シラバス Syllabus

授業名 Business Consulting III(Spring)
Course Title Business Consulting III(Spring)
担当教員 Instructor Name 矢本 成恒(Shigetsune Yamoto)
コード Couse Code GMP115_G22B
授業形態 Class Type 実習 Training
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 4
言語 Language JP
科目区分 Course Category
学位 Degree EMBA
開講情報 Terms / Location 2022 GSM Nagoya Spring

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

当講座は、中小企業診断士育成コースにおける経営診断Ⅱの実習に位置づけられることから、中小企業診断士となるのに必要な実務能力の習得を目標
とする。中小企業の持続的な成長・発展を支援するため、企業を取り巻く外部環境、内部資源について総合的に分析し、分析の結果として策定された
経営戦略により明らかになった戦略課題を解決するための方向と具体策を策定することにより、中小企業の指導・支援アドバイスできるコンサルティ
ングスキルを養成するものです。
 

授業の目的(意義) / Importance of this course

学修のポイント
・全社的に現状分析を行い、問題点を整理し、重点的な調査・分析項目を絞り込む。
・経営戦略策定のための外部環境分析、内部環境分析を行う。
・調査・分析結果を整理し、論理的プロセスを通して経営戦略を策定し、経営課題を抽出する。
・抽出した経営課題構造化を行、経営課題解決の具体策を検討する。

主要アウトプット
・経営診断報告書(経営全般についての現状分析、問題点構造化、重点課題の抽出)
・経営戦略策定書
 

到達目標 / Achievement Goal

経営診断Ⅱでは、経営革新のために必要な、環境分析や様々な知識を活用して、経営戦略立案できる技術の習得を目指す。さらに中長期的な経営計画および具体的な施策を策定する。
経営戦略と中長期経営計画策定を実施し
・環境分析と現状診断 ・戦略課題抽出  ・経営戦略策定  ・施策(実効計画)策定 を実施する。
ならびに、経営課題解決のために、
・総合診断 ・経営革新提案 ・中長期経営計画策定 を実施する。

▶︎実習カリキュラム構成
①事前準備 ②経営診断(ヒアリング等) ③経営戦略策定のための調査分析 ④経営戦略策定 ⑤診断・改善提案まとめ ⑥最終報告

▶︎適用手法など
・ 環境分析 ・現地調査 ・顧客分析や競合分析(フィールドワーク) ・各種フレームワーク
・ 各種IE手法(動作分析、稼働率、QC分析手法などを含む) ・統計データ解析手法 
戦略施策統合能力 ・不確実性の戦略策定 ・新規事業策定手法の提案など

なお、必要な調査手法(商店街アンケートやインタビュー、顧客アンケートやインタビュー等)は柔軟に採用することとする。さらに、チーム内の進捗管理にはプロジェクトマネジメント手法を用いる。

 

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Executive Leadership (EMBA)
LG6 Innovative Leadership (MBA)
LG7 Global Perspective (GLP)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

経営戦略立案力、実行計画策定力、計画支援力

 

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 20 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 0 %
フィールドメソッド Field Method 80 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

本講義は、ケース・フィールドメソッドにより実施します。
企業で実際に起きた経営事例等を受講生が自らの視点で追体験することを通じて、課題解決力・課題発見力を培う教育手法です。受講生間のディスカ
ッションおよびロールプレイ等、受講者を主体とした学修体験「Participant Centered Learning」により、知識の修得に加え受講生の実務家としての世
界観・視野を広げることを目標とします。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

▶︎実習日程(標準日程)
事前準備1日、ヒアリング4日、分析および計画立案2日、報告書作成2日、最終報告1日(約1ヶ月〜1ヶ月半かけて行います)

第2日(Day2)

▶︎スケジュール例
Day1:グループワーク
Day2:グループワーク・個別指導
Day3:企業訪問(ヒアリング)
Day4:グループワーク
Day5 :企業訪問(ヒアリング)
Day6:グループワーク・個別指導
Day7:企業訪問(中間報告)
Day8:グループワーク
Day9:企業訪問(ヒアリング)
Day10:企業訪問(ヒアリング)
Day11:グループワーク
Day12:企業訪問(最終報告)
※最終報告会には、指導担当教員以外の教員、事務局職員が同席します。

第3日(Day3)



第4日(Day4)



第5日(Day5)



第6日(Day6)



第7日(Day7)



成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 50 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 50 %
予習レポート Preparation Report 0 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 50 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

中小企業庁の定める、受講生の修得水準審査要領に基づいた評価を致します。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 配布資料

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

 

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

 

担当教員のプロフィール About the Instructor 

矢本成恒
http://mba.nucba.ac.jp/research/faculty/entry.html?u_bid=145&u_eid=13149

(プロフィール)
・研究分野 イノベーションマネジメント, 技術経営戦略

・経歴
東京大学教養学部卒業。東京大大学院工学系博士課程修了(技術経営戦略研究室)。筑波大学大学院修士課程修了(経営戦略系研究室)。博士(工学)、修士(経営学)/MBA、中小企業診断士。

日本電信電話株式会社にて、経営企画部門、新規事業企画部門を担当し、戦略持株会社経営企画(国際戦略)担当部長を務める。その後、コンサルティング会社取締役、マーケティング会社取締役等を経て現職。
経営コンサルタントとしては、ITビジネス、テレビ放送、コンテンツビジネスの経営戦略、新規事業企画、スタートアップ経営の支援・マネジメント受託など100社以上に携わる。また、中小企業診断士として、IT業および製造業等の経営指導を実施。2011年度東京商工会議所企業変革プログラムアドバイザー。

所属学会は、日本開発工学会(理事、編集委員、ビジネス・イノベーション研究会主査)、日本経営診断学会、ビジネスモデル学会

・最終学歴 Ph.D. (東京大学)、MBA、中小企業診断士

・主な職歴
1987~2004 日本電信電話(株)
2004~2009 (株)プラットイーズ
2009~2010 (株)アークエンジン
2010~    一般社団法人俯瞰工学研究所


Refereed Articles

  • (2024) A Study of the Efficacy of the Generative Pre-trained Transformer in the Medical Specialty Examination of Otorhinolaryngology. Nippon Jibiinkoka Tokeibugeka Gakkai Kaiho 1343-7623 / 2185-2480
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  • (2023) Success factors for digitalization in sales activities. Development Enineering

Refereed Proceedings

  • (2021). Issues of Employee Engagement in the "With Corona Era". Management that values people .Japan Society for the Promotion of Human Resource Management, the 8th Research Presentation . 1. 3. on line
  • (2017). Creating New Values through Horizontal Alliance. Development Engineering .Japan Development Engineering Society. 1. 3. Tokyo university of Science






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