授業名 | SME Management Strategy |
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Course Title | SME Management Strategy |
担当教員 Instructor Name | 服部 繁一(Shigekazu Hattori) |
コード Couse Code | GMP101_G22B |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
授業形式 Class Format | Live Virtual |
単位 Credits | 1 |
言語 Language | JP |
科目区分 Course Category | 特定科目500系 / Specific |
学位 Degree | EMBA |
開講情報 Terms / Location | 2022 GSM Nagoya Spring |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
『名古屋商科大学ビジネススクールのミッションは、"フロンティアスピリット"を備えたイノベーティブで倫理観あるリーダーの育成、そしてビジネス界や社会の発展をもたらす知識の創出をすることである。名古屋商科大学ビジネススクールの学生は、新時代のアジアと世界をつなぐ能力を有している。』に基づき、中小企業診断士として、実際の企業診断・支援に必要な基本姿勢、スキルや知識を養成します。
Based on the Mission Statement, we will cultivate basic attitudes, skills and knowledge.
授業の目的(意義) / Importance of this course
中小企業の経営戦略・経営計画の策定について、また策定した戦略計画を実行するためのマネジメントについて、支援対象企業に対し、的確な指導・支援・アドバイスができるスキルを修得します。具体的には、1. 経営戦略策定のための経営戦略理論を体系的に整理できる 2. 経営戦略を策定するため、的確かつ必要な分析ができる 3. 分析結果を踏まえ、論理的なステップで経営戦略を導ける ようになることを目的とします。
This course teaches SME management to SME managers, managers, and management consultants.
到達目標 / Achievement Goal
到達目標は、我が国経済の原動力である中小企業について、経営戦略、経営計画、人材マネジメント、財務・会計などの経営全般に関する理解を深め、経営分析ができる能力を身につけることです。
The goal is to deepen understanding of overall management and acquire the ability to analyze management.
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Executive Leadership (EMBA)
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Executive Leadership (EMBA)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
中小企業診断士として、実際の企業診断・支援に必要な下記のスキルや知識を養成します。
・原理・原則:経営の原理原則、中小企業の経営管理
・戦略思考力:分析力、論理力、構想力、統合力
・現場感覚:事実に即した思考、原理・原則のカスタマイズ化、ヒューマンスキル
・原理・原則:経営の原理原則、中小企業の経営管理
・戦略思考力:分析力、論理力、構想力、統合力
・現場感覚:事実に即した思考、原理・原則のカスタマイズ化、ヒューマンスキル
We will cultivate the basic attitude, skills and knowledge necessary for actual business diagnosis and support.
SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals
Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
---|---|---|
インプット型 Traditional | 20 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 50 % |
フィールドメソッド Field Method | 30 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
1ケースあたり最低3時間以上の予習を行うことが求められます。
予習結果(アサイメント各設問についての答え)をレポートにまとめてください。
レポートは2日分(4 Session)合計で、A4用紙,40文字×30行×10枚以内とし、講義初日6月20日(土)の 午前10:00までに Google Classroom の提出窓口より提出してください。
この予習の深さが、授業中の質の高い発言につながります。
予習結果(アサイメント各設問についての答え)をレポートにまとめてください。
レポートは2日分(4 Session)合計で、A4用紙,40文字×30行×10枚以内とし、講義初日6月20日(土)の 午前10:00までに Google Classroom の提出窓口より提出してください。
この予習の深さが、授業中の質の高い発言につながります。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
