セミナー計画書 / SEMINAR Planning Document

授業名 Course Title セミナー計画書 2022
担当教員 Faculty 矢部 謙太郎 (Kentaro Yabe)
コード Code SEM010_N21P

教員プロフィール 
Profile

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・所属学部名:経営学部
・セミナーテーマ:私たちはいかにして他者からの承認を得るのか
・氏名:矢部 謙太郎
・学位・称号:修士(文学)
・学歴:慶應義塾大学文学部人間関係学科卒業
    早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学
・研究分野:社会学(消費社会論、コミュニケーション)
      U理論、およびU理論に基づいた関係コンディショニングワーク

セミナーの登録条件 
Enrollment Requirements for your SEMINAR

私の専門は社会学です。
どんな現象も、人間関係やコミュニケーションと関連する限り、社会学の分析対象になります。
しかし、社会学の予備知識は特に要求しません。

それよりも、何に対してであれ、 どんな些細なことであれ、
自分の抱えている疑問や不満、違和感に決してフタをしない

「素直さ」
「しつこさ」
「知的探求心」

をもつ学生が登録してくれることを希望します。

セミナーの基本方針、目的、研究内容 
Policy, Objectives, and Research Content of your SEMINAR

1)セミナーの基本方針
変化の著しい社会環境に生きている私たち現代人にとって、
「今日の常識は明日の非常識」かもしれません。

そんな私たちに求められているのは、「暗黙の前提」を明示化し、
自分と異なる意見や価値観をもつ人々に、自分の意見や価値観を
論理的にわかりやすく説明する技能を獲得することです。

そのために、本セミナーでは社会学(とりわけコミュニケーション関連)
の文献を読み解き、それを「前提」(理論枠組)として具体的な現象を
段階的に説明していく訓練を徹底的におこないます。

2)セミナーの目的
本セミナーの目的は、自分の考えを論理的にわかりやすく説明する技能を
習得することです。説明する技能を習得することで、
 「読む」(本の内容を自らに説明する)
 「書く」(自分の考えを文章に記して説明する)
 「話す」(自らの意見を口頭で説明する)
のみっつの能力を総合的に養っていきます。

3)セミナーの研究内容
研究内容としては2年前期に「読む」練習として以下の文献を読み、その内容を前提(理論枠組)にしてどのような具体的現象が説明されうるかをグループごと、あるいは全員で討論します。

石川准『人はなぜ認められたいのかーアイデンティティ依存の社会学』旬報社、1999

その後の活動内容については、以下のセミナー実施計画を参照してください。

セミナーの実施計画 
Implementation Plan of your SEMINAR

2年次:文献講読、論文構想の発表、ディベート、ビブリオバトル
3年次:自分の強みを見つけるワーク、自分史の作成、4年生を囲む就活座談会、
    就活に向けた模擬面接とグループディスカッション、論文の発表
4年次:卒業論文の作成

以上はあくまで目安です。
セミナー生の要望や状況に鑑みて、随時、活動内容を変更、新たに企画します。
やりたいことがあれば提案してください。

セミナーの研究活動、セミナー論文・卒業論文発表会のテーマ内容 
Research activities, Theme of both SEMINAR progress report presentation and Graduation report presentation

2年次のセミナー論文、3年次の卒業予備論文、4年次の卒業論文のテーマは、
各自の問題関心にしたがって自由に設定してください。

各年次を通じて同じテーマであることが望ましいですが、年次ごとにテーマを
変更しても構いません。

ただし、どんなテーマを扱う場合であれ、前提となる理論枠組をはっきり提示
することが必須条件です。理論枠組は、セミナーで講読する文献から抽出して
もらってもいいですし、個人で読んだ本から抽出してもらっても、自作のもの
でも構いません。

