授業名 | MBA Finance |
---|---|
Course Title | MBA Finance |
担当教員 Instructor Name | 大槻 奈那(Nana Otsuki) |
コード Couse Code | EST217_G24V |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
授業形式 Class Format | Live Virtual |
単位 Credits | 1 |
言語 Language | JP |
科目区分 Course Category | 入門科目0系 / Pre |
学位 Degree | Exed |
開講情報 Terms / Location | 2024 GSM ONLINE Fall |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
「フロンティア・スピリット」に基づき、組織を拡大していくために必要な企業の財務・ファイナンスの知識を身に着ける。
To acquire the knowledge of corporate finance and treasury necessary to expand the organization based on the "Frontier Spirits".
授業の目的(意義) / Importance of this course
経営者として必要な財務・ファイナンスの基礎を実践的に学びます。特に、外部の投資家や融資先に対して、自社の状況をどのように説明し、アピールしていくべきなのかを考えます。倒産を防ぐための財務的な手当について検討するとともに、不正会計の発生リスクや、万一の場合の対応などについて学びます。
This course provides practical training in the fundamentals of finance and treasury required for business managers. In particular, the course will consider how to explain and promote your company's situation to outside investors and lenders. In addition to examining financial allowances to prevent bankruptcy, students will learn about the risk of accounting irregularities and what to do in the event of such an occurrence.
到達目標 / Achievement Goal
- 企業経営者として、必要な財務・ファイナンスの知識を身に着ける。
- 企業の財務内容や成長戦略などを外部に対して説明できるようになる。
- 倒産の発生要因を理解し回避策を検討できる。
- 企業の不正会計の基礎を学び、リスク発生に備える。
- 企業の財務内容や成長戦略などを外部に対して説明できるようになる。
- 倒産の発生要因を理解し回避策を検討できる。
- 企業の不正会計の基礎を学び、リスク発生に備える。
- As a corporate manager, acquire the necessary knowledge of finance and treasury.
- To be able to explain the financial position and growth strategy of a company to the outside world.
- Understand the causes of bankruptcy and consider how to avoid it.
- Learn the basics of corporate accounting irregularities and prepare for the occurrence of risks.
- To be able to explain the financial position and growth strategy of a company to the outside world.
- Understand the causes of bankruptcy and consider how to avoid it.
- Learn the basics of corporate accounting irregularities and prepare for the occurrence of risks.
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Executive Leadership (EMBA)
LG8 Tax Accounting Consulting Skills (MSc)
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Executive Leadership (EMBA)
LG8 Tax Accounting Consulting Skills (MSc)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
- 企業の財務・ファイナンスの基礎と、これに関する有効なコミュニケーションの方法
- ESGなどの非財務情報の開示の方法
- 株式投資家、債券投資家、格付機関等の企業評価手法
- 不正会計の基礎
- 倒産の発生要因
- ESGなどの非財務情報の開示の方法
- 株式投資家、債券投資家、格付機関等の企業評価手法
- 不正会計の基礎
- 倒産の発生要因
- Fundamentals of corporate finance and financing and how to communicate effectively about this
- Methods of disclosing non-financial information such as ESG
- Methods of corporte valuation by equity investors, bond investors, rating agencies, etc.
- Basics of accounting fraud
- Causes of bankruptcy
- Methods of disclosing non-financial information such as ESG
- Methods of corporte valuation by equity investors, bond investors, rating agencies, etc.
