対して講師が授業においてフィードバックを行います。
Task:
Develop a strategy of which value to chose and create in the watch market today, and plan Marketing Communications campaign on the basis of the strategy.
Due Date:
Submit to Google Classroom at the end of Thursday, October 29th within 10 slides excluding appendix.
Points of Attention:
・Lecturer doesn’t accept this report with Group work.
・Lecturer doesn’t accept the submission of the report except assigned time/date.
・Lecturer will assign several students who will do presentation at Day 4 based on the level of quality and diversity of the contents.
・Lecturer will provide feedback to the students who will do presentation.
授業に臨む際には、登場人物がどのような課題に直面し、それをどのようなアプローチによって解決しようと考え、その考えに基づいて何を判断し、いかに実行を推進したかを明快に説明できる程度にまで内容を理解いただき、授業においては、その理解を前提に参加者どうしで討議できるようにしてください。
ケースの長さにもよりますが、標準的なケースの場合、アサインメントを参考にしながら3時間程度かけて読み込むような予習をすることが一般的だと想定しております。
2. レポート
課題について、提出方法、留意事項を熟読の上レポートを提出してください。提出方法、留意事項について守られていない場合、評価対象外となりますのでご注意ください。
課 題:
もしあなたが今日の時計市場で事業を展開し、その中で新たな価値を選択して事業を展開しようとするならば、どのような価値を選択・提供〔創造〕し、それをどのように伝達するか?
ターゲット・セグメントを設定し、彼ら・彼女らの未充足の価値を洞察し、その価値を提供する商品を企画し、その商品を伝達するためのマーケティング・コミュニケーションのキャンペーンを企画してください。
提出方法:
A4用紙横10枚以内の概要説明用スライド(Microsoft PowerPointもしくはpdfのファイル)にて企画の概要をまとめ、それを補足する資料を適宜添付してください。
概要説明用スライドおよび補足資料のファイルを、「202010_学籍番号_氏名」のファイル名にて10月29日(木曜日)23:59までにGoogle Classroomにて送付してください。
留意事項:
・本課題は、ケース:「スウォッチ」のケースメソッドの理解を受講者各自が深めるための個人ワークです。グループワーク(例: 複数の受講者が連名の同一のレポートの作成・提出)は認めません。
・レポートは、上記で指定した提出方法以外の提出は受け付けないのでご注意ください。
・2日目の授業において、数名の発表者を選別し、当該授業時に指名します。発表者は、レポートの評価の高さとともに、クラスの討議の運営の観点(例: できるだけ多様な議論ができるようにする)も加味して講師が選定いたします。
・発表者の発表内容に対して講師が授業においてフィードバックを行います。
Task:
Develop a strategy of which value to chose and create in the watch market today, and plan Marketing Communications campaign on the basis of the strategy.
Due Date:
Submit to Google Classroom at the end of Thursday, October 29th within 10 slides excluding appendix.
Points of Attention:
・Lecturer doesn’t accept this report with Group work.
・Lecturer doesn’t accept the submission of the report except assigned time/date.
・Lecturer will assign several students who will do presentation at Day 4 based on the level of quality and diversity of the contents.
・Lecturer will provide feedback to the students who will do presentation.
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
DAY1「マーケティング」とは何か?
マーケティング・コミュニケーション(=価値の伝達)がその一部分として機能する「マーケティング」とは、ビジネスの現場において何をどのように考え、実践することなのかを、クラスディスカッションを通じて探ります。
・記事「Delivering value to customers 」に基づくクラスディスカッション
「価値の選択」「価値の提供(創造)」とは何か?
「バリュー・デリバリー・システム」の起点となる、「価値の選択」「価値の創造」とは例えば何をどのようにすることか、これらと「価値の伝達」(マーケティング・コミュニケーション)をどのように連携させるかを、クラスディスカッションとケースメソッドを通じて考えます。
・記事「ヒットの軌跡 VOLUME 048ワンダモーニングショット(アサヒ飲料)」に基づくクラスディスカッション
・ケース:「スウォッチ」に基づくケースメソッド
「価値の伝達」とは何か? – 戦略的なフォーカス
「バリュー・デリバリー・システム」において選択し、創造した価値を顧客に気づいてもらい、認めてもらえるように導く「価値の伝達」(=マーケティング・コミュニケーション)とは何をどのようにすることで、戦略的なフォーカスを何に設定すべきかを、ケースメソッドを通じて探ります。
・ケース:「インサイド・インテル・インサイド」に基づくケースメソッド
DAY1
What is Marketing?
