授業名 | Innovation & Creative Thinking |
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Course Title | Innovation & Creative Thinking |
担当教員 Instructor Name | 北原 康富(Yasutomi Kitahara) |
コード Couse Code | BIP101_G20N |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
学位 Degree | MBA |
開講情報 Terms / Location | 2020 GSM Nagoya Spring |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
授業の目的(意義) / Importance of this course
イノベーションは、企業の成長の原動力であるだけでなく、 より高い価値を生み出すための個人のチカラとしても、重要な問題です。本講座では、イノベーションの本質を理解した上で、イノベーションを起こすためのプ ロセスやテクニックを修得します。 また、創造性に関する研究で得られた知見を理解し、テクニックがより効果的に応用できるようにします。その上で、イ ノベーションを促すマネジメントのあり方や仕組みを探ります。 本講座では、目標として次の4点を置いています。①イノベーションの本質を理解する。②デザイン思考をビジネス現場で応用できるようにする。③創造性に関するヒ トの思考プロセスを理解し、創造的技法がより有効に活用できようになること、④イノベーションを引き起こす組織の共通要因を理解し、組織の創造性を促しイノベーションを引き起こすマネジメントの仕組みを検討できるようになること、です。 本講座は、製品 開発や製品企画に 関わる技術者、事業開発、製品マーケティング、および経営管理を目指す人々のほか、製品イノベーションに興味を持つ人などを対象にします。各講義の中で ショートケースや演習を取り入れています。受講者自らによって、発見する体験(アハー体験)をしていただき、セレンディピティの一端に触れる機会を設けたいと思っています。
Innovation is not only an organization’s fundamental force for its growth but also a personal ability to produce higher values. This course is intended for participants to understand the concept of innovation and learn processes, techniques and their effective usage with understanding of some aspects of creative cognition research. Then discuss about management to enforce organizational creativity and innovation ability. Topics covered are: (1) understanding creative thinking processes, (2) utilization of creative techniques, (3) common factors of innovative organizations, (4) effective management to enforce organizations to be creative and innovative. The intended participants are engineers and designers to plan or develop products and also those who are working in business development, product marketing, and management. The participants themselves will get “Aha” experiences to inspire ideas in the classroom.
到達目標 / Achievement Goal
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication
LG6 Innovative Leadership (MBA)
LG4 Effective Communication
LG6 Innovative Leadership (MBA)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
収束的思考と拡散的思考に関する知識
デザイン思考を実践することができるスキル
イノベーティブな組織作りに関する知識
デザイン思考を実践することができるスキル
イノベーティブな組織作りに関する知識
Knowledge on convergent thinking and divergent thinking
Skills to practice design thinking
Knowledge to make organization innovative
Skills to practice design thinking
Knowledge to make organization innovative
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
---|---|---|
インプット型 Traditional | 20 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 40 % |
フィールドメソッド Field Method | 40 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
授業中、発言や成果について、適時評価をフィードバックします。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
Day1:イ ノベーションと創造性 ◇イントロダクションイノベーションとは何か?
イノベーションのフレームワーク
イノベーションのプロセス
クリエイティブシンキング
●使用するケース
「米国の家具業界1986」、講師作成「IDEOの製品開発」、HBP
「M市の給食サービス」、講師作成
第2日(Day2)
Day2:デザイン・シンキング共感(インタビュー)
共感(行動観察)
プロトタイピング
中間課題の提示(中間レポートおよびDay3で行うデザインプロジェクトのテーマ)
●使用するケース
「IDEO:人間中心のサービスデザイン」、HBP「IDEO Human-Centered Service Design(映像教材、事前配布されるアサインメント上のURLリンクに沿って動画を再生)」、HBP
第3日(Day3)
Day3:デザイン・プロジェクトチームになって、デザインプロジェクトを実践する。
●使用するケース
講師作成(内容はDay2に提示)第4日(Day4)
Day4:創造性を受け入れる。創造的な組織マネジメント創造的な組織
イノベーションを受け入れる
創造的な組織への転換
●使用するケース
「小林製薬(イノベーションを生み出す組織と戦略)」「フェーズ・ゼロ: IDEO による新サービス導入」、HBP
「ルイザ・レボレドの挑戦」
