シラバス Syllabus

授業名 Management Essentials
Course Title Management Essentials
担当教員 Instructor Name 牧田 幸裕(Yukihiro Makita)
コード Couse Code EST206_G24V
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format Live Virtual
単位 Credits 1
言語 Language JP
科目区分 Course Category 入門科目0系 / Pre
学位 Degree Exed
開講情報 Terms / Location 2024 GSM ONLINE Fall

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

Mission Statementの「ビジネス界や社会の発展をもたらす知識の創出をすること」を実現することを本講義では目的とする。
Participants in this class will create the knowledge which contributes the progress of Japanese business market.

授業の目的(意義) / Importance of this course

MBAで経営戦略やマーケティングのケース分析を行う際に必要なのは、どういう枠組みで分析を行うのか、その視座を決定することである。この視座を組織の中で共有出来て初めて、ビジネスパーソンの分析は組織の中で受け入れられ、賛同される。
MBAの主要な目的の一つは、この視座を鍛えることである。この視座なしに分析をしても、それは居酒屋談議を教室で行うに過ぎない。MBAでケース分析を行う際に必要な枠組みである経営戦略とマーケティングのフレームワークを、本講座では使いこなせるようにする。フレームワークを使いこなせるようになれば、自分の視座を組織の中で共有できるようになる。
【注意事項】
1.本講義は、経営戦略とマーケティングを中心とする。ファイナンスやHRM、リーダーシップは扱わない
2.レポートはワードで作成すること
Participants in this class will create the knowledge which contributes the progress of Japanese business market.
In my class, you practice, train and drill many business frameworks again and again, in order to apply business framework to business case properly. To achieve this goal, you learn critical business frameworks of business strategy and marketing in the class.

到達目標 / Achievement Goal

受講生は、以下のスキルを獲得できる。

Participants in this class acquire skills below.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

・経営戦略で使用される基本コンセプト、フレームワークの理解
・マーケティングで使用される基本コンセプト、フレームワークの理解
・フレームワークの理解をもとにしたケース分析能力の向上

・Understand how to apply basic concepts and frameworks to business case in business strategy
・Understand how to apply basic concepts and frameworks to business case in marketing
・Analysis by basic concepts and frameworks of business strategy.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 30 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 70 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

講義参加までに、すべての教科書を完全にマスターしておくこと。フレームワークの理解なしに、この講義は理解できない。
全てのケースで問いに対する回答をレポートすること。シンプルでロジカルな構成を評価する。冗長で不要な記述は大幅に減点する。レポートはもちろん一生懸命頑張るべきだが、その出来が不十分でもそれほど低くは評価しない。大切なことは、クラスに参加し、9:20と16:40で成長を感じられることである。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

1. 経営戦略の構造とフレームワーク
・全社戦略
・フレームワーク活用#1 BCG-PPM
・事業戦略
・フレームワーク活用#2 5Fs
・フレームワーク活用#3 バリューチェーン
・フレームワーク活用#4 ポーターの基本戦略とコトラーの競争上の4つの地位
2. マーケティングの構造とフレームワーク
・STP
・STPと製品戦略の整合性
・STPと価格戦略の整合性
・STPとチャネル戦略の整合性
・STPとプロモーション戦略の整合性
3. ケース分析(1)

●使用するケース
・ケース#1 アサヒビール

第2日(Day2)

4. ケース分析(2)
5. ケース分析(3)

●使用するケース
・ケース#2 2014年のグーグル(要約版)
・ケース#3 ファーストリテイリンググループ

第3日(Day3)



第4日(Day4)



第5日(Day5)



第6日(Day6)



第7日(Day7)



成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 80 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 80 %
予習レポート Preparation Report 10 %
小テスト Quizzes / Tests 10 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 牧田幸裕「フレームワークを使いこなすための50問」東洋経済新報社(2009)
  • 牧田幸裕「デジタルマーケティングの教科書ー5つの進化とフレームワーク」東洋経済新報社(2017)
  • 牧田幸裕「ポーターの『競争の戦略』を使いこなすための23問」東洋経済新報社(2012)
  • 牧田幸裕「デジタルマーケティングの教科書―データ資本主義時代の流通小売戦略」東洋経済新報社(2023)

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

 

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

 

担当教員のプロフィール About the Instructor 

京都大学経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科修了。ハーバード大学経営大学院エグゼクティブ・プログラム(GCPCL)修了。アクセンチュア戦略グループ、サイエント、ICGなど外資系企業のディレクター、ヴァイスプレジデントを歴任。2003年、日本IBM(旧IBMビジネスコンサルティングサービス)へ移籍。インダストリアル事業本部クライアント・パートナー。主にエレクトロニクス業界、消費財業界を担当。IBMでは4期連続最優秀インストラクター。2006年、信州大学大学院 経済・社会政策科学研究科助教授。2007年、信州大学大学院 経済・社会政策科学研究科准教授。2012年、青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科 非常勤講師。2016年、長野市産業振興審議会 副会長。2018年7月より現職。

Specialized Field
経営戦略、マーケティング、デジタルマーケティング

Academic Background
M.A. in Economics, Kyoto University

Publications
『教わる力』(2018,ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『デジタルマーケティングの教科書』(2017,東洋経済新報社)
『すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。』(2015,ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『30秒で「思いが伝わる」技術』(2013,PHP研究所)
『得点力を鍛える』(2012,東洋経済新報社)
『ポーターの『競争の戦略』を使いこなすための23問』(2012,東洋経済新報社)
『ラーメン二郎にまなぶ経営学』(2010,東洋経済新報社)
『フレームワークを使いこなすための50問』(2009,東洋経済新報社)
『ユビキタス革命』(2002,日経BP)

Professor Yukihiro Makita graduated from School of Economics at Kyoto University, and obtained his master's degree in Business Administration at Kyoto University. His main topic of research is the business strategy, corporate strategy, marketing and digital marketing. His most recent research focuses on digital marketing and next generation channel. He has authored number of books, research papers and articles on business strategy and marketing.

Specialized Field
Business Strategy, Marketing and Digital Marketing

Academic Background
M.A. in Economics, Kyoto University

Publications
『教わる力』(2018,ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『デジタルマーケティングの教科書』(2017,東洋経済新報社)
『すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。』(2015,ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『30秒で「思いが伝わる」技術』(2013,PHP研究所)
『得点力を鍛える』(2012,東洋経済新報社)
『ポーターの『競争の戦略』を使いこなすための23問』(2012,東洋経済新報社)
『ラーメン二郎にまなぶ経営学』(2010,東洋経済新報社)
『フレームワークを使いこなすための50問』(2009,東洋経済新報社)
『ユビキタス革命』(2002,日経BP)

Refereed Articles

  • (2024) Impact of AACSB Accreditation on Education Quality: Perceptions of Faculty in an Accredited School in Japan. International Journal of Educational Management






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