セミナー計画書 / SEMINAR Planning Document

授業名 Course Title セミナー計画書 2022
担当教員 Faculty 山分 俊幸 (Toshiyuki Yamawake)
コード Code SEM008_N21P

教員プロフィール 
Profile

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セミナーテーマ:証券投資とその戦略‐デイトレードからM&Aまで
氏名: 山分 俊幸
学位: 博士(経済学)
学歴:
・京都大学経済学部卒業。
・京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。
・京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。
・修了と同時に、博士(経済学)。
・現在、名古屋商科大学経済学部准教授。
研究分野: 金融工学。
趣味: 読書、パソコン

セミナーの登録条件 
Enrollment Requirements for your SEMINAR

・できるだけ遅刻しない
・できるだけ欠席しない
・やむをえず遅刻欠席する場合には事前に連絡する
以上の3つを守れる学生。
なお面談した学生(セミナー展への参加でも面談したことになります)を優先します。

セミナーの基本方針、目的、研究内容 
Policy, Objectives, and Research Content of your SEMINAR

1)基本方針:「まず必要な知識を習得し、そして自分の頭で考え行動する」

(2)目的:「証券投資を体感して己を知る、そして現代社会の仕組みを知る」

(3)研究内容:「証券投資とその戦略‐デイトレードからM&Aまで」

 証券投資やファイナンスに関して(ただ単に内容を学ぶだけではなく)戦略的な視点から研究を行うことが当セミナーのねらいです。証券投資としては、最も身近なところでは個人投資家が行う株式のネット取引が挙げられます。また大きなものとしては、楽天によるTBSに対するM&Aのように、企業の買収も挙げられます。個人投資家は、より安全に多くもうけるために投資戦略を考え、企業は、より効率よくM&Aを行うために戦略を考えます。これらは、一見異なるように見えるかもしれません。ところが、実際には共通のセオリーが根底にあるように思われます。
 当セミナーでは最初に、個人投資家が行っているのと同じような投資の模擬を行うことによって「証券市場とはいったい何か」を考えていくことからスタートします。ここでは、「株式投資で1円でも稼ぐためには一体何をしたら良いのか」を徹底的に追求してみましょう。また新しい金融技術や欧米のお金に対する感覚について、そのイメージを知っておくことも必要です。こうした勉強を通じて身に付けた知識、感性をもとにして、企業の投資戦略について考えていきます。「外資のファンドは、なぜ日本の企業を買収先としてねらうのか」、「M&Aによる巨額の買収資金はどのように調達するのか」こうしたことについてグループワークを行った後、個人研究を開始していきます。最終的には、「証券投資を通じて現代社会を理解すること」が当セミナーの目標です。
 志ある方は是非参加してください。

セミナーの実施計画 
Implementation Plan of your SEMINAR

上記目的や研究内容を達成するために、本セミナーでは次の3本柱をセミナー1からセミナー6まで、各期1/3(4〜5週)ずつ行っていきます。
• 証券投資やファイナンスの知識習得
• 投資シミュレーション
• 研究発表と論文作成
また、進路指導も大事な柱として2年生から段階的に進めていきます。

〈証券投資やファイナンスの知識習得〉
2年生前期では、まず株式投資シミュレーション始めるために最低限必要な証券投資の知識を学びます。2年生後期では、さらに証券投資をかしこく行うための知識を学びます。3年生以降では、実践的な知識(企業の投資行動、M&A、最新の金融技術)をより詳しく解説していきます。なお、教科書は用いず、教員が毎回レジュメを配る予定です。

〈投資シミュレーション〉
実際に用いられているシステムとほぼ同じものを使って、証券投資の練習をします。具体的には、パソコンを使い全員が1つの仮想市場で投資することでセミナー生同士で結果を競い合います。そして半期ごとに通算結果を出し、それをセミナーの成績に反映させるだけでなく、セミナー幹事の決定などにも使います。セミナー幹事やセミナー展の手伝いなどが決まる各期の投資シミュレーション最終回は非常に盛り上がります。

〈研究発表と論文作成〉 
セミナー生各自が、興味のあるテーマを見付けて、それを深く研究していきます。半期に1回、研究の途中経過をセミナーで発表してもらいます(2年前期は発表の代わりに1対1の自己紹介)。また、2年生ではレポート、3年生では論文作成の方法について学びます。