ちなみに、過去の論文テーマの例は以下のとおりです。

「人間に個性は必要か:演技により繰り広げられている日常生活」
「『たまる』とは何か」
「村上春樹とロック」
「1980年代から90年代の時代変容:岡村靖幸の詩から読み解く」
「HIP HOPの魅力とは」
「『萌え』とは何か」
「ファッション業界における流行の原点とは」
「外国人移民と共存できるのか:静岡県浜松市の日系ブラジル人を中心に」
「変わりゆく『食』の認識」
「剣道の国際的普及の現状」
「人は何故つぶやくのか:交流分析からひもとくTwitter」
「なぜ片付けられないのか」
「カフェの居心地の良さとは」
「なぜ人はネガティヴ思考に陥るのか」
「スポーツにおけるルーティンとは何か」
「自動車の未来:EV化 自動運転化 クルマに何を求める」 など

進路状況 
Current Career Informaion

卒業生(1期~11期生:2011年卒~2021年卒)の主な進路は以下のとおりです。

製造、保険、証券、銀行、商社、不動産、情報通信、マスコミ
宿泊、飲食サービス、卸売・小売、アパレル、福祉、教育、
公務員(警視庁、愛知県警、福井県警、袋井市役所、防衛省自衛隊愛知地方協力本部)、
団体職員(豊田信用金庫、浜松信用金庫、全国共済農業協同組合連合会愛知県本部、ぎふ農業協同組合、福井市農業協同組合)、
起業、事業承継、高校教員、専業主婦、海外留学など

それなりに卒業生が増えてきたので、希望者には、興味のある業界に就職した先輩をその都度紹介してきました。
卒業生に協力してもらい、セミナー時間内にzoomを通じてオンラインOB/OG訪問を実施したこともあります。

セミナーの年中行事 
Annual Events

特に定期開催を決めている行事はありませんし、参加強制もありません。

そのときどきのセミナー生の発案、計画によって、これまで以下の行事が
セミナー時間内あるいは時間外に実施されました。
(毎年、以下の行事すべてをおこなうわけではありません)

食事会、飲み会、菓子パーティ、人狼大会、バーベキュー(@香嵐渓、愛知牧場、BBQを許可してくれる公園)、
映画鑑賞、旅行、ボーリング大会(@星ヶ丘ボウル、東名ボウル、Round1)
体育館でスポーツ大会、誕生月祝い、映像制作とその上映、国際交流センターでの鍋合宿、
上級生と下級生のディベート対決、 上級生と下級生の交流食事会(時に卒業生も参加)、
4年生内定取得者による就活相談会、 卒業生OB/OG訪問、ハロウィン・パーティ、
クリスマス・プレゼント交換、三ヶ峯祭模擬店参加、サプライズ企画など

ときどき教員も誘われたり巻き込まれたり協力したり参加しなかったり驚いたりしました。
やりたい行事や企画があれば提案してください。

セミナー紹介用URL 
Seminar Introduction URL


面談可能日 
Availability for Meetings

面談可能な時間帯は以下のとおりです(面談時間は30分以内)。
面談形式(対面かzoomか)は、曜日あるいは日によって異なります。
(ただし希望があれば対面の日であってもzoom対応します。逆は不可)

【Term3】(~10/29)
10/25月曜(対面) 10:30-13:30, 16:00-18:00
10/26火曜(zoom)10:30-18:00
10/28木曜(zoom)15:00-18:00
10/29金曜(対面)10:30-13:30

【Term3定期試験期間】(11/2~11/6)
11/1月曜 (対面) 10:30-18:00
11/2火曜 (zoom)10:30-18:00
11/3水曜 (対面)10:30-18:00
11/5金曜 (対面)10:30-13:00, 15:30-18:00

【Term4】(11/8~11/19正午)
月曜 (対面)10:30-13:30, 16:00-18:00
火曜 (zoom)10:30-18:00
木曜 (対面)13:30-18:00
金曜 (対面)10:30-18:00

※面談希望者は、事前にメールで希望日時をご連絡いただくか(yabe@nucba.ac.jp宛)、
 Zoomセミナー展(10/25月曜、10/29金曜の15:40-19:00)で矢部セミナーのブースにいるセミナー生に申し出てください。
※Zoom面談の場合:URLは以下のとおり。
https://nucba-ac-jp.zoom.us/j/5840053265?pwd=Wlhpall0WTVGTEcxK0dKYmdJMTdHZz09
※対面面談の場合:研究室でおこないます。研究室はアクティブ・ラーニング・センター3階の
 8308(ドアに☆のマグネット)です。

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