- Basics of accounting fraud
- Causes of bankruptcy
SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals
Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
---|---|---|
インプット型 Traditional | 40 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 60 % |
フィールドメソッド Field Method | 0 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
ケースなどに関する事前レポートをお願いします。授業中に必要に応じてフィードバックを行います。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
企業財務に関する各種指標の解釈と使い方。様々な資金調達方法。企業価値とは何か、どのように計測し高めていくのか。ESGなどの非財務情報の開示の潮流とは。企業に対する外部評価の手法。●使用するケース
●使用するケース「ファナック株式会社: コーポレート・ガバナンスと財務方針の再検討」
コンテンツID:CCJB-HBS-16007-01
第2日(Day2)
財務情報・非財務情報に関する有効なコミュニケーションの方法。不正会計とは何か。どのような事例があるのか。倒産の発生要因、これを回避するにはどうすべきか。●使用するケース
●使用するケース「アデルフィア・コミュニケーションズ・ コーポレーション社の破産」
コンテンツID:CCJB-HBS-219J02
成績評価方法 Evaluation Criteri
成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 0 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 40 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 40 % |
予習レポート Preparation Report | 50 % |
小テスト Quizzes / Tests | 0 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 0 % |
期末試験 Final Exam | 0 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 10 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
教科書 Textbook
- 配布資料
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
「コーポレートファイナンス 戦略と実践」(田中 慎一, 保田 隆明、ダイヤモンド社 (2019))
ISBN-10 : 4478105413
「なぜ倒産 令和・粉飾編 ― 破綻18社に学ぶ失敗の法則」(日経トップリーダー (編), 帝国データバンク 他、 日経BP (2022))
ISBN-10 : 4296112600
「企業価値向上のための 経営指標大全」(大津 広一、ダイヤモンド社(2022)
ISBN-10 : 4478113548
ISBN-10 : 4478105413
「なぜ倒産 令和・粉飾編 ― 破綻18社に学ぶ失敗の法則」(日経トップリーダー (編), 帝国データバンク 他、 日経BP (2022))
ISBN-10 : 4296112600
「企業価値向上のための 経営指標大全」(大津 広一、ダイヤモンド社(2022)
ISBN-10 : 4478113548
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
企業ファイナンスの基礎を2日間で学べるコースとして好評価をいただいています。
担当教員のプロフィール About the Instructor
内外の金融機関、格付機関にて金融システムについて調査研究に従事。Institutional Investors誌によるグローバル・ア ナリストランキングの銀行部門
にて2014年第一位を始め上位。預 金保険機構の検討会委員、証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会委員等を歴任。
現在、マネックス証券会社の専門役員、株式会社クレディセゾンの社外取締役、東京海上ホールディングス株式会社の社外監査役、持田製薬株式会社の社外取締役に従事するとともに、財務省の財政制度審議会委員、内閣府の規制改革推進会議の議長代理、中小企業庁金融小委員会委員、東京都公金運用アドバイザリーボード委員、日本貿易保険第三者評価委員、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のアドバイザー等を勤める。
学位と取得大学:; 経営学修士(London Business School)、博士課程後期在学中(ICS)
研究分野:> 個人投資家の投資行動、金融システム、金融機関の収益、マネジメント
主な職歴:
1988 ~ 1994 三井信託銀行( 現中央三井信託銀行)
1994 ~ 1995 パリ国立銀行( 現BNP Paribas)
1998 ~ 1999 HSBC証券会社
2000 ~ 2006 スタンダード&プアーズ
2006 ~ 2011 UBS証券
2011 ~ 2015 メリルリルチ日本証券 マネジング・ディレクター
2016 ~ マネックス専門役員
2017~ クレディセゾン社外取締役
2018 ~ 東京海上ホールディングス社外監査役
2021 ~ 持田製薬株式会社社外取締役
主な著書:
「 本当にわかる債券と金利」(日本実業出版社、共著、2017)
「 リテール金融のイノベーション」(金融財政事情研究会、共著,2013)
「 スタンダード&プアーズ:日本の金融業界」シリーズの執筆(東洋経済新報社、共著,2001~)
「 次の危機に備えた金融システムの構築」(総合研究開発機構、研究委員として議論と執筆に参画、座長:大山剛氏, 2009)
「 デットIR入門」 (銀行研修社、共著、2007年)
にて2014年第一位を始め上位。預 金保険機構の検討会委員、証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会委員等を歴任。
現在、マネックス証券会社の専門役員、株式会社クレディセゾンの社外取締役、東京海上ホールディングス株式会社の社外監査役、持田製薬株式会社の社外取締役に従事するとともに、財務省の財政制度審議会委員、内閣府の規制改革推進会議の議長代理、中小企業庁金融小委員会委員、東京都公金運用アドバイザリーボード委員、日本貿易保険第三者評価委員、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のアドバイザー等を勤める。
学位と取得大学:; 経営学修士(London Business School)、博士課程後期在学中(ICS)
研究分野:> 個人投資家の投資行動、金融システム、金融機関の収益、マネジメント
主な職歴:
1988 ~ 1994 三井信託銀行( 現中央三井信託銀行)
1994 ~ 1995 パリ国立銀行( 現BNP Paribas)
1998 ~ 1999 HSBC証券会社
2000 ~ 2006 スタンダード&プアーズ
2006 ~ 2011 UBS証券
2011 ~ 2015 メリルリルチ日本証券 マネジング・ディレクター
2016 ~ マネックス専門役員
2017~ クレディセゾン社外取締役
2018 ~ 東京海上ホールディングス社外監査役
2021 ~ 持田製薬株式会社社外取締役
主な著書:
「 本当にわかる債券と金利」(日本実業出版社、共著、2017)
「 リテール金融のイノベーション」(金融財政事情研究会、共著,2013)
「 スタンダード&プアーズ:日本の金融業界」シリーズの執筆(東洋経済新報社、共著,2001~)
「 次の危機に備えた金融システムの構築」(総合研究開発機構、研究委員として議論と執筆に参画、座長:大山剛氏, 2009)
「 デットIR入門」 (銀行研修社、共著、2007年)
Refereed Articles
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