● 経営戦略:中小企業のケースを用いて、経営戦略策定のための外部環境分析、内部資源分析を行い、そこから事業領域=事業ドメイン(会社の存在価値)を明確にし、経営戦略を確立するプロセスを学ぶ。具体的には、経営戦略策定のための経営戦略理論を体系的に整理し、経営戦略を策定するため、的確かつ必要な分析ができ、分析結果を踏まえ、論理的なステップで経営戦略を導くことをクラスディスカッションにより修得する。使用ケース:No.16「タビオ株式会社(旧名:株式会社ダン)」● 経営計画:中小企業のケースを用いて、経営戦略を予算編成に落とし込み、3 年~4 年の経営計画(数値計画・実行計画)を確立するプロセスを学ぶ。具体的には、策定された経営戦略を具体化するための経営計画(数値計画・実行計画)を策定できる スキルをクラスディスカッションにより理解する。使用ケース:No.17「三和酒類株式会社」
第2日(Day2)
● 人材マネジメント:中小企業のケースを用いて、人と組織に関する問題を発見、分析し、具体的な改善策を指導、支援、アドバイス出来る技能を修得する。具体的には、組織の検証と戦略推進のための組織マネジメントシステムの構築、人と組織の問題の特質を理解し、人材マネジメントシステムの構築、再編をクラスディスカッションにより理解する。使用ケース:No.15「株式会社松島機械研究所」● 財務・会計:中小企業のケースを用いて、財務状況を評価、分析し、抽出された課題の解決策について的確な指導、支援、アドバイスできる技能を修得する。具体的には、財務分析手法と中小企業特性を加味した改善策策定スキルをクラスディスカッションにより理解、修得する。使用ケース:No.11「21LADY株式会社」(21Lady添付資料)
成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講義内での挙手発言は、発言・発表数と内容を加点評価します。発言・発表数は、指名発表数、グループワーク発表数、質疑応答数です。内容は、現場感覚を持ち学びに向かう人間性、原理原則への理解、理解していることを使う戦略思考力を重視します。なお、授業に無関係、迷惑行為を行う場合は、F評価の上、退出していただきます。
予習レポートは、形式と内容を加点評価します。形式的には、アサインメントへのあなたの仮説や主張、仮説や主張に用いる診断技法やフレームワークの紹介、診断技法やフレームワークを用いたアサインメントの分析結果、あなたの仮説や主張と分析結果への考察や今後の課題を示してください。内容的には「なるほど!」と思えることを重視します。なお、出所不明の引用が発見された場合は、F評価とします。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 20 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 50 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 70 % |
予習レポート Preparation Report | 30 % |
小テスト Quizzes / Tests | 0 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 0 % |
期末試験 Final Exam | 0 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
受講時に説明します。講義内での挙手発言は、発言・発表数と内容を加点評価します。発言・発表数は、指名発表数、グループワーク発表数、質疑応答数です。内容は、現場感覚を持ち学びに向かう人間性、原理原則への理解、理解していることを使う戦略思考力を重視します。なお、授業に無関係、迷惑行為を行う場合は、F評価の上、退出していただきます。
予習レポートは、形式と内容を加点評価します。形式的には、アサインメントへのあなたの仮説や主張、仮説や主張に用いる診断技法やフレームワークの紹介、診断技法やフレームワークを用いたアサインメントの分析結果、あなたの仮説や主張と分析結果への考察や今後の課題を示してください。内容的には「なるほど!」と思えることを重視します。なお、出所不明の引用が発見された場合は、F評価とします。
教科書 Textbook
- エドガー・H・シャイン(著),金井 壽宏(監修)「人を助けるとはどういうことか――本当の「協力関係」をつくる7つの原則」英治出版(2009)
- ジャグディシュ・N・シース(著),アンドリュー・ソーベル(著),羽物 俊樹(翻訳)「選ばれるプロフェッショナル ― クライアントが本当に求めていること」英治出版(2009)
- 太田 一樹,福田 尚好「コンサルティングの作法―中小企業診断士のための実践理論」同友館(2013)
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
中小企業診断士1次試験合格程度の知識に不安のある方や初学者には、下記をお薦めします。
1.太田 一樹,福田 尚好[2013]『コンサルティングの基礎―中小企業診断士のための基礎理論』同友館。
2.ミラン クーバー,ILO(編集) [2004]『経営コンサルティング 第4版』生産性出版。
3.グロービス経営大学院編著, ダイヤモンド社『MBA各シリーズ』(https://mba.globis.ac.jp/about/text/)。
1.太田 一樹,福田 尚好[2013]『コンサルティングの基礎―中小企業診断士のための基礎理論』同友館。
2.ミラン クーバー,ILO(編集) [2004]『経営コンサルティング 第4版』生産性出版。
3.グロービス経営大学院編著, ダイヤモンド社『MBA各シリーズ』(https://mba.globis.ac.jp/about/text/)。
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
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