・Class discussion on the basis of the article “Delivering value to customers“
What are “chose the value” and “provide the value”?
・Class discussion on the basis of the article ““Wonda Morning Shot””
・Case method on the basis of the case “Swatch”
What is ”communicate the value”? – Strategic Focus
・Case method on the basis of “Inside Intel Inside”
●使用するケース
・ケース:「スウォッチ」に基づくケースメソッド・ケース:「インサイド・インテル・インサイド」
第2日(Day2)
DAY2「価値の伝達」とは何か? – メディアの企画
マーケティング・コミュニケーションの企画は、メッセージの企画(何を伝えるか)とメディアの企画(何を通じて伝えるか)の二つの要素に分けて考えることが一般的です。後者において鍵となるメディアの特性と顧客の購買行動についてケースメソッドを通じて考えます。
・ケース:「ビッグスキニーのオンラインマーケティング」に基づくケースメソッド
「価値の伝達」とは何か? – メッセージの企画
マーケティング・コミュニケーションの企画は、メッセージの企画(何を伝えるか)とメディアの企画(何を通じて伝えるか)の二つの要素に分けて
考えることが一般的です。前者の成功の鍵となる「伝搬しやすいメッセージ」についてケースメソッドを通じて考えます。
・ケース: 「ダヴ: ブランドの進化」に基づくケースメソッド
DAY2
What is ”communicate the value”? – Media Planning
・Case method on the basis of “Online Marketing at Big Skinny”
What is ”communicate the value”? – Message Design
・Case method on the basis of “Dove: Evolution of a Brand”
●使用するケース
・ケース:「ビッグスキニーのオンラインマーケティング」・ケース: 「ダヴ: ブランドの進化」
第3日(Day3)
DAY3「価値の伝達」とは何か? – 逆境における対応
マーケティング・コミュニケーションは、こちらから新たに望ましい状況を仕掛けるときばかりでなく、望ましくない状況の中での対応においても重要な役割を果たします。レピュテーション・リスクや消費者行動の変化への対応におけるマーケティング・コミュニケーションについてケースメソッドを通じて考えます。
・ケース:「ナイキ:効果的な広報戦略を展開する」に基づくケースメソッド
・ケース:「トヨタのリコール(A):急停止」「トヨタのリコール(B):豊田氏、ワシントンに行く」「トヨタのリコール(C):前途多難」に基づくケースメソッド
・ケース: 「アコーホテルズとデジタル変革」に基づくケースメソッド
DAY3
What is ”communicate the value”? – Defensive Situations
・Case method on the basis of “Nike Inc.: Developing an Effective Public Relations Strategy”
・Case method on the basis of “Toyota Recalls (A): Hitting the Skids” “Toyota Recalls (B): Mr. Toyoda Goes to Washington” and “Toyota Recalls (C):Bumpy Road Ahead”
・Case method on the basis of “AccorHotels and the Digital Transformation”
●使用するケース
・ケース:「ナイキ:効果的な広報戦略を展開する」・ケース:「トヨタのリコール(A):急停止」「トヨタのリコール(B):豊田氏、ワシントンに行く」「トヨタのリコール(C):前途多難」
・ケース: 「アコーホテルズとデジタル変革」
第4日(Day4)
DAY4「価値の伝達」とは何か? – キャンペーンの企画
マーケティング・コミュニケーションのキャンペーンを実際に企画し、企画案に基づくクラスディスカッションを通じて、授業で扱った諸概念につい
て理解を深めます。
・ケース:「スウォッチ」に基づく個人ワーク(レポート)の中から講師が選抜・指名した受講者による発表とクラスディスカッション
「価値の伝達」とは何か? – 推進する組織
優れたマーケティング・コミュニケーションを企画・推進するには、どのような組織が求められるかについて考ケースメソッドを通じて考えます。
・ケース:「イノベーションとリノベーション~ネスプレッソ物語」に基づくケースメソッド
※ 講義計画は受講者の理解度や進捗により予告なく変更する場合があります。
What is ”communicate the value”? – Campaign Planning
What is ”communicate the value”? – Organizational Management
・Presentation of the planed campaign on the basis of “Swatch” submitted by report and selected by lecturer and class discussion.
