シラバス Syllabus

授業名 Product Management B
Course Title Product Management B
担当教員 Instructor Name 安藤 真一郎(Shinichiro Ando)
コード Couse Code GMP103_G22B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format Live Virtual
単位 Credits 1
言語 Language JP
科目区分 Course Category 特定科目500系 / Specific
学位 Degree EMBA
開講情報 Terms / Location 2022 GSM Nagoya Spring

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

ビジネス界や社会の発展をもたらす知識の創出をするために、生産マネジメント、問題解決のケースを用いて学びます。
Students learn to use production management and problem-solving cases to create knowledge that will bring about development in the business world and society.

授業の目的(意義) / Importance of this course

本講義は、ケースディスカッションによる双方向型の講義です。生産マネジメントに関する問題を発見し、またその問題解決の方向性について指導・支援・アドバイスができるスキルを修得します。具体的には、1.IE手法等によるアプローチにより、的確な現状分析を行い、問題発見できるスキルの修得、2. 生産マネジメントの問題解決を図るため製造システムの改善(再設計)の定石を理解し、作業改善、工程改善などに関する指導・支援・アドバイスできるスキルを修得します。ケースについては、「工程改善」「問題解決」を選定し、実践力をつけるために製造現場の映像教材を用いてIE手法の活用をする演習を行います。
This course is an interactive lecture with case discussions. Students will acquire the skills to identify problems in production management and to provide guidance, support, and advice on the direction of problem solving. Specifically, the course aims to: 1. acquire the skills to accurately analyze the current situation and identify problems using the IE approach, and 2. acquire the skills to understand the basic principles of manufacturing system improvement (redesign) to solve production management problems, and to provide guidance, support, and advice regarding work and process improvement. For cases, "process improvement" and "problem solving" will be selected, and students will practice the application of IE methods using video materials of manufacturing sites in order to develop practical skills.

到達目標 / Achievement Goal

IE手法などの分析手法活用による的確な現状分析、作業改善、工程改善スキルやこれらを活用するための問題解決スキルなどを習得し、実際の企業診断で活用できるようになる。

Acquire skills in accurate analysis of current conditions, work improvement, and process improvement through the use of IE and other analytical methods, as well as problem-solving skills for utilizing these skills, so that they can be used in actual corporate diagnosis.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Executive Leadership (EMBA)
LG6 Innovative Leadership (MBA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

IE手法やテキストマイニングを活用した現状分析スキル、作業改善、工程改善スキルと問題解決スキル

Current state analysis skills, work improvement, process improvement skills and problem solving skills utilizing IE methods and text mining

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 9 産業と技術革新の基盤をつくろう(Industry, Innovation and Infrastructure)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 30 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 20 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

講義中でレポート課題についての解説をします。
必要に応じていくつかの典型的な提出レポートをとりあげて解説をおこないます。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

対象企業の課題、対策を行うにあたり、ケースを用いて必要な観点を学びます。
それを踏まえて現場動画を用いて実際にIE手法を用い、現状分析と問題点の発見方法、改善の方向性について学びます。

●使用するケース
仕出し弁当会社A 日本ケースセンター

第2日(Day2)

テキストマイニング手法による定量的なテキスト分析を学びます。
IEなどの手法を用いる大前提となる問題解決手法を学びます。

●使用するケース
藤白電器産業 最強の開発者集団をつくる(A) ManainankL

第3日(Day3)



第4日(Day4)



第5日(Day5)



第6日(Day6)



第7日(Day7)



成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 70 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 70 %
予習レポート Preparation Report 30 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

・ディスカッションについては、発言回数をカウントしますが、発言内容も重視して評価します。ただし、結論のない発言、意図が不明の発言(話しながら考えて時間を使うなど)はマイナス評価をします。また、すでに出た意見と同じ意見はカウントしません。
・レポート評価については、予習段階であることを考慮し、一般的な観点(論理性や納得性など)を重視します。特に専門的な知識は前提としません。
・レポートやアサインメントの検討については、課題抽出や分析部分まではある程度類似しますが、提案部分では価値観や考え方の相違があるため、教員と意見が違うことも多くあります。それは気に留めなくても結構です。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 藤田彰久「新版IEの基礎」建帛社(1978)4-7679-8011-9

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

・日本インダストリアル・エンジニアリング協会「実践IEの強化書」日刊工業新聞社(2021)4-526-08114-9
・柿内幸夫「改善の急所<101項>」日本経営合理化協会出版局(2012)4-89101-310-3
・名古屋QS研究会「作業改善」日本規格協会(2004)4-542-50380-9
・齋藤嘉則「新版 問題解決プロフェッショナル」ダイヤモンド社(2010)4-478-00553-8
・内田和成「仮説思考」東洋経済新報社(2006)4-492-55555-2

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

初年度担当科目

担当教員のプロフィール About the Instructor 

・研究分野 新事業・イノベーション、従業員エンゲージメント
・学歴 工学修士(名古屋大学)、経営学修士/MBA(名古屋商科大学)
・資格 中小企業診断士、行政書士、ファイナンシャルプランナー(AFP)
・所属学会 日本開発工学会、人を大切にする経営学会

(実務経験 Work experience)

松下電工株式会社において商品設計部門、品質保証部門にて、ソフトウェアアーキテクチャ設計、ソフトウェア開発プロセス改善業務に従事する。その後、株式会社デンソーにて車載製品セキュリティ設計、ITS Connectに関する渉外業務に従事する。同時に、経営コンサルタント事務所を創業し、中小企業の経営支援に取り組んでいる。

主な職歴:
   1999~2018 松下電工株式会社(現 パナソニック株式会社)
   2018~    株式会社デンソー
   2020~    あんしん経営企画室







ページ上部へ戻る