授業名 | Ethics & Governance in Healthcare |
---|---|
Course Title | Ethics & Governance in Healthcare |
担当教員 Instructor Name | 姉川 知史(Tomofumi Anegawa) |
コード Couse Code | CLD201_G20T |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
学位 Degree | Exed |
開講情報 Terms / Location | 2020 GSM Tokyo Fall |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
授業の目的(意義) / Importance of this course
学生・社会人を対象にして医療にかかわる企業,医療機関,研究機関,NPO,政策主体,消費者等の多様な主体が関与するヘルスケア・マネジメントにおける倫理,ガバナンス,経営を検討する。ヘルスケア・システムとその資金循環,健康の決定要因,インプットとしてのヘルスケア,医薬品企業,医療機器企業,市場と規制,生命倫理,グローバルヘルス等の題材をとりあげる。
In targeting students and professionals, this deals with management, ethics and governance of healthcare system consisting of various stakeholders including firms, hospitals, academics, non-profit organizations, regulators, and consumers. We choose topics such as overview of healthcare system and its finance, health and its determination, effects of healthcare services, pharmaceutical firms and medical device firms, market and regulation, ethics, and global health.
到達目標 / Achievement Goal
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Executive Leadership (EMBA)
LG6 Innovative Leadership (MBA)
LG7 Global Perspective (GLP)
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Executive Leadership (EMBA)
LG6 Innovative Leadership (MBA)
LG7 Global Perspective (GLP)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
(1) ヘルスケア・システムと資金循環
(2) 健康とその決定要因
(3) 医療サービスの特色とシステム
(4) 健康の価値と医療技術
(5) 市場,倫理,規制
(6) 研究開発マネジメントと知的財産権
(7) 地域,医療,グローバル・ヘルス
(8) 経済成長と危機管理
(9) SDGSと医療
(10) 感染症とグルーバル危機
(2) 健康とその決定要因
(3) 医療サービスの特色とシステム
(4) 健康の価値と医療技術
(5) 市場,倫理,規制
(6) 研究開発マネジメントと知的財産権
(7) 地域,医療,グローバル・ヘルス
(8) 経済成長と危機管理
(9) SDGSと医療
(10) 感染症とグルーバル危機
(1) healthcare system and finance
(2) health and its determinants
(3) properties of medical service and market
(4) value of health and medical technology
(5) market, ethics, and regulations
(6) research and development and intellectual property rights
(7) region,health, and global health
(8) economic growth and crisis management
(9) SDGS and health
(10) Pandemic and Global Crisis
(2) health and its determinants
(3) properties of medical service and market
(4) value of health and medical technology
(5) market, ethics, and regulations
(6) research and development and intellectual property rights
(7) region,health, and global health
(8) economic growth and crisis management
(9) SDGS and health
(10) Pandemic and Global Crisis
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
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インプット型 Traditional | 10 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 90 % |