成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 0 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 50 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 50 % |
予習レポート Preparation Report | 25 % |
小テスト Quizzes / Tests | 0 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 0 % |
期末試験 Final Exam | 0 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 25 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
特になし教科書 Textbook
- 「「参考文献欄にある、必読文献を教科書に準じる文献とします。」」 (2015)
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
■必読 参考文献:
スタンフォード・デザイン・ガイド デザイン思考 5 つのステップ
デザイン思考のポケットガイド
■推薦 参考文献
発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代(三笠書房 ISBN-13: 978-4837956662)
アイデア・イ ノベーション(日本経済新聞出版社 ISBN978-4-532-31846-8 c0034)
アイデア・ハンター(日本経済新聞出版社 ISBN978-4-532-31822-2 C0034)
スウェーデン式 アイデア・ブック (フレドリック・ヘレーン著)
実行力不全 なぜ知識を行動に活かせないのか (ランダムハウス講談社 ISBN-13: 978-4270000991)
スタンフォード・デザイン・ガイド デザイン思考 5 つのステップ
デザイン思考のポケットガイド
■推薦 参考文献
発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代(三笠書房 ISBN-13: 978-4837956662)
アイデア・イ ノベーション(日本経済新聞出版社 ISBN978-4-532-31846-8 c0034)
アイデア・ハンター(日本経済新聞出版社 ISBN978-4-532-31822-2 C0034)
スウェーデン式 アイデア・ブック (フレドリック・ヘレーン著)
実行力不全 なぜ知識を行動に活かせないのか (ランダムハウス講談社 ISBN-13: 978-4270000991)
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
課題や指示が曖昧であるとのコメントが寄せられることがありますが、曖昧さへの耐性は創造的思考力の重要な要素です。課題を遂行することにおいても、out-of-the-box… クリエイティブシンキングの一旦を発揮してください。
担当教員のプロフィール About the Instructor
●主な職歴
1993 ~ 2006 日本インテグラート(株)
2006 ~ 2010 インテグラート(株)
2009 ~ サイボウズ(株)
2010 ~ インテグラート・リサーチ(株)
2012 ~ 名古屋商科大学経営学部、大学院マネジメント研究科 教授
●学位と取得大学
博士(学術)早稲田大学
●研究分野
意思決定、イノベーション、アントレプレナーシップ
●主な論文
1 博士論文:「財務モデルの視覚的・対 話的な操作の意思決定への効果」
2 「 財務モデルの動的かつ対話型表現を用いた意思決定支援システムの研究」
3 Design and implementation of visual interactive financial model manipulation and its empirical test effect on the quality of decision making
4 学会発表「 財務モデルの動的かつ対話型表現を用いた意思決定支援システムの研究」
5 学会発表“Visual Interactive Financial Model Manipulation and its Effects in Improving Decision Quality”
●主な著書
1「儲けの戦略」第6章( 95貢)~ 第10章(218貢)
2「 リアルオプションと経営戦略」日 本リアルオプション学会編第10章(225貢~252貢)
3 研究開発テーマの評価法~公平で透明性ある評価の仕組みづくりと運用ノウハウ~ 第7節( 241頁~252頁)
1993 ~ 2006 日本インテグラート(株)
2006 ~ 2010 インテグラート(株)
2009 ~ サイボウズ(株)
2010 ~ インテグラート・リサーチ(株)
2012 ~ 名古屋商科大学経営学部、大学院マネジメント研究科 教授
●学位と取得大学
博士(学術)早稲田大学
●研究分野
意思決定、イノベーション、アントレプレナーシップ
●主な論文
1 博士論文:「財務モデルの視覚的・対 話的な操作の意思決定への効果」
2 「 財務モデルの動的かつ対話型表現を用いた意思決定支援システムの研究」
3 Design and implementation of visual interactive financial model manipulation and its empirical test effect on the quality of decision making
4 学会発表「 財務モデルの動的かつ対話型表現を用いた意思決定支援システムの研究」
5 学会発表“Visual Interactive Financial Model Manipulation and its Effects in Improving Decision Quality”
●主な著書
1「儲けの戦略」第6章( 95貢)~ 第10章(218貢)
2「 リアルオプションと経営戦略」日 本リアルオプション学会編第10章(225貢~252貢)
3 研究開発テーマの評価法~公平で透明性ある評価の仕組みづくりと運用ノウハウ~ 第7節( 241頁~252頁)
Refereed Articles
- (2019) Effectiveness of non-expert idea creation activities for product development. Development Engineering 39(1):
- (2017) How can business schools teach innovation?. Development Engineering 37(1):
- (2010) A Design and Empirical Test of a Decision Support System with Dynamic and Interactive Representation of Financial Models. Real options and Strategy
Refereed Proceedings
- (2023). Management Theory and Practice for Decision Making in the Diagnostic Process. 26th annual meeting of Japan society of hospital general medicine. Web Proceeding site. .Japan society of hospital general medicine.. 3. 2. LightCube Utsunomiya