・Case method on the basis of “Innovation and Renovation: The Nespresso Story”
●使用するケース
・ケース:「スウォッチ」・ケース:「イノベーションとリノベーション~ネスプレッソ物語」
成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 10 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 50 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 60 % |
予習レポート Preparation Report | 40 % |
小テスト Quizzes / Tests | 0 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 0 % |
期末試験 Final Exam | 0 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
教科書 Textbook
- 電通「クロスメディア開発プロジェクト」チーム「クロスイッチ」ダイヤモンド社(2008)ISBN10: 4478090041
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
『新しい広告』嶋村和恵監修, 2011, 電通 ISBN10:
4885532108 ISBN13:9784885532108
『広告心理』仁科定文・田中洋・丸岡吉人共著, 2007, 電通 ISBN10:
4885531934 ISBN13:9784885531934
『モバイル・マーケティング』恩藏直人・及川直彦・藤田明久共著, 2008, 日本経済新聞出版社 ISBN10:
4532313694 ISBN13:9784532313692
『新マーケティング・コミュニケーション戦略論』 亀井明宏・ルディー和子編著, 2009, 日経広告研究所 ISBN10:
4532640814 ISBN13:9784532640811
『この1冊ですべてわかる CRMの基本』 坂本 雅志著, 2014, 日本実業出版社 ISBN10:
453405226X ISBN13:9784534052261
4885532108 ISBN13:9784885532108
『広告心理』仁科定文・田中洋・丸岡吉人共著, 2007, 電通 ISBN10:
4885531934 ISBN13:9784885531934
『モバイル・マーケティング』恩藏直人・及川直彦・藤田明久共著, 2008, 日本経済新聞出版社 ISBN10:
4532313694 ISBN13:9784532313692
『新マーケティング・コミュニケーション戦略論』 亀井明宏・ルディー和子編著, 2009, 日経広告研究所 ISBN10:
4532640814 ISBN13:9784532640811
『この1冊ですべてわかる CRMの基本』 坂本 雅志著, 2014, 日本実業出版社 ISBN10:
453405226X ISBN13:9784534052261
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
(1) ケースの内容の確認に充てる時間を減らし、ケースに基づく議論の時間を増やしてほしい (2) 個々のケース及びケース間から導き出される意
味合いをより明確に整理してほしい というフィードバックに基づき、授業の構成と設問を見直し、授業の運営においてコールド・コールをより
多く活用することにしました。 ※2017年シラバスより
味合いをより明確に整理してほしい というフィードバックに基づき、授業の構成と設問を見直し、授業の運営においてコールド・コールをより
多く活用することにしました。 ※2017年シラバスより
担当教員のプロフィール About the Instructor
1988年電通に入社し、広告・広報キャンペーンの企画立案、デジタル・マーケティング創成期の方法論の開発に携わった後、2000年ネットイヤーグループに移り、同社のシニアバイスプレジデントとして戦略インターネット・プロフェッショナル・サービス事業の立ち上げに参画した。
2001年にマッキンゼー・アンド・カンパニーに移り、ハイテク、テレコム、サービスなどの業界の新規事業の開発、マーケティング戦略の立案に携わった後、2004年に電通に戻り、クリエイティビティを重視した戦略コンサルティングファーム(電通ネットイヤーアビーム、電通コンサルティング)を創業し、幅広い業界の成長戦略の立案、新規事業の開発、販売モデルの再構築などのプロジェクトを統括しながら代表取締役社長として経営に携わった。
2013年にアプライド・プレディクティブ・テクノロジーズ(APT)の予測分析を活用した問題解決のアプローチに共感して同社に移り、本社シニアバイスプレジデントおよび日本代表として日本事業の立ち上げに携わった。同社がMastercardに買収された後には、同社のコンサルティング・データ分析部門Mastercard Data & Servicesの日本地区責任者も兼務した。
2019年より早稲田大学大学院経営管理研究科の客員教授に就任。実務家向けの教育に携わりながらスタートアップ企業の戦略立案を支援している。
