セミナー計画書 / SEMINAR Planning Document

授業名 Course Title セミナー計画書 2022
担当教員 Faculty 北村 貴 (Takashi Kitamura)
コード Code SEM001_N21P

教員プロフィール 
Profile

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氏名:北村 貴(Takashi KITAMURA, Ph.D.)

学位:博士(公共経営)早稲田大学

所属:経済学部

研究分野:憲法学と政治学の中間
 → 比較憲法政策、比較憲法制度、オーストリア研究 (カンガルーがいないほうです)、スイス研究

セミナーテーマ:「政策による問題解決 ー理想と現実とのギャップを埋めるためには」

セミナーの登録条件 
Enrollment Requirements for your SEMINAR

*公務員コース所属希望者に限定はしていません。公務員志望者以外も歓迎しますよー。

【登録必須条件】
第1希望、第2希望、第3希望いずれの場合も、必ずアポイントをとって個別面談を受けてください。これが大前提です。

大学教員に変人が多いことは1年生の皆さんもそろそろ気付いているとは思います。このセミナーの担当教員(北村)は控えめに言ってクレイジーです。どういう人間かを知ってもらうためにも、面談は必須とさせてください。面談なしでもシステム上登録できますが、その後のことは保証できません。

以下は条件というより、向き/不向きです。

以下に該当する人は割と向いていると思います。
(1) 大学受験の失敗に対してリベンジかましたい人
(2) メリハリをつけて、名商大という環境の中で最大限大学生活を充実させたい人
(3) 社会で通用する「大人としての最低限の素養」を身に着けたい人
(4) 公務員コースに所属したい人

逆に、以下に該当する人は確実に向いていません。
(1)不完全履修が多い人
(2)叱られるのが嫌な人/無理な人
(3)セミナーは適当にやって単位だけほしい人

公務員コースに関しては、下記を参照してください。
https://www.nucba.ac.jp/economics/public_officer.html

なお、公立高校の教員も広義の「公務員」ですが、試験体系が全く異なるため、公務員コースの対象外です。

セミナーの基本方針、目的、研究内容 
Policy, Objectives, and Research Content of your SEMINAR

【セミナーの基本方針】
「全力で学び、全力で遊ぶ」

勉強しかしない大学生活なんて、退屈の極みです。4年間勉強だけしてきた人間はロクな大人にはなりません。きちんと遊んでください。

他方で、勉強を一切しない大学生活にも意味はありません。やはり、ロクな大人にはなりません。きちんと勉強もしてください。

というわけで、北村セミナーでは、メリハリをつけます。
勉強をするときは全力で勉強し、遊ぶときは全力で遊びます。

【セミナーの目的】
学生生が「大人として成長して、卒業後も面白おかしく人生を送れるための力を身に着ける」ことが最終的な目的です。具体的に、以下の4点を目指します。
 
(1)各個人が早めに卒業論文を完成させる(3年後期終了時)
   → やっぱり卒論は大事だよね。

(2)民間であれ、公務員であれ、目指す進路を実現するための力を身に着ける
   → 目標を叶えるためには「努力」が必要です。その努力の方向性を示すのが僕の仕事です。

(3)セミナー生同士が良好な人間関係を構築する
   → 楽しいほうが良いに決まってます。セミナー生同士が男女関係なく仲良くやってます。

(4)メールの書き方など基本的なマナーを身に着ける
   → 学生のうちに身に着けておかないと社会でやっていけません。

【研究内容】
研究内容は自由です。興味のないことを研究することほど苦痛なものはありません。したがって、各自が興味のある分野で卒論を書いてくれています。

セミナーの実施計画 
Implementation Plan of your SEMINAR

3年間のおおまかな流れは以下のとおりです。

セミナー1(2年生前期):論文執筆の基礎を取得&卒論のテーマ決め
セミナー2(2年生後期):現状分析(その問題は、どういう問題か?)
セミナー3(3年生前期):原因分析(どうしてその問題が発生しているか?)
セミナー4(3年生後期):解決策の提案(どうすれば、その問題を解決できるか?)←ここで卒論の第1稿完成!
セミナー5(4年生前期):卒論のブラッシュアップ
セミナー6(4年生後期):卒論のブラッシュアップ