フィールドメソッド Field Method | 0 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
学習方法
本科目はヘルスケアにかかわるマネジメントについて,ミクロ,マクロの双方の観点から,重要な論点を概観する事例教材,参考文献が指定されています。文献量は一見多いように見えますが,実際には背景説明のためのレファレンス部分が大部分です。これらの指定教材だけで自己完結的に分析が可能です。
学生はアサインメントの設問を中心に,自らの「課題設定」,「現状分析」,「解決策の提示」,「評価と説明」といったケース分析の標準手法に即して,自らの選択で「中心的課題に限定して,分析を行う」必要があります。すべての論点を同じように分析するのではなく,自身の課題設定に即して,必要な情報を読みとり,教材を活用するところに力点を置いてください。
授業ではいくつかの重要論点ごとのモジュールに分けて取り組む予定です。科目名の翻訳は「ヘルスケアにおける企業倫理とガバナンス」であり,次のように編成します。
第1に,日本の経済と社会をマクロ的に捉え,そこでの「成長戦略」における「ヘルスケア産業」の展望を分析します。
第2に,ヘルスケア産業とは人と消費者の生命,安全,健康に関わる多様なサービスの供給主体として想定し,通常の医療サービスにとどまらず,医薬品,医療機器,IT等の業種,また機能としては,研究開発,製造,卸・小売を含みます。
第3に,倫理とガバナンスにおいては,その関係主体として,営利企業,非営利企業を含めたビジネス・医療機関,大学・研究機関,行政・規制主体,消費者・住民等の多様な関係主体を想定し,そのMulti-Stakeholderの関係に注目します。健康に関わる財・サービスすべてをヘルスケア産業と位置付けることで,参加者の出身母体の背景を含めて,一般の国民としても,多様な討議を行います。
第4に,安全と健康をめぐる品質の問題,危機対応,企業のガバナンスについて議論します。
第5に,ヘスケア産業の供給する財・サービスの価値と価格について検討します。事例としては医薬品がヘルスケア産業の代表例としてわかりやすく,その価格,日本における薬価規制,グローバル・ヘルス等が議論の対象となります。
今年度はとくにCOVID-19の危機対応と経済,社会への影響と,グローバリゼーションの視点を重要な論点として検討します。
授業ではアサインメントによって論点を例示しますが,討議はそれに限定せず,課題設定,分析は参加者の自発性と自由な討議を取り入れますので,自由に議論して結構です。
授業時間は1日5時間40分,4日間合計20時間40分で,予習時間とレポート・試験作成は合計で授業時間の2倍を最低基準として想定します。これは個人で事前準備です。当日の授業時間ではグループ討議を授業開始前の40分の他,適時取り入れますが,基本はクラス討議時間です。クラス討議において,まとまった内容を提示する発表形式の発言も重視します。
宿題
アサインメントの設問の事前課題を,A4用紙1枚1000字を数枚程度にまとめて授業時間前9:00までに提出してください。図表を用いても結構ですが,文章による表現も行ってください。箇条書きや図表だけでは不可です。
試験・レポート課題
授業総合として,試験に代わるレポート形式の試験を最終日,最後の時間枠で提示します。これは上記の宿題につて授業を反映して訂正,書き直したものに。Report課題として短いエッセー作成を予定します。これは授業終了後の翌週日曜日の23:59を締め切りとします。
フィードバック
試験と合わせて一部,授業内で行い,全体は授業終了後2週間内を予定します。
本科目はヘルスケアにかかわるマネジメントについて,ミクロ,マクロの双方の観点から,重要な論点を概観する事例教材,参考文献が指定されています。文献量は一見多いように見えますが,実際には背景説明のためのレファレンス部分が大部分です。これらの指定教材だけで自己完結的に分析が可能です。
学生はアサインメントの設問を中心に,自らの「課題設定」,「現状分析」,「解決策の提示」,「評価と説明」といったケース分析の標準手法に即して,自らの選択で「中心的課題に限定して,分析を行う」必要があります。すべての論点を同じように分析するのではなく,自身の課題設定に即して,必要な情報を読みとり,教材を活用するところに力点を置いてください。
授業ではいくつかの重要論点ごとのモジュールに分けて取り組む予定です。科目名の翻訳は「ヘルスケアにおける企業倫理とガバナンス」であり,次のように編成します。
第1に,日本の経済と社会をマクロ的に捉え,そこでの「成長戦略」における「ヘルスケア産業」の展望を分析します。
第2に,ヘルスケア産業とは人と消費者の生命,安全,健康に関わる多様なサービスの供給主体として想定し,通常の医療サービスにとどまらず,医薬品,医療機器,IT等の業種,また機能としては,研究開発,製造,卸・小売を含みます。
第3に,倫理とガバナンスにおいては,その関係主体として,営利企業,非営利企業を含めたビジネス・医療機関,大学・研究機関,行政・規制主体,消費者・住民等の多様な関係主体を想定し,そのMulti-Stakeholderの関係に注目します。健康に関わる財・サービスすべてをヘルスケア産業と位置付けることで,参加者の出身母体の背景を含めて,一般の国民としても,多様な討議を行います。
第4に,安全と健康をめぐる品質の問題,危機対応,企業のガバナンスについて議論します。
第5に,ヘスケア産業の供給する財・サービスの価値と価格について検討します。事例としては医薬品がヘルスケア産業の代表例としてわかりやすく,その価格,日本における薬価規制,グローバル・ヘルス等が議論の対象となります。
今年度はとくにCOVID-19の危機対応と経済,社会への影響と,グローバリゼーションの視点を重要な論点として検討します。
授業ではアサインメントによって論点を例示しますが,討議はそれに限定せず,課題設定,分析は参加者の自発性と自由な討議を取り入れますので,自由に議論して結構です。