1988年慶應義塾大学文学部卒、2006年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。
著 書:
「インターネット・マーケティング・ベーシックス」(共著 日経BP 2000年)、「bウェブ革命」(監訳 インプレス 2001年)、「社会的責任のマーケティング」(共訳 東洋経済新報社 2007年) 、「モバイル・マーケティング」(共著 日本経済新聞出版社 2008年)、「新マーケティング・コミュニケーション戦略論」(共著 日本経済新聞出版社 2009年)、「この1冊ですべてわかる CRMの基本 」(共著 日本実業出版社 2012年)など。
寄 稿:
「デジタル・インタラクティブ・メディアがもたらす新たなクロスメディア効果について 」(「マーケティングジャーナル」 27(1) 2007年6月)、「商品開発の成功要因の今日的なレビュー」(「早稲田大学大学院商学研究科紀要」67 2008年12月)、「デジタル情報技術がもたらした事業環境における新たな商品開発戦略」(「マーケティングジャーナル」 28(3) 2009年1月)、「『顧客参加型の開発・生産』に関する先行研究と残された課題」(「早稲田大学大学院商学研究科紀要」68 2009年3月)、「顧客参加型の商品開発」(「マーケティングジャーナル」 30(2) 2010年9月)、「企業と顧客のインターネット・インタラクションを活用した商品開発のフィジビリティ」 (「第9回 助成研究吉田秀雄賞 受賞研究集」 2011年11月)、「ビッグデータ時代のビジネス分析」(「日経デジタルマーケティング」 2016年1月~7月)、「英国のEU離脱、世論調査はなぜ外れたのか」(「日経ビッグデータ」 2016年7月)、「データの有効活用」でマーケティングが変わる」(インタビュー 「週刊東洋経済」 2017年10月21日号)など。
その他:
Cannes Lions 2011 ダイレクト部門 審査員 (2011年6月)
名古屋商科大学ビジネススクール マネジメント研究科 客員教授(2016年10月 – 2019年3月)
2001年にマッキンゼー・アンド・カンパニーに移り、ハイテク、テレコム、サービスなどの業界の新規事業の開発、マーケティング戦略の立案に携わった後、2004年に電通に戻り、クリエイティビティを重視した戦略コンサルティングファーム(電通ネットイヤーアビーム、電通コンサルティング)を創業し、幅広い業界の成長戦略の立案、新規事業の開発、販売モデルの再構築などのプロジェクトを統括しながら代表取締役社長として経営に携わった。
2013年にアプライド・プレディクティブ・テクノロジーズ(APT)の予測分析を活用した問題解決のアプローチに共感して同社に移り、本社シニアバイスプレジデントおよび日本代表として日本事業の立ち上げに携わった。同社がMastercardに買収された後には、同社のコンサルティング・データ分析部門Mastercard Data & Servicesの日本地区責任者も兼務した。
2019年より早稲田大学大学院経営管理研究科の客員教授に就任。実務家向けの教育に携わりながらスタートアップ企業の戦略立案を支援している。
1988年慶應義塾大学文学部卒、2006年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。
著 書:
「インターネット・マーケティング・ベーシックス」(共著 日経BP 2000年)、「bウェブ革命」(監訳 インプレス 2001年)、「社会的責任のマーケティング」(共訳 東洋経済新報社 2007年) 、「モバイル・マーケティング」(共著 日本経済新聞出版社 2008年)、「新マーケティング・コミュニケーション戦略論」(共著 日本経済新聞出版社 2009年)、「この1冊ですべてわかる CRMの基本 」(共著 日本実業出版社 2012年)など。
寄 稿:
「デジタル・インタラクティブ・メディアがもたらす新たなクロスメディア効果について 」(「マーケティングジャーナル」 27(1) 2007年6月)、「商品開発の成功要因の今日的なレビュー」(「早稲田大学大学院商学研究科紀要」67 2008年12月)、「デジタル情報技術がもたらした事業環境における新たな商品開発戦略」(「マーケティングジャーナル」 28(3) 2009年1月)、「『顧客参加型の開発・生産』に関する先行研究と残された課題」(「早稲田大学大学院商学研究科紀要」68 2009年3月)、「顧客参加型の商品開発」(「マーケティングジャーナル」 30(2) 2010年9月)、「企業と顧客のインターネット・インタラクションを活用した商品開発のフィジビリティ」 (「第9回 助成研究吉田秀雄賞 受賞研究集」 2011年11月)、「ビッグデータ時代のビジネス分析」(「日経デジタルマーケティング」 2016年1月~7月)、「英国のEU離脱、世論調査はなぜ外れたのか」(「日経ビッグデータ」 2016年7月)、「データの有効活用」でマーケティングが変わる」(インタビュー 「週刊東洋経済」 2017年10月21日号)など。
その他:
Cannes Lions 2011 ダイレクト部門 審査員 (2011年6月)
名古屋商科大学ビジネススクール マネジメント研究科 客員教授(2016年10月 – 2019年3月)
Naohiko Oikawa is a Director of CEO's Office of SmartNews and a Visiting Professor of Waseda University.