北村セミナーの特徴は、卒論に早めに取り掛かる点にあります。
具体的には、3年生の終わりには卒業論文(25000字)の第1稿を完成させます。
そうすることで、4年生になったときに、自分の進路活動に集中できます。
毎年、3年の1月時点で卒論完成させています。
就職活動の際にも「卒論の研究について面接で話せてよかった!」という声をききます。

セミナーテーマは「政策による問題解決:理想と現実とのギャップを埋めよう」です。
難しく考える必要はなく、「~~~という問題を解決するためにはどうすればよいか?」という枠内で各自が興味のある卒論のテーマを設定しています。

毎回、数名のセミナー生が報告し、それに対して他のセミナー生がコメントするという形式でセミナーを進めていきます。

25000字という卒論を短期間で書くとなれば、相当難易度が高いです。
ですので、早いうちから、少しずつ卒論を書いていきます。
そうすることで、無理のないペースで、きちんとした卒業論文を書くことができます。


【公務員コース希望の学生向け】
週2回、セミナーとは別の時間に公務員試験対策講座を開催しています。
仲間と切磋琢磨できる環境は、公務員を目指す上でかなりのメリットになるでしょう。
年々、合格率は上がってきています。

セミナーの研究活動、セミナー論文・卒業論文発表会のテーマ内容 
Research activities, Theme of both SEMINAR progress report presentation and Graduation report presentation

現在の2, 3, 4年生のテーマです。色々ですね。何でもいいよ、ホントに。

・「高校野球の部員数を増加させるにはどうすれば良いか」
・「JAF四輪モータースポーツ競技人口を増やすにはどうすれば良いか」
・「一人暮らしの高齢者の世帯を減らすためにはどうすれば良いか」
・「中日ドラゴンズのホームゲーム観客動員数を増やすにはどうすれば良いか」
・「日本の合計特殊出生率を上げるためにはどうすれば良いか」
・「若者の自殺者数を減らすにはどうすれば良いか」
・「扶桑町の財政状況を改善するためにはどうすれば良いか」
・「日本での食品ロスを減らすにはどうすればよいか」
・「JR関西本線の利用客数を増やすにはどうすれば良いか」
・「高齢者の介護職員を増やすにはどうすれば良いか」
・「高齢者の死亡事故を減らすにはどうすれば良いか」
・「日本の女性公安職員を増やすにはどうしたらよいか」
・「日本の映画館の観客動員数を増やすにはどうすれば良いか」
・「愛知県の観光客を増やすにはどうすれば良いか」
・「日産自動車の販売台数をトヨタ自動車より上にするためにはどうすればよいか」
・「名古屋市の魅力をより高くするのはどうすれば良いか」
・「学校外教育の格差を無くすにはどうすれば良いか」
・「ゆるキャラで地域活性化を進めるにはどうすれば良いか?」
・「NPBの年俸の対前年増加率をJリーグよりも高めるためにはどうすればよいか」
・「学校のいじめを減らすためにどうすれば良いか?」
・「国内のマイナースポーツを普及させるにはどうすればよいか」
・「日本の少子高齢化問題を解決するためにはどうすれば良いか」
・「豊田市のスポーツによる経済効果を上げるにはどうすれば良いか?」
・「ゲームによる悪影響を生じさせないためにはどうすればよいか」
・「日本のアウトドア企業がより発展するためにはどうすればよいか」
・「日本においてバイクの交通事故死を減らすにはどのようにすれば良いか?」
・「養老鉄道の赤字を減らすにはどうすれば良いか」
・「島田市の医療環境を改善するためにはどうすればよいか?」
・「岐阜県の過疎地域の人口減少を食い止めるためにはどうすれば良いか」
・「犬の殺処分ゼロの社会にするためにはどうすれば良いか?」
・「外来種の数を減らすためにはどうすれば良いか?」
・「愛知県の犯罪件数を減らすためにはどうすれば良いか」
・「鬱病の発症者を減らすためにはどうすれば良いか?」
・「海洋プラスチックを減らすためにはどうすれば良いか?」
・「防衛省の男女共同参画を進めるにはどうすれば良いか」
・「日本の食料自給率を上げるにはどうすれば良いか?」
・「若年層の金融リテラシーを向上させるためにはどうすれば良いか?」
・「介護労働者の負担を減らすためにはどうすれば良いのか」
・「加賀地域の観光客数を増やすためにはどうすれば良いか?」
・「訪問看護の人材不足をなくすためにはどうすれば良いのか」
・「特別養子縁組制度の普及させるためにはどうすればよいか?」
・「生活保護の不正受給を無くすためにはどうすれば良いか?」
・「煽り運転をなくすためにはどうすれば良いか?」
・「愛知県の火災件数を減らすにはどうすれば良いか?」
・「児童虐待を減らすためにはどうすれば良いか?」
・「日本の選挙投票率を上げるためにはどうすれば良いか?」
・「若年層の献血率を増やすためにはどうすれば良いか?」
・「ニートの割合を減らすためにはどうすれば良いか?」
・「少年犯罪を減らすためにはどうすれば良いか?」