授業時間は1日5時間40分,4日間合計20時間40分で,予習時間とレポート・試験作成は合計で授業時間の2倍を最低基準として想定します。これは個人で事前準備です。当日の授業時間ではグループ討議を授業開始前の40分の他,適時取り入れますが,基本はクラス討議時間です。クラス討議において,まとまった内容を提示する発表形式の発言も重視します。
宿題
アサインメントの設問の事前課題を,A4用紙1枚1000字を数枚程度にまとめて授業時間前9:00までに提出してください。図表を用いても結構ですが,文章による表現も行ってください。箇条書きや図表だけでは不可です。
試験・レポート課題
授業総合として,試験に代わるレポート形式の試験を最終日,最後の時間枠で提示します。これは上記の宿題につて授業を反映して訂正,書き直したものに。Report課題として短いエッセー作成を予定します。これは授業終了後の翌週日曜日の23:59を締め切りとします。
フィードバック
試験と合わせて一部,授業内で行い,全体は授業終了後2週間内を予定します。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
<宿題レポートは授業開始前に提出,追加レポート提出は授業内指示による>セッション1 導入 確率と意思決定に関する事例討議とオリエンテーション
予習 事例教材『確率と意思決定』
授業 60分
セッション2 議論1 生命と危機に関する意思決定とガバナンス
ケースメソッド 事例教材『トヨタのリコール危機-Sudden Unintended Acceleration-』
授業 140分
セッション3 日本経済とヘルスケア産業の将来動向-課題設定
ケースメソッド
事例教材『2018年の日本経済の現状と成長』
事例教材『2018年の日本経済とヘルスケア産業』
授業 140分
●使用するケース
事例教材「日本企業のコーポレートガバナンス」事例教材「ジョンソン・エンド・ジョンソン(A): 理念と文化」
事例教材「2018年の日本経済の現状と成長」
事例教材「2018年の日本経済とヘルスケア産業」
講義資料
第2日(Day2)
セッション4 「医療と価格」セッション5 「Health Technology Assessment」
セッション6 「医薬品企業のプロジェクト・プログラムマネジメント」
●使用するケース
事例教材 「水とダイヤモンド」事例教材 「エピペンの価格設定: 痛みを伴う決断」
事例教材 「XYZ Pharmaceutical」
第3日(Day3)
セッション7 「医薬品の製品企画とマーケティング」セッション8 「病院経営と地域医療」
セッション9 「COVID-19:危機対応」
●使用するケース
事例教材「AstraZeneca, Prilosec, and Nexium: Strategic Challenges in the Launch of a Second-Generation Drug」事例教材「地域公立病院と地域医療」
事例教材「メイヨー・クリニック: 2020年構想」
事例教材「COVID-19:2020年2月 Breakout」
11 Covid-19 (1) 危機対応のマネジメント
セッション12 Covid-19 (2) 経済,社会への影響と政策
第4日(Day4)
Session 13 メディカル・イノベーションと地域Session14 健康とSDGs,グローバル・ヘルス
Session15 総括
●使用するケース
事例教材「地球温暖化とBioeconomy」事例教材「遠隔医療と開発途上国」
事例事例教材『2018年の日本経済と医薬品産業-環境変化とグローバル・ヘルス』
教材「COVID-19 X-Factorと経済と社会への影響」
成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 5 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 60 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 65 % |
予習レポート Preparation Report | 5 % |
小テスト Quizzes / Tests | 0 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 30 % |
期末試験 Final Exam | 0 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
教科書 Textbook
- 池上直己「『日本の医療と介護 歴史と構造、そして改革の方向性』」日本経済新聞出版(2017)978-4532134693
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
姉川知史「日本の医薬品産業」吉森賢編『世界の医薬品産業』2007,東京大学出版会,東京.
姉川知史「日本の薬価基準制度-過去25年の制度と評価」55-76. 鴇田忠彦,近藤健文編『ヘルスリサーチの新展開』2003東洋経済新報社,東京.
ピンダイク,ルビンフェルド「ピンダイク&ルビンフェルド ミクロ経済学 (1) とくに第5章「不確実性と消費者行動」KADOKAWA/中経出版(2014)978-4046011022
「ピンダイク&ルビンフェルド ミクロ経済学 (2) とくに第13章「ゲーム理論と競争戦略」第17章「情報の非対称性と市場」第18章「外部性と公共財」KADOKAWA/中経出版(2014)978-4046011039
財務省『日本の財政関係資料』(最新版)現時点は2019年10月版https://www.mof.go.jp/budget/fiscal_condition/related_data/201910_00.pdf
その他の資料は「講義ノートに記載」
姉川知史「日本の薬価基準制度-過去25年の制度と評価」55-76. 鴇田忠彦,近藤健文編『ヘルスリサーチの新展開』2003東洋経済新報社,東京.