〈進路指導〉
2年生では映像を通じて様々な仕事を知ってもらい、3 年生ではグループワークとして業界研究発表をしてもらいます。また3年生では個別に進路面談をして、希望する業界を絞ってもらいます。そして4年生では1週間の就職活動状況を毎週個別に聞きアドバイスします。

セミナーの研究活動、セミナー論文・卒業論文発表会のテーマ内容 
Research activities, Theme of both SEMINAR progress report presentation and Graduation report presentation

テーマは、教員がアドバイスできそうな範囲(金融、経営、経済など)であれば何でもいいです。
例えば、自分の投資手法を編み出すことや、企業の経営戦略を比較することなどをテーマにしているセミナー生がいます。

進路状況 
Current Career Informaion

ファイナンスのセミナーですが、卒業生は金融機関だけでなく幅広い分野の企業に就職しています。
例:名古屋銀行、三重銀行、十三銀行、北陸銀行、瀬戸信金、東濃信金、東春信金、豊川信金
  野村證券、SMBC日興証券、東海東京証券、岡三証券、イオンフィナンシャルグループ、アフラック
  名古屋リース,農協、トヨタホーム、セキスイハイム、コカコーラセントラル、江守商事、トランコム
  ユナイテッドアローズ、青山商事、NTTデータ東海、キャタピラー九州、トヨタカローラ
  ヨコハマタイヤ、佐川急便、警察官、消防士

セミナーの年中行事 
Annual Events

セミナーは一生つきあえる仲間を作る場所です。楽しそうな提案はすべて実行していきます。

コロナの影響で今年度は全く行えていませんが、昨年度までの行事は以下の通りです。

2年前期は、セミナー合宿を開催します。
セミナー合宿では、投資について学びながらコミュニケーション能力も高められるゲームを行います。
上位には簡単な賞品を用意するだけでなく、最下位は2年生セミナー幹事を任されるという名誉が
待っているため、みんな白熱して競い合います。
また、セミナー生同士が親睦を深められるアクティビティを用意しています。
合宿で新たな友人関係ができる場合が多く、合宿後は急にセミナーでのさわがしさが増します。

3年前期は、全員で飲み会を開催します。
お酒が入ると、みんなのコミュニケーションもより円滑になるためか
セミナー全体の一体感が強まります。

3年後期以降の飲み会などのイベントについては、セミナー幹事が中心に企画し、
有志が参加します。

4年後期には謝恩会が行われます。
卒業前の最後にみんなでお酒を酌み交わし、ホテルのおいしい料理を食べながら、
3年間のセミナーでの思い出を語り合います。

セミナー紹介用URL 
Seminar Introduction URL


面談可能日 
Availability for Meetings

面談はzoomでも直接会ってもどちらでも大丈夫です。また、複数人での面談でも大丈夫です。
セミナー展への参加でも面談したことになります。

(時間)下記時間帯の中で、メールで予約してください。yamawake@nucba.ac.jp
    第3希望日程ぐらいまで書いてもらえると決まりやすいです。
    zoomでの面談希望か直接会っての面談希望かを明記してください。
    複数人での面談希望では他の参加者の名前も書いてください。
    面談時間は20分程度です。
    また、下記時間帯に都合のつかない人は、メールしてください。相談に応じます。
    なお面談は、先着者を優先します。

    <1次登録、2次登録>
    月曜日 12:00-14:00
        15:00-16:30
    火曜日 予定の空きはありません
    水曜日 18:00-19:30
    木曜日 12:00-13:00
        18:00-19:30
    金曜日 12:00-14:00
        15:00-16:30
    10月25日(月)セミナー展 15:40-19:00
    10月29日(金)セミナー展 15:40-19:00

(zoomアドレス)
    https://nucba-ac-jp.zoom.us/j/95752203193?pwd=MFpxYXZnZy9FMXk2czhJLzJUang5Zz09

    ミーティングID: 957 5220 3193
    パスコード: 323967

(直接会う場合の場所)
    管理棟2427 山分研究室
    セブンイレブンのある建物4階の食堂に近い側の階段そばにあります。
    ネームプレートで確認してください。

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