進路状況 
Current Career Informaion

【過去の卒業生の進路】
・公務員(市役所/警察)、銀行、信用金庫、自動車、建設、不動産、商社、流通、情報通信など。

来年4月に発足する公務員コースとの関係で、名商大の中では最も公務員を目指すのに適しているセミナーであることは確実です。

他方で、公務員志望者だけでなく、民間企業の志望者もいます(割合は年によってまちまち)。

公務員、民間を問わずに、皆さん一人ひとりの進路を実現するために全力でサポートします。

セミナーの年中行事 
Annual Events

「セミナーは、勉強だけでなく人間関係形成の場でもある」というのが担当教員の考え方です。
したがって、他セミナーよりもイベントは多いです。特に、学年を越えての交流は他のセミナーよりも多いと思います。ただ、昨年、今年はコロナでかなり制限があまりイベントできていませんが、例年は色々イベントやっています。

日常のささやかな食事会から、学園祭の模擬店、夏合宿、ヨーロッパへの卒業旅行まで色々ですね。

セミナー紹介用URL 
Seminar Introduction URL


面談可能日 
Availability for Meetings

【セミナー展】
10月25日/10月29日ともにいます。
よって、セミナー展の時間は個別面談不可です。
セミナー展では、簡単な説明をします。興味持ったという人は個別面談の申し込みをしてください。
繰り返しますが、個別面談をセミナー登録の必要条件とさせてもらっています。

登録自体は面談前でも構いませんが、必ず期間内に面談を受けるようにしてください。

【面談可能日時】
月曜:14:00~19:00まで(zoom)
火曜:9:00~13:00まで(対面、zoomどちらでも可)
水曜:15:30~19:00まで(ただし10/27, 11/17は不可)
木曜:9:00~19:00まで(対面、zoomどちらでも可)
金曜:14:00~19:00まで(zoom)
土曜、日曜:応相談

面談時間は約15分です。
希望者は事前に、tkitamura@nucba.ac.jpに「大学のメールアドレス」からメールを送ってアポイントメントをとってください。
できるだけ、複数の候補日及び時間を挙げてもらえれば調整しやすいです。
火曜、木曜の場合には対面とオンライン、どちらを希望するかを明記してください。
(日程を挙げずに面談希望の旨だけのメールは基本的にスルーさせてもらってます。)
友人同士で一緒に面談を受けたいというのもOKです。
その場合、参加者全員の学籍番号と名前を代表者1名が送ってください。

ちなみに、昨年は70人以上面談しました。
後になればなるほどスケジュール調整が難しくなるので、希望者は早めにアポをとることをお勧めします。

対面の面談場所は、北村研究室(アクティブラーニングセンター3階の8315研究室)です。
zoomで面談を行う場合のURLは下記のとおりです。
https://nucba-ac-jp.zoom.us/j/2491926600

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