ピンダイク,ルビンフェルド「ピンダイク&ルビンフェルド ミクロ経済学 (1) とくに第5章「不確実性と消費者行動」KADOKAWA/中経出版(2014)978-4046011022
「ピンダイク&ルビンフェルド ミクロ経済学 (2) とくに第13章「ゲーム理論と競争戦略」第17章「情報の非対称性と市場」第18章「外部性と公共財」KADOKAWA/中経出版(2014)978-4046011039
財務省『日本の財政関係資料』(最新版)現時点は2019年10月版https://www.mof.go.jp/budget/fiscal_condition/related_data/201910_00.pdf
その他の資料は「講義ノートに記載」
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
本科目は2020年度最初の開講です。そこで2019年2月実施の関連科目「ヘルスケアの倫理とガバナンス」授業評価を引用します。その授業調査では肯定的なものから,否定的なものまで,異なる意見がありました。例えば,
授業内容 「すばらしい」から「素人にわかるように議論をリードしてほしい」まで
教材分量 「広範な内容を網羅するもので適切」から「授業で使わないものがあり無駄」まであり,総合評価は4.01と必ずしも高くありません。
これに対する私の感想は以下の通りです。
学生の否定的なコメントは授業に対して次の希望を述べていると解釈します。(1)マネジメントの課題は明確に設定可能である。(2) 解決に必要な情報は短い事例教材,資料で要約可能である。(3) 教師は的確な論点整理によって,クラス討議を主導可能である。(4)それらの結果,すべての学生が,短時間で効率的に課題解決能力を得ることができたと満足できる。
(4)は私を含めてすべての教師の努力目標です。しかし,(1)から(3)は学生が想定するほど簡単ではありません。これはCOVID-19 で世界中が大混乱している状況をみれば明白です。現実の重要課題は極めて難しく,専門家と思われていた人々の誰もが予想できず,対応に失敗し,情報も解決方法も十分でないなかで混乱し,相互に影響しながら,試行錯誤しているのが現在です。すべてがその時点で明確に課題設定できるとは限らず,簡単に要約するのは困難で,分析も容易ではないなかで,課題に取り組むしかありません。
しかし,昨年度,本科目の前身の旧科目を履修,習得した学生は,現状の最低限の情報,分析方法,分析枠組み,課題の俯瞰を学習し,自ら課題設定,解決する準備ができていたはずです。それに基づいて現在,対応しているものと思います。本科目はそのような授業を目指しています。
授業内容 「すばらしい」から「素人にわかるように議論をリードしてほしい」まで
教材分量 「広範な内容を網羅するもので適切」から「授業で使わないものがあり無駄」まであり,総合評価は4.01と必ずしも高くありません。
これに対する私の感想は以下の通りです。
学生の否定的なコメントは授業に対して次の希望を述べていると解釈します。(1)マネジメントの課題は明確に設定可能である。(2) 解決に必要な情報は短い事例教材,資料で要約可能である。(3) 教師は的確な論点整理によって,クラス討議を主導可能である。(4)それらの結果,すべての学生が,短時間で効率的に課題解決能力を得ることができたと満足できる。
(4)は私を含めてすべての教師の努力目標です。しかし,(1)から(3)は学生が想定するほど簡単ではありません。これはCOVID-19 で世界中が大混乱している状況をみれば明白です。現実の重要課題は極めて難しく,専門家と思われていた人々の誰もが予想できず,対応に失敗し,情報も解決方法も十分でないなかで混乱し,相互に影響しながら,試行錯誤しているのが現在です。すべてがその時点で明確に課題設定できるとは限らず,簡単に要約するのは困難で,分析も容易ではないなかで,課題に取り組むしかありません。
しかし,昨年度,本科目の前身の旧科目を履修,習得した学生は,現状の最低限の情報,分析方法,分析枠組み,課題の俯瞰を学習し,自ら課題設定,解決する準備ができていたはずです。それに基づいて現在,対応しているものと思います。本科目はそのような授業を目指しています。
担当教員のプロフィール About the Instructor
姉川知史(Anegawa Tomofumi)
名古屋商科大学教授,慶應義塾大学非常勤講師
1977年東京大学経済学部卒業,1983年同経済学研究科単位取得退学(経営学),1991年 Yale University, Ph.D.(Economics),1983年慶應義塾大学大学院経営管理研究科助手,1991年 同助教授,1998-2020年 同教授。
主な論文
姉川知史「医薬品の価格規制と需要の再検討―循環器官用薬の実証研究」『医療と社会』2002. 11(3). 1-18.