Naohiko has over 30 year of experience in advising strategic and tactical decisions for blue-chip corporations in various industries such as Retail, Manufacturing, Tech, and Financial Services. Naohiko is also known as a leader in Japanese marketing community through his contributions in developing, speaking, and writing about Interactive Marketing, CRM, and Data-Driven Decision Making.
Prior to SmartNews, Nao was CSMO of Openlogi, Division Lead for Japan at Mastercard Advisors (Big Data and Consulting Business Unit,) Country Manager of Applied Predictive Technologies, and CEO of Dentsu Consulting. He has also worked at McKinsey & Company in its High Tech Group, Netyear Group as its Chief Marketing Officer, and Dentsu as a Marketing Communication Planner. Mr. Oikawa holds a BA in Literature from Keio University and an MBA from Waseda University.
(実務経験 Work experience)
株式会社ゼレンホールディングス シニアマネージャー
2023年10月 -
株式会社ファミトラ 執行役員
2023年7月 - 2024年1月
スマートニュース株式会社 社長室 ディレクター
2021年5月 - 2023年6月
オープンロジ株式会社 CSMO(最高戦略・マーケティング責任者)
2019年9月 - 2021年4月
早稲田大学ビジネススクール(大学院経営管理研究科) 客員教授
2019年9月 -
マスターカードアドバイザーズ(日本地区責任者)・アプライド・プレディクティブ・テクノロジーズ・インク シニアバイスプレジデント(日本代表)
2013年10月 – 2019年9月
株式会社電通コンサルティング 代表取締役社長
2004年3月 - 2013年9月
マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク コンサルタント
2001年9月 - 2004年2月
ネットイヤーグループ株式会社 シニアバイスプレジデント・チーフマーケティングオフィサー
2000年3月 - 2001年8月
株式会社電通 プランナー
1988年4月 - 2000年2月
2023年10月 -
株式会社ファミトラ 執行役員
2023年7月 - 2024年1月
スマートニュース株式会社 社長室 ディレクター
2021年5月 - 2023年6月
オープンロジ株式会社 CSMO(最高戦略・マーケティング責任者)
2019年9月 - 2021年4月
早稲田大学ビジネススクール(大学院経営管理研究科) 客員教授
2019年9月 -
マスターカードアドバイザーズ(日本地区責任者)・アプライド・プレディクティブ・テクノロジーズ・インク シニアバイスプレジデント(日本代表)
2013年10月 – 2019年9月
株式会社電通コンサルティング 代表取締役社長
2004年3月 - 2013年9月
マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク コンサルタント
2001年9月 - 2004年2月
ネットイヤーグループ株式会社 シニアバイスプレジデント・チーフマーケティングオフィサー
2000年3月 - 2001年8月
株式会社電通 プランナー
1988年4月 - 2000年2月
Director, CEO's Office, SmartNews Inc.
May 2021 - Present
CSMO (Chief Strategy & Marketing Officer,) Openlogi Inc.
October 2019 - April 2021
Visiting Professor, Waseda Business School (Graduate School of Business and Finance)
October 2019 - Present
Japan Division Lead, Mastercard Advisors / Senior Vice President, Japan, Applied Predictive Technologies Inc. (APT)
October 2013 - September 2019
President & CEO, Dentsu Consulting Inc.
March 2004 - September 2013
Consultant, McKinsey & Company Inc.
September 2001 - February 2004
Senior Vice President & Chief Marketing Officer, Netyear Group Corporation
March 2000 - August 2001
Planner, Dentsu Inc.
April 1988 - February 2000