姉川知史「医薬品企業のM&Aの費用と効果 ―日本における企業買収の可能性―」『医療と社会』2000. 10(1). 31-56.姉川知史「日本の医薬品産業:その成功と失敗」『医療と社会』2002. 12(2). 49-78.
Jakovljevic, M. B., Getzen, T. E., Torbica, A., & Anegawa, T. (2014). 10th World IHEA and ECHE joint congress: Health Economics in the Age of Longevity. Expert Review of Pharmacoeconomics & Outcomes Research, 2014 Dec;14(6):781-3. doi: 10.1586/14737167.2014.967220. Epub 2014 Oct 10.
その他の論文(査読なし)
姉川知史「日本の薬価基準制度-過去25年の制度と評価」55-76. 鴇田忠彦,近藤健文編『ヘルスリサーチの新展開』2003東洋経済新報社,東京
姉川知史,2007a「日本の医薬品産業」吉森賢編『世界の医薬品産業論』211-82,東京大学出版会,2007.3月30日
姉川知史,2007b「医薬品研究開発のセントラル・ドグマ-医薬品企業の機能と限界」佐藤光編著『バイオテクノロジーの経済倫理学』89-153,ナカニシヤ出版,2007.
姉川知史「グランド・デザイン策定の融合型教育―新しいマネジメント教育の方法論と評価―」研究ノート『慶應経営論集』2012, 29 (1).
姉川知史「東日本大震災に関する提言のありかたについて―グランド・デザイン策定の融合型教育フォーラムによる方法論評価―」,「研究ノート」,『慶應経営論集』2014,30 (1).
名古屋商科大学教授,慶應義塾大学非常勤講師
1977年東京大学経済学部卒業,1983年同経済学研究科単位取得退学(経営学),1991年 Yale University, Ph.D.(Economics),1983年慶應義塾大学大学院経営管理研究科助手,1991年 同助教授,1998-2020年 同教授。
主な論文
姉川知史「医薬品の価格規制と需要の再検討―循環器官用薬の実証研究」『医療と社会』2002. 11(3). 1-18.
姉川知史「医薬品企業のM&Aの費用と効果 ―日本における企業買収の可能性―」『医療と社会』2000. 10(1). 31-56.姉川知史「日本の医薬品産業:その成功と失敗」『医療と社会』2002. 12(2). 49-78.
Jakovljevic, M. B., Getzen, T. E., Torbica, A., & Anegawa, T. (2014). 10th World IHEA and ECHE joint congress: Health Economics in the Age of Longevity. Expert Review of Pharmacoeconomics & Outcomes Research, 2014 Dec;14(6):781-3. doi: 10.1586/14737167.2014.967220. Epub 2014 Oct 10.
その他の論文(査読なし)
姉川知史「日本の薬価基準制度-過去25年の制度と評価」55-76. 鴇田忠彦,近藤健文編『ヘルスリサーチの新展開』2003東洋経済新報社,東京
姉川知史,2007a「日本の医薬品産業」吉森賢編『世界の医薬品産業論』211-82,東京大学出版会,2007.3月30日
姉川知史,2007b「医薬品研究開発のセントラル・ドグマ-医薬品企業の機能と限界」佐藤光編著『バイオテクノロジーの経済倫理学』89-153,ナカニシヤ出版,2007.
姉川知史「グランド・デザイン策定の融合型教育―新しいマネジメント教育の方法論と評価―」研究ノート『慶應経営論集』2012, 29 (1).
姉川知史「東日本大震災に関する提言のありかたについて―グランド・デザイン策定の融合型教育フォーラムによる方法論評価―」,「研究ノート」,『慶應経営論集』2014,30 (1).
Anegawa Tomofumi, NUCB Professor, Keio University Instructor, Graduate School of Business Administration,
BA University of Tokyo, Faculty of Economics Economics, 1977, University of Tokyo, Graduate School of Economics, Withdrawal Having Completed Coursework,1983. Yale University, Ph.D. in Economics, 1991. Assistant Professor, 1983, Associate Professor 1991, 1998-2020 Professor of Keio University.
Refereed Articles
- (2019) Problems of 2018 Nobel Economic Sciences Prize-Hirofumi Uzawa’s Contribution to Economic Growth Theory and Climate Change-. Keio Business Review 36(1): 03877086